喋り屋いちろう の商品レビュー
実況と実況を結ぶ物語、作者も世界も初の実況文学との惹句は言い得て妙であり、いかに実況することが作者≒主人公のいちろうにとって大切であって、それが己の全てであり唯一の武器のようにすがってそれで人生が変わって進んでいくんだということが作品中の展開と共に軽快だがしっかりと伝わってくる。...
実況と実況を結ぶ物語、作者も世界も初の実況文学との惹句は言い得て妙であり、いかに実況することが作者≒主人公のいちろうにとって大切であって、それが己の全てであり唯一の武器のようにすがってそれで人生が変わって進んでいくんだということが作品中の展開と共に軽快だがしっかりと伝わってくる。作者を知る読者であればあの声と速射砲の如き勢いで放たれる実況が脳内で再生されその臨場感はものすごい。 ただし内容はエピソードの羅列でそれを実況が繋げているので何とか小説としての体裁は保たれているが、文学的要素に富んだ小説とは呼べずタレントの連載ブログをまとめたもののようでしかない。 作者の新人アナウンサー時代からプロレス実況で頭角を現すも、悩みもがき苦しみながら色々な人に支えてもらって独立していく、ある種青春時代の代えがたい想い出を虚実ないまぜの小説として物し、永遠のものとして残したかったのではないか。
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最初のプロレス中継の文章には引いた ただ思いがけず、筆者が吃りがあること あんなに饒舌なのに驚き プロレス中継から売れて独立するまでの 人脈、アントニオ猪木との交流など 途中から面白く笑っている自分に気がついた もっと驚いたのは彼が1954年生まれ ほぼ同時期を生きてきたんだ だ...
最初のプロレス中継の文章には引いた ただ思いがけず、筆者が吃りがあること あんなに饒舌なのに驚き プロレス中継から売れて独立するまでの 人脈、アントニオ猪木との交流など 途中から面白く笑っている自分に気がついた もっと驚いたのは彼が1954年生まれ ほぼ同時期を生きてきたんだ だからストーリーが分かりやすかったのか?
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