その罪は描けない の商品レビュー
犯人はずっと見当がついていたのてすが、最後のあたり、リディアのお母さんが出てくるあたりが最高によかったです
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CL 2023.8.23-2023.8.24 今回の語り手はビル。 「おれが犯人だと証明してくれ」という、いかれた天才画家サムの依頼で殺人事件を捜査することになる。サムは、まあ、どこか精神疾患があるんだろうなと思わせる変わり者だけど、非常にチャーミング。惹きつけるものがある。だからこそ真犯人はちょっと悲しかった。 ビルとリディアの関係も安定してきて、これからも楽しみなシリーズ。
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リディア&ビルシリーズ13作目。 今回はビルが主役の回。 彼が主役の回は、リディアが主役の回に比べてテーマも雰囲気も少し重い感じが強いのだが、今回は被害者?サムの特異なキャラクターもあって、特に前半は読み進みにくかった。 全体的にはまずまず面白かった。
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リディア・チン&ビル・スミスのシリーズ第13作目。今回は、ビルのパートです。前作「南の子供たち」が、かなり面白かったので、今作も期待大です。 ビルの元に、殺人者で有り、かつての依頼人、現在は、画家として活躍しているサムが、「殺人事件の犯人だと証明してくれ」という依頼を持ち込みます。興味を引く面白い出だしですが、途中までは、展開も遅く、退屈で読むのを諦め掛けましたが、残り3/4の所、ある殺人が起きた所から、一気に物語が、加速します。最後の最後には、お約束の反転シーンも有ります。伏線回収も含めて、残り1/4は、お見事です。 ☆4.5天才には、生きづらい世の中です。
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今回はビル視点で話が進む。 彼の回は、ハードで、痛みが伴い、事件が解決した後もやるせ無さを感じる印象だが、今回は違った。 だが、もちろん面白い! ページを捲る手を止めさせない話運び、軽妙でユーモアのあるやりとり、リディアとの関係、憎たらしくてイラッとさせる登場人物、反対に魅力的で...
今回はビル視点で話が進む。 彼の回は、ハードで、痛みが伴い、事件が解決した後もやるせ無さを感じる印象だが、今回は違った。 だが、もちろん面白い! ページを捲る手を止めさせない話運び、軽妙でユーモアのあるやりとり、リディアとの関係、憎たらしくてイラッとさせる登場人物、反対に魅力的でタフな人物。 中でもリディアのお母さん、彼女は最高だという点では満場一致だと思う。 きっと次作が出るだろう来年が待ち遠しい。
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