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リボルバー の商品レビュー

4

195件のお客様レビュー

  1. 5つ

    51

  2. 4つ

    81

  3. 3つ

    45

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    1

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2024/02/26

ゴッホとゴーギャンの間にあったかもしれない物語。2人の苦悩や嫉妬や幸せな気持ち、色んな感情に触れる事ができた。想像する事ができた。 リボルバーから紐解かれていく、遡って人物が出てくるのが、心地よく読めました。

Posted byブクログ

2024/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

原田マハさんによる、絵画ミステリーシリーズ(と勝手に命名?) 本作はタイトル「リボルバー」「ゴッホ」「ゴーギャン」を中心とした、史実に基づくフィクション。 主人公は、フランスのオークションハウスに勤める、高遠冴ですが、人から人へ時代を遡った形式で新鮮でしたね。 物語でも「一子口伝」がキーワードですが、それを狙われたのかな?と感じました。 ゴッホやゴーギャンの絵画に疎いのですが、検索しながら読み進めていき、終盤は感動的な驚きでした。 2大巨匠の展示会が最寄りであるなら観賞したいと思います。 読書を通して、新しい趣味が広がる、これも小説の良さですね。

Posted byブクログ

2024/02/23

おもしろかったけど、★3.5くらいで! ゴッホの死を巡るリボルバーの話。 美術史についてはまったく知識がないけど、ゴッホの死とゴーギャンを絡めているのはフィクション感が強いのは否めないかなぁ。 かなり詳細に美術について触れてるから、途中はなかなか読むのが大変だったけど、そういう...

おもしろかったけど、★3.5くらいで! ゴッホの死を巡るリボルバーの話。 美術史についてはまったく知識がないけど、ゴッホの死とゴーギャンを絡めているのはフィクション感が強いのは否めないかなぁ。 かなり詳細に美術について触れてるから、途中はなかなか読むのが大変だったけど、そういうところはサラッと流して読めばよかった。 ゴッホの死について冴とともに巡る作品だけど、暗さはあまりなかった。 イッキ読みがいいと思います!!

Posted byブクログ

2024/02/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

正直、ゴッホのイメージとしては悲しい寂しいものがあったため、ゴッホ関連の書籍は避けていた。今回はリボルバーにまつわる謎ということで少し焦点がズレている気がして手にとってみた。今まで原田マハさんで読んだ美術関連の小説はアーティスト人にまつわるストーリーが濃厚で感動するものだったため、それを期待もしていたがあまり感動する、胸を揺さぶられるものでは無かった。莉子に対して主人公が最後、もっと胸を張れるスカッとすることが何かあるのかなあと思ってたが、莉子の方が上手だし…で何かモヤモヤしたままだった。ゴッホとゴーギャンの関係性も第三者から少しの時期を少し語られるだけだから感情移入出来るものでもないし。もっとゴッホとゴーギャンの関係性に熱さを感じるエピソードが欲しかった。

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2024/02/18

美術には縁遠い人生を送ってきた私であっても、ぐいぐい引き込まれる話だった。これを書くために原田マハさんはどれだけ調べて勉強したのだろう。史実に基づいて書かれていることに脱帽だ。 アートに精通していなくても知っているゴッホの名前。ひまわりの絵。この本を読了した今、ゴーギャンの絵と共...

美術には縁遠い人生を送ってきた私であっても、ぐいぐい引き込まれる話だった。これを書くために原田マハさんはどれだけ調べて勉強したのだろう。史実に基づいて書かれていることに脱帽だ。 アートに精通していなくても知っているゴッホの名前。ひまわりの絵。この本を読了した今、ゴーギャンの絵と共に鑑賞してみたいという思いに駆られる。

Posted byブクログ

2024/02/17

たゆたえども沈まず の流れから手に取りました。 ゴッホの死のトリガーになったリボルバー。ゴッホとゴーギャンに何があったのか。 直向きに生きた彼ら。不幸せだったとは思いたくない。フィクションなのにこのリアルさ。読後の清々しさは流石です。

Posted byブクログ

2024/02/15

Googlemapと並行しながら読むと倍楽しい。 舞台がヨーロッパ(主にフランス)で、絵画にまつわる美術館や図書館、ゴッホが生前歩んだ地が多数でてくる。地図で場所を検索しながら読み進めると一緒にゴッホの聖地を巡礼してるようで楽しい。 あぁ、絵画を今すぐこの目で見たい。 という...

Googlemapと並行しながら読むと倍楽しい。 舞台がヨーロッパ(主にフランス)で、絵画にまつわる美術館や図書館、ゴッホが生前歩んだ地が多数でてくる。地図で場所を検索しながら読み進めると一緒にゴッホの聖地を巡礼してるようで楽しい。 あぁ、絵画を今すぐこの目で見たい。 という気持ちが沸き起こるため 読み終えた頃には 『近場・美術館・イベント』と検索をかけているだろう。そのくらい 絵画に無知な自分でも 名画の虜になるような表現を詳細にかく筆者の巧技に魅了される作品だった。 さぁ、次は 原田マハの モネの世界観に浸ってみよう。

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2024/02/13

単行本が出版されてからずっと読みたかった本、単行本は高いし、文庫本がでても中古本しか買わない私はなかなか手に入れることが出来なかったけどいつもよりお高い中古本を思いきって買ってみた。 ハイ!思っていたとおり、今回もゴッホやゴーギャンのいた時代にタイムスリップ!フィクションなのにま...

単行本が出版されてからずっと読みたかった本、単行本は高いし、文庫本がでても中古本しか買わない私はなかなか手に入れることが出来なかったけどいつもよりお高い中古本を思いきって買ってみた。 ハイ!思っていたとおり、今回もゴッホやゴーギャンのいた時代にタイムスリップ!フィクションなのにまるで本当にあったことのような気持ちになってしまう。美術の知識が殆どない私でも情景が目に浮かびゴッホやゴーギャンの心情に心を寄せる。でもやっぱり一番好きなのはテオ 

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2024/02/12

「楽園のカンヴァス」「たゆたえども沈まず」を読んでマハさんの小説のファになった。史実を元にフィクションを絡め、どこまでが本当のことなのか引き込まれた。 この本は途中で読み進ま(め)なくなった。物語が進むということはゴッホとゴーギャンが死へ向かって進むことになるからだ。エレナが娘...

「楽園のカンヴァス」「たゆたえども沈まず」を読んでマハさんの小説のファになった。史実を元にフィクションを絡め、どこまでが本当のことなのか引き込まれた。 この本は途中で読み進ま(め)なくなった。物語が進むということはゴッホとゴーギャンが死へ向かって進むことになるからだ。エレナが娘、サラへ口伝した彼ら二人の物語により冴だけでなく読者も救われたのではないか。ゴッホとゴーギャンの関係性のように冴と莉子が描かれているが、彼らの結末とは異なる爽やかなラストが良かった。

Posted byブクログ

2024/02/07

楽園のカンヴァスを読んで原田マハさんを好きになり読んだ 史実にフィクションをアレンジした物語はやはりいい。 しかもそれが絶対にありえないことではないからまたロマンがあっていい。 最後の締めくくり方も素敵だった

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