ニーチェ 自分を愛するための言葉 の商品レビュー
★ニーチェの基本思想は既に知っているので、この本ではあまり知られていないところをピックアップしていきたい。 ⚫︎孤独への逃避 →ツァラトゥストラでも言っている孤独のすすめだ。世間では真逆の事を言っているが、ニーチェを学び背後世界の概念を知ってるものなら理解しやすいだろう。そして...
★ニーチェの基本思想は既に知っているので、この本ではあまり知られていないところをピックアップしていきたい。 ⚫︎孤独への逃避 →ツァラトゥストラでも言っている孤独のすすめだ。世間では真逆の事を言っているが、ニーチェを学び背後世界の概念を知ってるものなら理解しやすいだろう。そして実践に移すことだ。ちなみにショーペンハウアーも孤独を推奨している。これは持論だが端的に言うと、孤独になると「自分にとってのあらゆる最適解が見つかる」からだ。だからあえて、自ら能動的に孤独になることを私も推奨する。ちなみに齋藤孝さんも「孤独を生きる」という本を出していて、こちらもすごくおすすめの一冊だ。 ⚫︎内臓最強 →要は、「体は素直だよね」ということだろうか。これはニーチェを勧める人の項目にはあまり入っていないことだが、シンプルで大切なことだと思う。なぜなら、体が資本だからだ。ショーペンハウアーも言っている「最も愚行なことは、健康を蔑ろにすることだ」と。 ⚫︎力への意志 →世界に絶対的価値観がないと知り絶望するも、末人にならないよう今を肯定しこの無限ループの続く永劫回帰を受け入れた。さぁ、その上で何をしよう?何がしたい?その時に自分の内側から湧き上がってくるものこそ、「本当にやりたいこと」ではないだろうか?待ち望んでいたそれを「力への意志」と捉えて、それを肯定しながら、子どものように取り組み楽しむことだ。それをニーチェは「超人」と呼ぶ。
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ニーチェの言葉を、現代の言葉で分かりやすく解説してくれている。ニーチェが伝えたいことは神でも隣人でもなく先ずは自分を理解し大切にする事。今一番欲しい言葉なのかもしれない。
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ニーチェに関する本を初めて読みました。 哲学を少しでもかじると絶対に出てくるニーチェですが、原作(ツァラトゥストラ等)は難しいだろうなと思っていたので読んでいませんでした。 そんな方(気になっているけど躊躇している方)には最適な本かと。著者の齋藤孝さんの書き方はソフトで分かりやす...
ニーチェに関する本を初めて読みました。 哲学を少しでもかじると絶対に出てくるニーチェですが、原作(ツァラトゥストラ等)は難しいだろうなと思っていたので読んでいませんでした。 そんな方(気になっているけど躊躇している方)には最適な本かと。著者の齋藤孝さんの書き方はソフトで分かりやすいです。 最初はただの自信家に見えたニーチェてすが、その生き方(考え方)が格好良く、惹き込まれ、最後は背中を押してくれたように感じました。
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とても読み易かった。ニーチェと聞くと、難解なイメージがあったが、この本を読んで、原文に触れてみたいと思った。ニーチェの思想を教えてくれた斉藤孝さんありがとう。 自分を全肯定する事。今までしてこなかった。おそらく、これからもなかなかできないだろうが、自分の生き方に自信をもち勇気をも...
とても読み易かった。ニーチェと聞くと、難解なイメージがあったが、この本を読んで、原文に触れてみたいと思った。ニーチェの思想を教えてくれた斉藤孝さんありがとう。 自分を全肯定する事。今までしてこなかった。おそらく、これからもなかなかできないだろうが、自分の生き方に自信をもち勇気をもつことの大切さを教えてくれたと思う。 嫉妬についての考察はなるほどと思ったり、「次世代の子どもたちの生きる未来を創る事業」に身を投じることにこそ幸福はあるという説にも、なるほどと思った。社会に尽くすことに人間の生きる意味があるのなら、自分のこれからの生き方は、どうするべきなのだろうと、考えさせられた。
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ニーチェだけでなく様々な人物を紹介することにより、自己肯定感の低い人を励ますことを趣旨としており、内容的には悪くはないのだが、著者は専門家ではないのでニーチェ解釈が正しいのかどうかは不明。
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人生生きていると辛いこと、苦しいことが沢山ある。だけど、そんな時にこの本のニーチェの言葉やニーチェ的な思考には勇気付けられるものがあった。 今の自分の人生を全て肯定的に受け入れれるかと言われたら後20%は受け入れられていない気がする。死ぬことは怖くはないが、自分の人生をもう一度!...
人生生きていると辛いこと、苦しいことが沢山ある。だけど、そんな時にこの本のニーチェの言葉やニーチェ的な思考には勇気付けられるものがあった。 今の自分の人生を全て肯定的に受け入れれるかと言われたら後20%は受け入れられていない気がする。死ぬことは怖くはないが、自分の人生をもう一度!とはまだ思えない自分がいる。 精進が足りない自分を自覚して、もっとニーチェ的な思考でこれからを過ごしていく中で、「よし、もう一度」の精神を持てる自分になりたいと思った。 またこの著書の中に出てくるココシャネルの言葉は今の私の現状に凄く刺さるものがあって明日への勇気を貰えた。 「人生がわかるのは、逆境の時よ。世界とは闘争と混乱に他ならない。わたしはひどく往生際が悪い。いちど葬られても、あがいて、もういちど地上にもどり、やりなおすことしか考えていないわ」 この言葉をこれからの日常生活の中でのお守りにしたいと思った。
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少し読みにくいかも。 ニーチェの言葉をたくさん聞ける本。 ただ量が多くて少し読みにくい。自分の中で噛み砕いている間に次の言葉が来て忙しいと思った。
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