野獣の血 の商品レビュー
韓国のノワール小説、確か2023年頃に日経夕刊の書評で「破果」と一緒に紹介されていたのではないか。いきなりの関西弁には驚くが、これが釜山の海の田舎ヤクザには雰囲気ピッタリで、とても自然に入ってくる。まるで黒川博行作品における関西弁のようだ。そして韓国ドラマに出てくる愛すべき脇役陣...
韓国のノワール小説、確か2023年頃に日経夕刊の書評で「破果」と一緒に紹介されていたのではないか。いきなりの関西弁には驚くが、これが釜山の海の田舎ヤクザには雰囲気ピッタリで、とても自然に入ってくる。まるで黒川博行作品における関西弁のようだ。そして韓国ドラマに出てくる愛すべき脇役陣のような小狡くて計算の足らないキャラクターが主人公の周囲にたくさんいるのがうれしい。 映画化されているようだが、この700ページの物語は全16話くらいのドラマにしてくれないと、愛すべきキャラクターたちが生きてこないのでは…。切望します。
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2回目の挑戦にてやっと読破 韓国のヤクザ物 日本でいうと 黒川博行先生のテイストに似ている 主人公が ホテルの支配人だったり シノギが唐辛子に中国産を混ぜるだったり 洗濯工場が欲しい利権だったり お国柄がでて興味深い 仁義というより、腕力や経済力がものをいうところが 日本と違う印象がある
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