私たちの世代は の商品レビュー
2020年のあれはなんだったんだろう?あのウィルスで失ったもの、得たもの、世の中にはいろいろあるだろうけれど、子供の失った時間、経験、それに伴う子供時代の思い出。子供たちはどう感じていたんだろうと気になっていた。最初は一人称の語りが「誰?」となって読みにくかったけれど、終盤繋がっ...
2020年のあれはなんだったんだろう?あのウィルスで失ったもの、得たもの、世の中にはいろいろあるだろうけれど、子供の失った時間、経験、それに伴う子供時代の思い出。子供たちはどう感じていたんだろうと気になっていた。最初は一人称の語りが「誰?」となって読みにくかったけれど、終盤繋がっていく様子は鮮やか。どんな時間も経験も、決して無駄ではないと信じたくなる物語。
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最初は誰がどうで…?となり、読み返していると「あ…一人称がわたしから私に変わってる」と気付いて、そこからはきちんと冴と心晴を区別して読めるようになりました。 コロナ世代…そうだった。思い出した。我が子も入学式の次の日から休み。GWが明けてから分散登校。 一週間に二日の登校。 マス...
最初は誰がどうで…?となり、読み返していると「あ…一人称がわたしから私に変わってる」と気付いて、そこからはきちんと冴と心晴を区別して読めるようになりました。 コロナ世代…そうだった。思い出した。我が子も入学式の次の日から休み。GWが明けてから分散登校。 一週間に二日の登校。 マスクに黙食、常に換気をして先生たちの教卓には大きな透明のアクリル板。先生がなにを言ってるかもよく聞こえなかった、と言っていた気がします。 コロナ禍を通して過ごしてきた二人の未来。 でもきっと、「無駄」と呼べるものはなにもないのだと思います。
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コロナ禍の小学生の話。 コロナ禍って…どんなだったか個人的な生活を思い出しました。 禍って付いていたな、禍って付く言葉って他に聞いたことないなと改めて意味を確認してみました。 【禍(わざわい)は、人や社会に不幸・損害・災難をもたらす出来事やその原因を指す漢字で、「災い」「災難...
コロナ禍の小学生の話。 コロナ禍って…どんなだったか個人的な生活を思い出しました。 禍って付いていたな、禍って付く言葉って他に聞いたことないなと改めて意味を確認してみました。 【禍(わざわい)は、人や社会に不幸・損害・災難をもたらす出来事やその原因を指す漢字で、「災い」「災難」とほぼ同義だが、より不吉で重い響きを持つ語です。】 となっていました。 不吉…大変な時代だったなと思いながら、主人公の冴ちゃんのお母さんの明るさ前向きさに感心しました。 いつの時代も前向きで、ひたむきで人を明るくする存在っていますよね。そんな人と関われただけでも人生違ってくるなとも思いました。 今も世界中大変な時代を迎えているけれど、自分もせめて大人として、 腐らず朗らかに生きていきたいなと思わされました。 瀬尾さんの作品は、暗いテーマを扱ってもどこかに光が指していていいなあと思えるから好きです。
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2026/04/12 私たちの世代は 瀬尾まいこさん コロナ禍 いつだったっけ?と思うほど、 過去の話になってしまった。 大人も 大変だったけれど、 その時の子どもたち。 かなりの影響があった。 学校へ行けなかったり、 行けたとしても、マスクをはずしてはいけない。喋ってはいけ...
2026/04/12 私たちの世代は 瀬尾まいこさん コロナ禍 いつだったっけ?と思うほど、 過去の話になってしまった。 大人も 大変だったけれど、 その時の子どもたち。 かなりの影響があった。 学校へ行けなかったり、 行けたとしても、マスクをはずしてはいけない。喋ってはいけない。 黙食。終わりがない日々。 瀬尾まいこさんの本は、 前を向いて進む強さがある。 未来が明るい。 好きな作家さん。
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コロナ禍での物語。もう6年も前なんだ。久しぶりに当時を思い起こすと一体何だったんだとなる。 行事や思い出を削られた子供達にとってはもっと辛い記憶なんだろう。 序盤は鬱々として重たく、題名から想像して恵まれなく貧乏くじを引かされた世代の話かと思っていた。 でもそれを乗り越え逞しく生...
コロナ禍での物語。もう6年も前なんだ。久しぶりに当時を思い起こすと一体何だったんだとなる。 行事や思い出を削られた子供達にとってはもっと辛い記憶なんだろう。 序盤は鬱々として重たく、題名から想像して恵まれなく貧乏くじを引かされた世代の話かと思っていた。 でもそれを乗り越え逞しく生きる、冴、心晴、蒼葉たち。 冴 偏見の目で見られながらも母親にいっぱいの愛情をもらいまっすぐに生きる。 心晴 引きこもりながらも繋がりを大切にし、その生活でしか得られないものを掴み前向きに。 蒼葉 冴との出会いで生きる嬉しさを知る。生い立ちのせいで冴との距離感はネガティブだけど、冴を守る姿はまっすぐで格好良い。 前半からの重い空気から、後半の開けていく展開に気持ち良さをいっぱい味わえた。子供達の明るい未来が自分にも少ない未来が楽しみに感じ、読後感は最高。
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「ありか」読了後に他の瀬尾まいこさんの 作品を読みたく本作を手に取った。 読み始めは人物と時間軸を理解するのに 時間が掛かってしまった。 コロナを経験した2人の子どもだった 女の子の人生が交わり作用しながら 進んでいく物語が素敵だった。 世代の分断を感じる今の時代に必要な ...
「ありか」読了後に他の瀬尾まいこさんの 作品を読みたく本作を手に取った。 読み始めは人物と時間軸を理解するのに 時間が掛かってしまった。 コロナを経験した2人の子どもだった 女の子の人生が交わり作用しながら 進んでいく物語が素敵だった。 世代の分断を感じる今の時代に必要な 物語だと思う。
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コロナ禍という、今でこそ少し昔の言葉のように聞こえた時代背景で、不自由な暮らしを余儀なくされる冴と小晴、それぞれの人生はパラレルで境遇こそ違えど、コロナ禍の不自由さゆえとも言える鬱屈とした空気感から、中高と悩ましく生きることになる。 やがて、コロナ禍も明け、2人がひょんなことか...
コロナ禍という、今でこそ少し昔の言葉のように聞こえた時代背景で、不自由な暮らしを余儀なくされる冴と小晴、それぞれの人生はパラレルで境遇こそ違えど、コロナ禍の不自由さゆえとも言える鬱屈とした空気感から、中高と悩ましく生きることになる。 やがて、コロナ禍も明け、2人がひょんなことから出会い、少しずつ人生が前向きになりつつある中で、まさに「あの時はね…」と笑えるようなしみじみとした読後感があった。 コロナ禍という事象に関しては、まさに「私たちの世代は…」とタイトルにあるように、「コロナ禍の時何歳だった?」のような軽いマウントや会話のとっかかりなどがあり、ある種口癖のようにとる単語が、皮肉のようにこのタイトルに込められているかとも曲解してしまいそうになる。 ただ、そんな「私たちの世代は…」という口癖が、早く過去のものになって欲しいが、生きた標として、残り続けて欲しいとも思った。
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コロナ禍のあの時代はもう過去のことと思ってたけど、色んな人に色んな影響与えたんだなって改めて思った、 瀬尾さんの作品は読み終わったあとに嫌な気持ちになることはないので安心して読める。
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読後感最高。 感染症の流行で“普通”の学校生活を奪われた子供たちの後日談とでも言うべきか。失ったものは勿論大きかっただろうが、それ故に繋がった何かもあったのだと思える優しい物語。 あの鬱屈とした時代を、悪いことばかりでもなかったんだ、とすら。 コロナ禍に小学生の親だった私に...
読後感最高。 感染症の流行で“普通”の学校生活を奪われた子供たちの後日談とでも言うべきか。失ったものは勿論大きかっただろうが、それ故に繋がった何かもあったのだと思える優しい物語。 あの鬱屈とした時代を、悪いことばかりでもなかったんだ、とすら。 コロナ禍に小学生の親だった私にとっても、読めて良かったと思える作品。
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ちょっとしかきっかけや環境で何もできなくなってしまう、気力がなくなってしまうという事は誰にでもあると思う。この本の登場人物は誰かが引っ張るわけではなく、みんなでちょっとずつ影響しあって、明日に向かっていく印象を受ける。文字通り取りこぼすことなく、カナカナが最後に姿を表してくれて、...
ちょっとしかきっかけや環境で何もできなくなってしまう、気力がなくなってしまうという事は誰にでもあると思う。この本の登場人物は誰かが引っ張るわけではなく、みんなでちょっとずつ影響しあって、明日に向かっていく印象を受ける。文字通り取りこぼすことなく、カナカナが最後に姿を表してくれて、涙が溢れた。
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