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星を継ぐもの 新版 の商品レビュー

4.2

213件のお客様レビュー

  1. 5つ

    86

  2. 4つ

    73

  3. 3つ

    29

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    2

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2026/04/16

2行目からこの文章で不安になる。 彼はあたかも何らかの意思の力によって、無意識と意識の隔たりを埋める容赦ない時の流れを押し留め、極限の消耗の苦痛とはいっさい縁のない無窮の非存在に立ち帰ろうとするかのようであった。 ーーー  あまり深く考えないように、流すように読むことにした。前...

2行目からこの文章で不安になる。 彼はあたかも何らかの意思の力によって、無意識と意識の隔たりを埋める容赦ない時の流れを押し留め、極限の消耗の苦痛とはいっさい縁のない無窮の非存在に立ち帰ろうとするかのようであった。 ーーー  あまり深く考えないように、流すように読むことにした。前半、頑張って読んだ。結構しんどい。最後の方は怒涛の謎解きになっていて一気に読めた。特にエピローグはプロローグとの繋がりもあり、きれいに終わっている。  ラスト一文が何だか嬉しい。

Posted byブクログ

2026/04/12
  • ネタバレ

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読み進めていくうちにタイトルのinherit the starsの意味が解き明かされていく。読みながら自分の仮説とフレームが更新されていくのが楽しい。 1.現世人類は惑星ミネルヴァで進化したルナリアンが地球に移住し残した子孫であり、彼らから地球を引き継いでいる 2.月はもともとミネルヴァの衛星であったがその爆発により引力を失い太陽系に解き放たれた。地球は孤独の中、太陽系にあったが、あるとき月を引き継いだ 3.ルナリアンはその祖先から辿ると地球→ミネルヴァ→月→地球と流浪してきた。ルアリアンは宇宙空間の旅人であり、その子孫である人類は恒星間空間を引き継ぐに値する 1. Humans inherit the Earth from Lunarians. 2. The Earth inherited the moon from Minerva. 3. Humans inherit stellar universe from Lunarians. もしくは1は Lunarians and humans inherit the Earth from Neanderthals. と捉えても良いかもしれない。 問いが転がり広がるミステリスタイルは『禁忌の子』に、大胆な前提崩しは『流浪地球』を思い出す作品だった。

Posted byブクログ

2026/04/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

SF的な用語が出てくるので正直面白いものの読み進めるのがややしんどかった。後半までは面白さより読み進める苦労が上回った(それでも確かに面白いのだけど)が最終盤で全てが報われた気がした。最高だと思った。 とくに印象に残ったのはチャーリーの手記以降。チャーリーは惜しくも月で亡くなってしまったけど生き残ったわずかなルナリアンを乗せた月が地球と邂逅した時、ルナリアンが見た地球はどんな姿だっただろう。彼らは地球を見てどう思っただろう。 想像すると胸が熱くなってしまった。 読み終えた時、人間のルーツが本当にこの作品の通りだったらいいのになと思った。 ちょうどこの作品を読んだ2026年今まさに作品内の時代(2027〜2029)と近い上にNASAのアルテミスII計画で有人宇宙船が月の裏側へ到達した年になった。私たちの2026年は相変わらず紛争が絶えず施政者達の思惑で罪のない人々が命や家を奪われ、作中の2027年には到底追いつかないなと悲しくもなった。

Posted byブクログ

2026/04/11

争いがない、ただ頭の良いやつらが謎を突き詰めていく物語で気持ちよく読めた 謎がだんだん解けていく感じがよかった 禿最高!

Posted byブクログ

2026/04/11

ミステリーとSFが混じった感じの本 難しい漢字とか化学の事とか、わからない事を調べながらなんとか最後まで読んだ 最初は読むのに時間がかかってたけど後半は謎が解けてきてどんどん面白くなって止まらなくなった この本だけでも本筋の謎が解けて面白かったけど、最後エピローグでさらに続きが気...

ミステリーとSFが混じった感じの本 難しい漢字とか化学の事とか、わからない事を調べながらなんとか最後まで読んだ 最初は読むのに時間がかかってたけど後半は謎が解けてきてどんどん面白くなって止まらなくなった この本だけでも本筋の謎が解けて面白かったけど、最後エピローグでさらに続きが気になった!

Posted byブクログ

2026/04/07

私としては初めて読んだに近いSF物。 月に宇宙服を着た者の死体が見つかることから謎は始まる。 主人公であるハント博士は様々な科学者とともにその謎を解明していく。 自分としては最後の1ページが何度も悲しい

Posted byブクログ

2026/04/06

ヘイル・メアリーを読んだ/観たノリで、積んでいたこちらも読んでみた。 月で5万年前の人間の死体が見つかった…?から始まる謎解きミステリー。科学要素も、言語学、社会学的な要素もあり、盛りだくさんでとても良かった。 読み進めていって、謎が解けていく瞬間にゾクゾクしていく体験が好きなの...

ヘイル・メアリーを読んだ/観たノリで、積んでいたこちらも読んでみた。 月で5万年前の人間の死体が見つかった…?から始まる謎解きミステリー。科学要素も、言語学、社会学的な要素もあり、盛りだくさんでとても良かった。 読み進めていって、謎が解けていく瞬間にゾクゾクしていく体験が好きなので、読了後大変満足。

Posted byブクログ

2026/04/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

科学の素晴らしさが分かるとても面白い作品でした。 世界トップクラスの様々な分野の研究者たちが集まり謎を解明していく。 はじめは各部門で研究していたが、主人公が他の分野の結果などを共有することによってどんどん解明や仮説が出でくる。 次は何が分かるのか?そこの分野と結びつくのか!とワクワクしながら読むことができました。 と思う半分、現実仕事でも他部署への情報共有など大事なんだなと少し我に返る時もありましたw

Posted byブクログ

2026/04/04

 こちらは恐らく「大好きな本だ!歴史に残る名作SFだ!」と仰る方々が多いのではないだろうかと思うのですが…残念ながら、私は挫折致しました(笑)。長年読書家に愛されている、大人気SF小説であります。   簡単に、あらすじを。  何と5万年前に死んだとされる死体が、月面で見つかっ...

 こちらは恐らく「大好きな本だ!歴史に残る名作SFだ!」と仰る方々が多いのではないだろうかと思うのですが…残念ながら、私は挫折致しました(笑)。長年読書家に愛されている、大人気SF小説であります。   簡単に、あらすじを。  何と5万年前に死んだとされる死体が、月面で見つかったと言う。一体どう言う事なのかを調べる為、主人公のハント博士はチームに召集される。死体の正体は、一体何者なのか?壮大なる謎に挑む内、驚くべき事実が判明するのであった…。  もう、これだけでワクワクしませんか?!  私の冒険者心がこれでもかと言う程くすぐられ、しかも続編が数冊出ていると言う読み応えも十分にありそうな、本好き心まで満足させてくれそうな作品ではありませんか!私は、意気込んで1冊目を購入!  まず…プロローグで、意味不明でした(笑)。  私はいつも不思議に思っていたのですが、海外小説が苦手な方々がよく仰っているのは、 1.名前が覚えられない。 2.文化が違うから内容の想像が出来ない。 3.土地勘が行った事がないから雰囲気が分からない。 4.翻訳が読みづらい(古典または翻訳者との相性等)。 5.そもそも海外小説を読もうと思わない。  等々…が、挙げられると存じます。  私に関しましては、5はそっくりそのまま国内小説に当て嵌めたい所ではあります故、他人様の事をとやかくは申し上げられませぬが(笑)。2や3はもう御自身の「創造力」と「想像力」を養って頂くしかないと考えます。  目に見えるものしか信じない派の方はとにかく調べて調べて調べまくって出て来た海外の知識や情報、映像を頭に叩き込む。空想妄想大好き派(私はこちら・笑)の方はいくらでもオリジナルな世界観を考える事が出来る方でしょうから、御自身で物語を創作してみると良いのではないでしょうか?  私は読書の延長で小学生の頃より自分でも小説を創作しておりますので、1に関しましては好んで海外の長たらしい名前を何人分でも考える事が出来ますし、登場人物の名前を考えるだけで一日過ごす事すら出来ます(笑)。  自分が創造した愛しい子供同然の登場人物達が、どう言った国で、どう言う環境で、どのような文化の下に暮らしているのか…それらを考える時間は、非常に至福であります。  同じく、小説や漫画を創作なさっている冒険者の皆様ならば、お分かり頂けるのではないでしょうか?  4に関しましては「海外小説は、お気に入りの翻訳者の作品を購入する」と言う話を良く聞きます。そう言った皆様の事を「それ、ちょっと格好いいなぁ…」等と羨ましく、尊敬したりもする訳ですが。  しかしながら翻訳に関して言えば、読みながら適宜自分流に嚙み砕いて飲み込んでしまいますので、その点は全く問題ないと思われます。  話が逸れましたが…ともかくそんな訳であらすじだけでワクワクしていた「星を継ぐもの」の世界観が、自分の頭の中に全く入って来なかった事に非常にショックを受けた次第であります。  確か30頁以降辺りから、ハント博士が呼び出されて…其処で、ようやく死体を見つけた説明が始まったような気がするのですが…もう自分が内容を理解出来なかった事がショック過ぎて、それ以前の内容は…全く記憶に御座いません(泣)。  途中途中を飛ばしながら、それでもパラパラと何とか頁をめくろうと必死では御座いましたが…。  大好きな本達に対し、頁をめくる事すら「必死にならなければならない」時点で 本に対して大変失礼な行為であり、其処まで自分を偽るくらいならばいっそ「御縁がなかった作品」として潔く諦め、別れを告げるのもまた読書家の務めではなかろうか。  そう考えました私は泣く泣く読む事を諦め、そっと頁を閉じたのでありました。

Posted byブクログ

2026/04/02

月の表面から5万年前の人間と全く同じ生物が発見され、人類の叡智がその生物の背景に隠された謎に迫る物語。 SFが読みたくなり、購入。 設定がまず面白い。戦争を全部やめたら資金が大量に余ったので宇宙開発に力を入れたらみるみるうちに成果を上げ始めて、、、。現代社会への風刺もある良い設...

月の表面から5万年前の人間と全く同じ生物が発見され、人類の叡智がその生物の背景に隠された謎に迫る物語。 SFが読みたくなり、購入。 設定がまず面白い。戦争を全部やめたら資金が大量に余ったので宇宙開発に力を入れたらみるみるうちに成果を上げ始めて、、、。現代社会への風刺もある良い設定だと思った。 一方の仮説を否定しようとすること自体が間違っているのだという学問に対する重要な考え方が踏襲されており、自身の学び方を考えるきっかけにもなった。 真相が明らかになる場面は圧巻の筆で、その後の新たな仮説も目を見開くようなもので最初から最後まで飽きることなく読むことができた。

Posted byブクログ