アンデッドガール・マーダーファルス(4) の商品レビュー
一旦小休止の短編集でございますな 鳥籠使いチームの過去を紐解いておりますが、中々に面白かったですね 安倍晴明にウェルズの『タイムマシン』、人魚に小泉八雲、前島密ともう次から次です それにしてもジャックが強い!強すぎる! 人外の強さ!って人外ばっかり出てくるお話しでした(てへ)...
一旦小休止の短編集でございますな 鳥籠使いチームの過去を紐解いておりますが、中々に面白かったですね 安倍晴明にウェルズの『タイムマシン』、人魚に小泉八雲、前島密ともう次から次です それにしてもジャックが強い!強すぎる! 人外の強さ!って人外ばっかり出てくるお話しでした(てへ) この最強の敵にどうやって立ち向かうのかよ 首を長くして次巻を待ちたい!生首だけに(上手くない)
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2023/12/26 読了。 図書館から。 短編集。 津軽、静句、アヤ様の過去ですねー。 今まで触れてはいたけれど、話されてこなかった部分。 次回予告があってわくわく。
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異形達の笑劇第四弾。 今回は夜宴〈バンケット〉を追う一行の続きの物語ではなく、主役達の来し方を明らかにする短編集。 盛り上がってきたところで、一旦一息つくといったところでしょうか。 1の冒頭、見せ物小屋で顔を合わせた鴉夜と津軽がヨーロッパに旅立つ間を埋める物語に始まり、鴉夜のルーツ、津軽の生い立ちと半人半鬼に至る経緯、静句の秘められた内面が明らかにされ、これまでの思わせぶりだった場面達に幾許かの感慨が付与されると共に、語られずとものこれから場面の読みに影響を与えるであろうエピソード達。 一番面白かったのは鴉夜のルーツの話。 そこだったのかあぁ。 惜しむべくは自分の無知。 歴史上の事実、伝承はキーワードくらいしかわからず、ちゃんと背景押さえていたり、時系列や内と外の関連を把握出来ていたりすると、その嵌り具合により面白さを感じられたのだろうなぁ。 歴史のお勉強は過ちを繰り返さないためという堅い面だけでなく、物語を楽しむという利己的な観点でも大事ということがわかりました。 過去の自分に教えてあげたい。 とりあえず、『陰陽師』が読みたくなった。
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【収録作品】知られぬ日本の面影/輪る夜の彼方へ流す小笹船/鬼人芸/言の葉一匙、雪に添え/人魚裁判 鴉夜一行が怪物専門の「探偵」となったきっかけ、鴉夜が不死となった経緯、津軽の過去と半鬼となった経緯、鴉夜の半身が奪われた事件、人魚を被告とする裁判で弁護人となる鴉夜の冴えわたる弁舌が描かれている。 キャラクターの背負っているものが見えるのは楽しいので、シリーズもののこういう短編集は好き。
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「アンデッドガール・マーダーファルス」の4冊目。これまで3冊の前日譚。 これまでにサラリと触れられていた過去の経緯が詳しく語られ、どの話も楽しめる。 ■知られぬ日本の面影 鴉夜&静句に津軽が出会い、一夜が明けた昼飯どきから始まる話。 小泉八雲(!)から依頼を受け、彼が抱えている...
「アンデッドガール・マーダーファルス」の4冊目。これまで3冊の前日譚。 これまでにサラリと触れられていた過去の経緯が詳しく語られ、どの話も楽しめる。 ■知られぬ日本の面影 鴉夜&静句に津軽が出会い、一夜が明けた昼飯どきから始まる話。 小泉八雲(!)から依頼を受け、彼が抱えているトラブルの謎を追う。 文字通り“鎌鼬”というかまいたちの姿に驚愕。 最後に割れた下手人の正体とその意外な動機がなかなか泣かせる。 ■輪る夜の彼方へ流す小笹船 〈不死〉になる前の鴉夜。彼女が輪堂と名乗る訳、彼女の推理力の源が知れる話。 安倍晴明と並び称される陰陽師・蘆屋道満が登場。禁忌に踏み込んだ道満の、その身勝手に巻き込まれ、輪堂鴉夜が生まれた話にちょっとゾクッとする。 『目をそらさず、細部を』 ■鬼人芸 津軽が半人半鬼になった経緯、真打と名乗る訳が知れる話。 (直前に読んだ「イクサガミ地」に続き)ここにも前島密が登場。巷にくすぶる浪人や士族に手を焼いては、天竜寺に集めて殺し合いをさせるのではなく、山林局に集めて妖怪退治をさせるとは。 怪奇一掃特設隊、通称〈鬼殺し〉に集められた手勢の、黄昏た心情が不憫。 鴉夜の仇敵Mがここに登場、津軽とも因縁があったのか。 昏くて血生臭い話なのに津軽のへらず口から出る落語のお陰であっけらかんとした明るさがあったのが救い。 『生き残ったやつが強い』 ■言の葉一匙、雪に添え 馳井家と鴉夜のつながり、とりわけ静句と鴉夜の抜き差しならない契りが知れる話。 〈不死〉となり14歳の姿のまま956歳になった鴉夜と静句の幸せな日々を、それから起こる惨劇を知りながら読む緊張感。突然鳴った客鈴の音に、ここでは勿論仇敵Mが登場。 胴体だけ持ち去ってなぜ頭を置き去りにしたのかがちょっと謎。まあ、そうでないとお話が続かないけど。 ■人魚裁判 14歳の新聞記者アニー・ケルベルと《鳥籠使い》一行の出会いの事件。 罪を被された人魚を弁護する鴉夜の推理が冴える、この作者らしい理詰めでの無実の証明が鮮やか。
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鳥籠使い一行のメンバーそれぞれの来し方が語られる短編集。蘆屋道満の手により不死となった鴉夜。その鴉夜に代々支える家柄に生まれた馳井静句は、襲撃を受けた鴉夜を守り切れず、鴉夜の身体を奪われてしまう。真打津軽が鬼となった経緯もなかなかに壮絶。津軽が作られた存在だったとは思わなかった。...
鳥籠使い一行のメンバーそれぞれの来し方が語られる短編集。蘆屋道満の手により不死となった鴉夜。その鴉夜に代々支える家柄に生まれた馳井静句は、襲撃を受けた鴉夜を守り切れず、鴉夜の身体を奪われてしまう。真打津軽が鬼となった経緯もなかなかに壮絶。津軽が作られた存在だったとは思わなかった。 そして、3人共通の因縁の敵である杖をついた老人ことジェームズ・モリアーティとの戦いの始まりの物語でもある。 本短編集の中で「人魚裁判」だけは推理劇となっており、探偵としての鴉夜の能力が遺憾なく発揮されている。
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短編集ですが、主要3人の重要なお話が収録されているので読み応えがありました。みんな苦労してこういうことになっているんだなあと…今後のお話がますます楽しみになりました。
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今回短編だった、微妙。 各々の過去の話で、ミステリがっつりでも 戦闘がっつりでもない。 長編ではキレッキレの文章力も、 短編だと何だかぼんやり…。 既に次巻予告されていたので、そちらに期待。
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今まで書かれていなかった、鴉夜が不老不死になったり、津軽が半鬼になった経緯などが解明された一冊でした。 まだ純粋だった頃の鴉夜が可愛かったのに、ああなってしまうのも無理ないですよね。 津軽も中々ヘビーな半鬼になった経緯が切なかったです。 次はどんな冒険が待っているのか楽しみで...
今まで書かれていなかった、鴉夜が不老不死になったり、津軽が半鬼になった経緯などが解明された一冊でした。 まだ純粋だった頃の鴉夜が可愛かったのに、ああなってしまうのも無理ないですよね。 津軽も中々ヘビーな半鬼になった経緯が切なかったです。 次はどんな冒険が待っているのか楽しみです。
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0巻と呼べる短編集。 それぞれの過去と鳥籠使いになってからの前日譚。 様々な感情が湧いて忙しい。 でも兎に角アタクシは津軽が好きなのだな~。 彼みたいな笑っていられる強さはカッコいいですよね。 怪物だろうと、何百年前だろうと、人間と怪物の混じり物だろうと、人間のしていることって...
0巻と呼べる短編集。 それぞれの過去と鳥籠使いになってからの前日譚。 様々な感情が湧いて忙しい。 でも兎に角アタクシは津軽が好きなのだな~。 彼みたいな笑っていられる強さはカッコいいですよね。 怪物だろうと、何百年前だろうと、人間と怪物の混じり物だろうと、人間のしていることって、ものの見方って変わらないのが悲しくもあり、可笑しいですね。
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