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領怪神犯(2) の商品レビュー

4.5

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2024/05/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なるほど、過去にそんなことが……。 雰囲気の怖さそのままに、よりSF的な設定の深みが出てきた2巻目。 この巻踏まえてもう一度1巻を振り返りたいけど、それはきっと完結後にやったほうがいいんだろうな。 まだ1巻と2巻で辻褄合ってなさげなところがあるのが残ってる、ような……?

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2024/04/20

1巻を読んだ時は、「怪異が解決しない……」とひっかかりを覚えたり、「報告書かよ」といまいち釈然としない気持ちがあったんだけど、2巻を読むとなるほどそういうことかとなって1巻をまた読み返していた。 それぞれの怪異と対処法や組織なんかはSCPっぽいけど、そういうのが好きならはまる気が...

1巻を読んだ時は、「怪異が解決しない……」とひっかかりを覚えたり、「報告書かよ」といまいち釈然としない気持ちがあったんだけど、2巻を読むとなるほどそういうことかとなって1巻をまた読み返していた。 それぞれの怪異と対処法や組織なんかはSCPっぽいけど、そういうのが好きならはまる気がする。私は大好き。 面白かった。次巻も楽しみ。

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2024/03/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最後、宮木礼さんが烏有という人に道を教えてもらったって所で涙が出た。止まらない。 まだ大丈夫だと喜んでいいだろうか。 冷泉さんと宮木礼さんは昭和の次を知っている。 どう知ったのか。 色々分かって気になる事が増えた。 烏有家はないものとされた。けれど烏有は残っていた。 件を信じた烏有が残ってたから件は動いたのか。 神様全てが無慈悲、無関心、残酷な訳では無い。

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2024/02/14

面白かったです。 私的には、独特な例えがあったので少し想像しにくかってかな… 「くわすの神」と「呼び潮の神」の話が好きです。 一番最後の話である「そこに在わす神」は一気読みでした。 最初は、「神ってヤバいなあ」みたいな気持ちで読んでいたけれど、だんだん「scpみたいだなあ」と感じ...

面白かったです。 私的には、独特な例えがあったので少し想像しにくかってかな… 「くわすの神」と「呼び潮の神」の話が好きです。 一番最後の話である「そこに在わす神」は一気読みでした。 最初は、「神ってヤバいなあ」みたいな気持ちで読んでいたけれど、だんだん「scpみたいだなあ」と感じながら読んでいました。 (でも、神によって能力?が違うので飽きなかったです)

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2024/02/04

お話は面白いんですが、一巻より更に比喩やオノマトペが一本調子でしっくり来ず、情景が浮かんで来なくて読んでいる途中でちょいちょい思考が止まってしまう感じでした。例えば、光も「どろり」なら闇も「どろり」ですし、嫌なことがあると大抵「吐き捨てるように」言うことになるんですが各章の後半で...

お話は面白いんですが、一巻より更に比喩やオノマトペが一本調子でしっくり来ず、情景が浮かんで来なくて読んでいる途中でちょいちょい思考が止まってしまう感じでした。例えば、光も「どろり」なら闇も「どろり」ですし、嫌なことがあると大抵「吐き捨てるように」言うことになるんですが各章の後半で必ず陰鬱な展開になるので、結構な確率で「吐き捨てるように」台詞を言ってます。 とはいえ新キャラも魅力的で、真相が明らかになる展開にも胸が熱くなります!

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2023/11/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白いんですよ、面白くて次巻出たら読みたいんですよ。ただ、暗い…いやこの内容では明るくならないのは承知だが…やるせない…

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2023/11/01

読売新聞に載っていた宮部みゆきさんの書評を読んで購入。1巻を読んだだけではピンと来ませんでしたが、2巻まで読むと作品世界が出来上がるんですね。3巻4巻と続けば、さらに広く深い物語になるのかしら。

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2023/09/05
  • ネタバレ

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それ(前巻)より時は遡り、20年前。 霊感商法詐欺を働いていた青年、烏有定人(うゆう・さだひと)は警察に捕まるが、連れて来られた先で始まったのは普通の取り調べではなかった。 そこにいたのは、元殺人課の刑事・切間(きるま)と、民俗学の准教授・凌子(りょうこ)。 烏有は「見える」力を持つために目を付けられ、警察の管轄内にある「領怪神犯対策本部」で2人と共に、日本各地の村々で起こる異常な現象に立ち向かうことになるが……。 「対策本部」が「特別調査課」に至るまでに、一体何があったのか? 最終章の驚愕、再び。そして胸を刺す衝撃のラストが待ち受ける。 蓋を押す神。人のために悪いものを押さえつけているかのように見えて、悪いものを出そうとしている神。 火中の神は、悪いものを焼き尽くしてくれる神。ただ、その悪いもの、には、悪いものの存在を知るものも含まれるという善悪を超えた基準が存在していた。 すずなりの神では、美談で語り継がれるも本当の話は無理矢理の生贄を要求していた悪神。 くわすの神は、村にまずくなって手に負えない時に降りてきて、繭に包んで全部持ち去ってくれる蚕のような神。それが、人であろうと違う神であろうと行ってくれる。触らぬ神に祟りなし、ではあるが、触らなくても何かする神というのが引っかかる発言だった。 最後の章で、「少しを犠牲に多くを救えるならそうすべきよ。私たちは危険な神を鎮め、人間を守るために、神秘を侵している。それなら、私たちが神の代わりをしなきゃ」と言っていたが、これは、畏怖することない傲慢な考え方だろう。だからこそ、最終的に神によって居なくなったもの。にされてしまったのだろう。 前作の過去編であり、物語の設定や登場人物、組織や地名に意味を持たせておりよかった。

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2023/08/20

ページをめくる手が止まらず、一気読み不可避でした…!!本当に読んでよかったです。 1巻から時間が巻き戻る構成も素晴らしいと感じました。過去にこんなことがあったのか…と切ない気持ちです。 最後は涙なしには読めませんでした。お前…!! 特別調査課は今後どうなるのでしょうか。続刊を!!...

ページをめくる手が止まらず、一気読み不可避でした…!!本当に読んでよかったです。 1巻から時間が巻き戻る構成も素晴らしいと感じました。過去にこんなことがあったのか…と切ない気持ちです。 最後は涙なしには読めませんでした。お前…!! 特別調査課は今後どうなるのでしょうか。続刊を!!お願いします!!!

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2023/07/29

なんの神が1巻の最終話状態の現状を作り出したのかわかってさらに続きが読みたくなった。烏有と切間が再び会えるかどうかドキドキする。昭和104年ってでももう少しやんとか思ってしまう。あれ、104年でしたよね?設定がめっちゃ面白すぎますわ。アニメ化希望!件の神のはなしも読みたい!

Posted byブクログ