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ひと箱本屋とひみつの友だち の商品レビュー

4.3

12件のお客様レビュー

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2025/01/02

小学生の朱莉は本を読みながら歩いていて転んでしまう。それを助けてくれたのがひと箱本屋カフェの紗絵さん、そしてその本屋で「虹色本屋」と言う手作りの本を売っている小学生の作家理々亜と出会い仲良くなる。 理々亜は車椅子に乗っている。しかしそのことで 色々特別扱いはされたくない。 そんな...

小学生の朱莉は本を読みながら歩いていて転んでしまう。それを助けてくれたのがひと箱本屋カフェの紗絵さん、そしてその本屋で「虹色本屋」と言う手作りの本を売っている小学生の作家理々亜と出会い仲良くなる。 理々亜は車椅子に乗っている。しかしそのことで 色々特別扱いはされたくない。 そんな理々亜を朱莉は分かったつもりで盆踊りにも2人で出掛けるがアクシデントが。 このアクシデントがきっかけで2人とも車椅子に乗っていることについてお互いの立場になって考えるようになる。 ちょっと構えすぎな理々亜とそれにどう対処したかいいのか迷う朱莉、そこに朱莉の友達の陽菜や2人が好きな作家なども加わって色々考えていく。 障がいのある人に対する接し方は難しいと思う。 特別扱いし過ぎてもしなさ過ぎてもいけない。 いったい、健常者と同じように接するってどうすればいいのだろう、と考えてしまう。 考えすぎないことかもしれない。 障がいのある人も様々な考えがあるだろう。 小学生にとって接し方を考えるきっかけになるといいなあ。

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2024/11/30

バリア。 確かに存在する物理的バリア。 存在しないのにある気がしてしまう精神的バリア。 ある気がしちゃうと、存在しないはずものが存在してしまう。 物事は単純なのに、自ら単純ではなくしてしまう。 でもそれは人間だから、考えられるから、だからバリアも生まれるんだけど、生まれたバリアを...

バリア。 確かに存在する物理的バリア。 存在しないのにある気がしてしまう精神的バリア。 ある気がしちゃうと、存在しないはずものが存在してしまう。 物事は単純なのに、自ら単純ではなくしてしまう。 でもそれは人間だから、考えられるから、だからバリアも生まれるんだけど、生まれたバリアをまた消していけるのも人間だから。 本を通じて繋がった縁。 ボタンのかけ違いは起こるけど、またかけなおしていきたい。 この作品の大人たちは、ちゃんと大人の役割果たしてる。 よかった。

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2024/09/11

ひと箱本屋なんて素敵〜。自分だったらどんなひと箱にするだろう?? 趣味を共有できる友達って良いよね。もちろん朱莉と陽菜みたいな友達も良いけど、それはそれ、というか。 「やさしいなかまはずれ」、難しいよなぁ。周りが悪気がないからこそのもどかしさ。理々亜の気持ちもお母さんの気持ちも間...

ひと箱本屋なんて素敵〜。自分だったらどんなひと箱にするだろう?? 趣味を共有できる友達って良いよね。もちろん朱莉と陽菜みたいな友達も良いけど、それはそれ、というか。 「やさしいなかまはずれ」、難しいよなぁ。周りが悪気がないからこそのもどかしさ。理々亜の気持ちもお母さんの気持ちも間違ってないだろうし。 海外みたいにもっとバリアフリーが普通のことになればいいね。

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2024/09/03

この本を読んで、「この人は〇〇だから〇〇なんだろうな」という決めつけをやめようと思いました。  誰もが自然に暮らせる社会じゃないと、車椅子ユーザーのりりあみたいに自分も車椅子になったら怒っているかもしれない、と色々考えさせられる本。何事も勇気を出してチャレンジしてみないと始まらな...

この本を読んで、「この人は〇〇だから〇〇なんだろうな」という決めつけをやめようと思いました。  誰もが自然に暮らせる社会じゃないと、車椅子ユーザーのりりあみたいに自分も車椅子になったら怒っているかもしれない、と色々考えさせられる本。何事も勇気を出してチャレンジしてみないと始まらないということも伝わって勇気ももらいました。

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2024/08/11

高学年向け。 ひと箱本屋で売られていた自作の本を買ったことから友達になった朱莉と理々亜。しかし理々亜は車いすに乗った女の子だった。 いっしょにでかけたりする内に街中が車いすユーザーにとって優しくないことをしる朱莉。ハード面のバリアフリーだけでなく、心のバリアフリーについても書かれ...

高学年向け。 ひと箱本屋で売られていた自作の本を買ったことから友達になった朱莉と理々亜。しかし理々亜は車いすに乗った女の子だった。 いっしょにでかけたりする内に街中が車いすユーザーにとって優しくないことをしる朱莉。ハード面のバリアフリーだけでなく、心のバリアフリーについても書かれてあり、気持ちを知るのにいいかもしれない。

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2024/07/29

友達のためにこれだけ行動できる人って大人でも中々いないと思うので感動しました。こんな素晴らしい友情が現実でももっと増えていって欲しいです。

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2024/03/09

図書館の児童書コーナーの「あたらしくはいった本」の棚で見つけました やわらかな表紙と「ひと箱本屋」が気になって借りてきました 〈 ほんとうの友だちとは? ほんとうに自分らしいとは? たどりついた、朱莉の気持ちとは――。〉 当たり前と思っていることがそうではないと気づくこと ...

図書館の児童書コーナーの「あたらしくはいった本」の棚で見つけました やわらかな表紙と「ひと箱本屋」が気になって借りてきました 〈 ほんとうの友だちとは? ほんとうに自分らしいとは? たどりついた、朱莉の気持ちとは――。〉 当たり前と思っていることがそうではないと気づくこと とても大切ですよね 子どもたちにも、本の世界で是非触れてほしいです ちょっと内な朱莉と車椅子ユーザーの理々亜は小学五年生 二人の友情と成長が優しく語られます 後味の良いおススメの児童書です ≪ 友情と 同情のさかい とりのぞき ≫

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2024/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1箱分だけ自分の好きな本を並べて売る、別名シェア本屋を読書好きの主人公が入店し、主人公が買った本がきっかけで色々悩みながらも新たな友情を築く物語だった。 主人公の新しい友達は、車椅子に乗った少女。 健常者には当たり前で普通にできることができない、視線が怖い、段差があるが車椅子を持ち上げるなど気を使って欲しくないなど、車椅子の人だからこその悩みや苦労があるのだなと思った。 障害者にも特別扱いせずに平等に接することも、大切なのだなと改めて思った。

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2023/12/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公:朱莉 小学5年生の朱莉がふとしたきっかけでひと箱本屋カフェ「SHIORI」を訪れることになる。 そこで仲良くなった同世代の女の子の理々亜。 ひと箱本屋カフェ「SHIORI」から始まる2人の話。

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2023/11/08

ひと箱本屋、ひと箱の中に自分の世界を詰め込む。こんな本屋、近くにあったら楽しいだろうなぁ。 小学生の女の子が主人公の児童書であるが、車椅子を使う女の子側の気持ちの複雑さがわかりやすく描かれている。こうやって本を読むことでいろんな立場の人の気持ちが理解できるようになる。読書で養われ...

ひと箱本屋、ひと箱の中に自分の世界を詰め込む。こんな本屋、近くにあったら楽しいだろうなぁ。 小学生の女の子が主人公の児童書であるが、車椅子を使う女の子側の気持ちの複雑さがわかりやすく描かれている。こうやって本を読むことでいろんな立場の人の気持ちが理解できるようになる。読書で養われる想像力を感じた。

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