明日ロト7が私を救う の商品レビュー

宮田珠己(著者)

2024/09/03

コロナが流行って旅行に行けなくなった旅行ライターって大変。
当たりもしないロト７だけでこれだけのボリューム書けるのスゴイ。
タマキングの文、読みやすくて好き。

2024/03/01

びっくりするほどの脱力系エッセイ。久しぶりにこんなくだらないエッセイを読んだ(褒めてます)。テキトーなようだがかなりの分析を重ねていて、でも神頼み的な、スピリチュアル(？)的な場面もあり、帯にある通り、宮田さん目を覚まして！と終始思わせる内容でした。

2024/01/23

宮田珠己、久しぶり（30年ぶりくらい）に読んだら、結婚して、大学受験の子どもまでいて、びっくり。でも人生への向き合い方が、まったく変わっていなかった（笑）

2023/10/19

ロト7にまつわったりまつわらなかったりするくだらない話が、くすりとさせられるタマキング独特の文体で繰り広げられる。なんだか昔のいい具合のテキトーさが復活していて楽しく読めた。

2023/10/06

ウミウシのウ、と言う本が面白くて一時期ハマった作家さん。ロト7をせっせと買い続け、攻略法を考案し、、と言うエッセイ。相変わらない脱力系の文章がストレスを解消してくれる。

2023/07/20

現時点で未読。
書店員はいろいろな本のFAXに目を通す。
複合機から吐き出されたFAXを文芸書なら文芸担当者の、コミックならコミック担当者のボックスに放り込んでいくのだ。
自分宛以外のFAXは機械的にポンポンと振り分けていくのだが、今回は違った。
「そろそろ読者も私のことを阿呆だと思いはじめているあろう。その通り。阿呆なのである。だがいかに阿呆と言われようとも当たってしまえば人生の安泰が約束されるのだ。」
という文章が目に留まった。
二つ思った。「そうかも知れん」そして「阿呆と思われ
る位ロト7買ってはる」

きっとこの本には、笑えるくらいに緩い信念に燃え上がるような狂気と強烈な覚悟を、のん気な文体で澄まして書いてあるに違いない。
あるTV番組である会社の社長が言った。
「面白いより面白そう」
この本はとても面白そうだ！！
文芸担当者に「この本仕掛けましょう！！」と声をかけた。