復讐は合法的に の商品レビュー
合法復讐屋のエリスの話。四つの話がありどれもテンポよく進められて読みやすかった。特にトリックが絡んでいるものはよく考えられていて面白かった。
Posted by
本当に合法的なのかわからないけど(笑)面白かった。 エリスのキャラが良い。 エリスやメープルの過去が気になるので、続きが読みたい。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
おもしろかったー! 読みやすい、惹きつけるキャラクター、サクサク進むストーリー、エンタメ感たっぷり。 すぐにでもドラマ化されそう。 ただ、ミステリーとはちょっと違うかも。 美女エリスさんの真の姿は(どっちだ?)、ダンディな弁護士の資格のある衿須鉄児。 彼の秘書はなぜか小学生のメープル。 法律探偵事務所。 法律、探偵? 事務所?? 困った人の相談に乗ってくれるが、、 「裏メニューをお望みで??」 法律の裏をかくようにギリギリの線で、復讐を果たす。 たしかに被害者は「泣き寝入り」で済まされることも多々ある。 自分ではできない復讐を請け負ってくれたら、こんな事務所あったらいい! 各話で依頼者がかわり、ハラハラドキドキ、そんなことやっちゃう? でもどこか冷めているというか憂いまとっているようなエリス……? メープルとの関係とか出会いも分からないし、エリスが弁護士として勤めていたころ、女装?女性の面が出てきたいきさつなど、テーマは尽きないはず。 続編を切望しています!
Posted by
『ショーマストゴーオン』 『第21回このミステリーがすごい!』の隠し球と呼ばれている本作。 本作は、一見表向きには探偵法律事務所だが、その一方で『どうしても復讐したい』という弱者のために【法律の範囲内で道徳の範囲外】の『グレーゾーンの復讐劇=裏メニュー』を提示し実行していく『合...
『ショーマストゴーオン』 『第21回このミステリーがすごい!』の隠し球と呼ばれている本作。 本作は、一見表向きには探偵法律事務所だが、その一方で『どうしても復讐したい』という弱者のために【法律の範囲内で道徳の範囲外】の『グレーゾーンの復讐劇=裏メニュー』を提示し実行していく『合法復讐屋』が舞台のリーガルミステリー。 ダークヒーロー感満載の主人公『エリス』のキャラクターが面白いのと、連作短編集の構成となっており、テンポよく読めるため、あれよあれよという間に読了してしまいました。 続編も出ているとのことなので、そのうちそちらも読みたいなー。 ・ ・ ・ ・ ・ 六年付き合った彼氏に手酷く裏切られたOL・麻友が出会ったのは「合法復讐屋」エリス。 弁護士資格と法律知識を活かして麻友の復讐を代行したエリスは、その後も様々な依頼をこなす。 妄想じみた依頼から辿りつく、殺人事件の意外な真相とは。法律の通じない権力をもつ相手に、エリスはどう立ち向かうのか。 そして最後のターゲットはエリスと同じ「復讐屋」……。 異色の連作リーガルミステリー!
Posted by
「このミス」シリーズの隠し玉作品。 主人公のエリス、助手のメープルなど魅力的な登場人物と読みやすい物語展開。 飽きることなく読み終えることができた。
Posted by
合法なやり方で復讐を請け負う合法復讐屋エリス。性別は男性だが美女のエリスとして活動する弁護士が主人公。短編仕立てで読みやすい。 エリス、メープルなどのキャラも個性的で楽しく読めた。
Posted by
エリスのキャラクターが良い。 ツッコミどころはあるものの、読みやすくてサクサク進む。ベタだけど一話目がすき。映像化もありそう。
Posted by
イラストが綺麗で、 金のリンゴと天秤が印象的で。 ------------------------- 本当に覚悟はあるの? ウチが提供しているサービスって―― 法律の範囲内だけど、 道徳の範囲外よ? 美しき「合法復讐屋」が演出する 異色の連作リーガルミステリー! ------...
イラストが綺麗で、 金のリンゴと天秤が印象的で。 ------------------------- 本当に覚悟はあるの? ウチが提供しているサービスって―― 法律の範囲内だけど、 道徳の範囲外よ? 美しき「合法復讐屋」が演出する 異色の連作リーガルミステリー! ------------------------- 一話目はタイトル通り、「復讐は合法的に」でした。 二話目以降は、さらに別のエッセンスが加わります。 勧善懲悪ではなくて、やる側にも覚悟が必要。 アニメやドラマを見ているような気分で、 数時間で読み切れました。
Posted by
【収録作品】 Case1 女神と負け犬 Case2 副業 サイドビジネス Case3 潜入 Case4 同類 「合法(グレーゾーンをつく)復讐屋」エリスこと衿須鉄児の連作。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【2024年156冊目】 法で裁くことのできない悪人を、合法的に復讐する――合法復讐屋のエリスの元には、さまざまな依頼が舞い込んでくる。元彼に捨てられたOL、副業に勤しむ会社員、小児性愛者と正義感の強い記者、そして正義を謳う密告者。正義と道徳と法を天秤にかけた四つの短編集。 case1から4までありますが、やはり心をぐっと掴まれるのはcase1ではないでしょうか。筋書きとしても1番上手く練られていたように思います。話が始まってすぐに明らかになった真実に、そ、そこから騙してくるんか〜と一気に引き込まれました、好き。 case2から4は、多少設定につっこみどころがあったなというのと、4は最後に依頼人と会話するところが欲しかったなと思いました。そこで自身の選んだ道を、改めてグレーと理解しつつ前を向くような。ちょっと駆け足だった気もしています。もう少しじっくり書いても良かった話なのでは、完全余計なお世話ですが。 エリスとメープルの関係性や背景も気になるところです、次作も折を見て手に取ってみたいと思います。
Posted by