妖奇庵夜話 千の波 万の波 の商品レビュー
読み終わった。 最初買い始めた頃はこんなに続くと思わず、そしてこんな展開だと思わず、さらにはこんなに最後まで読み切れると思わずでした。 青目の事実。 二人の時間。 音とともにゆっくり描かれる世界は耽美でした。 先生の言葉…染みますね。 自分のために生きること 価値なんて必要...
読み終わった。 最初買い始めた頃はこんなに続くと思わず、そしてこんな展開だと思わず、さらにはこんなに最後まで読み切れると思わずでした。 青目の事実。 二人の時間。 音とともにゆっくり描かれる世界は耽美でした。 先生の言葉…染みますね。 自分のために生きること 価値なんて必要ないこと できないことを嘆く必要はないこと 先生が過去自分自身に言い聞かせてきた言葉かもしれないなあと思った。 登場人物も読者も、先生の言葉に多く救われたに違いない。
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冬の海から始まり、夏の海で締めくくられる。 伊織と青目の海辺の散歩と、伊織と脇坂の海辺の散歩。 対極的な二つの散歩。 伊織が脇坂を労る会話のシーンでは、脇坂の弱さを包み込むような優しさで涙を誘われた。 視覚を失っても、強く聡い伊織に戻って、夷とマメの家族と慎ましく暮らしている感が幸せな気持ちにさせられた。 脇坂はどんどん重くなる責任・期待に押しつぶされそうになったり、大人の階段を絶賛登っていて、伊織のことを思って妖琦庵から足が遠のいていたって言うのが、脇坂らしい。 伊織との会話で吐き出せて、救われて、また妖琦庵に行きたいと思えるようになってよかった。 伊織と脇坂の漫才のようなやりとりをずっと読んでいたい、と思えるお話でした。
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終わってしまった。ずっと読んでいたかった。 でも先生がいうように彼らは東京のどこかにいるのかも。 脇坂さんと先生の朝の散歩は、読みながら脇坂さんと同じ様に泣きそうになり、堪らえようと喉がしめつけられるようになり、でも結局涙してしまった。 忙しいって、つい言ってしまいがちだけど...
終わってしまった。ずっと読んでいたかった。 でも先生がいうように彼らは東京のどこかにいるのかも。 脇坂さんと先生の朝の散歩は、読みながら脇坂さんと同じ様に泣きそうになり、堪らえようと喉がしめつけられるようになり、でも結局涙してしまった。 忙しいって、つい言ってしまいがちだけど、気にかけてくれる人に不用意に言わないように気をつけよう。 先生の義眼が青かったのは、青目の色々な想いがあるんだろうな。
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あ〜ついに終わってしまった(/ _ ; ) 父親「鵺」が射殺され、弟の「鬼」青目と行方不明になった後に義眼で戻ってきた伊織。 前作ラストシーンから2年越しの真の完結!! 発売予告にファンは狂喜乱舞し、ラストシーンで書かれていなかった青目と過ごした日々が書き下ろされました‼︎ 「...
あ〜ついに終わってしまった(/ _ ; ) 父親「鵺」が射殺され、弟の「鬼」青目と行方不明になった後に義眼で戻ってきた伊織。 前作ラストシーンから2年越しの真の完結!! 発売予告にファンは狂喜乱舞し、ラストシーンで書かれていなかった青目と過ごした日々が書き下ろされました‼︎ 「千波万波」最高だった〜♪ そして中村明日美子先生の書き下ろし漫画がもう最高に素敵&エロティック笑 初回特典ペーパー明日美子先生の漫画も完全収録されて嬉しい‹‹\(´ω` )/›› 最高の余韻と悲しみで胸がいっぱいです(u_u) また最初から読もう…
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