認知心理検察官の捜査ファイル 名前のない被疑者 の商品レビュー

貴戸湊太(著者)

2024/11/15

シリーズ第2弾。
変わり者の大神検事が、頑張る事務官に影響を受けて、変わってきたかな？って思っていたので、今作に戸惑いを感じたのですが、読み終わって納得。
大神検事の過去に関わる事件もあったりして…
次も楽しみになりました。

2024/10/26

１巻の印象がイマイチで、なかなか２巻に手が伸びなかったけど、読んでみてよかった。
殺害に至った経緯がどれもいたたまれなくてしんどい。そして大神サンの過去もしんどい。
生徒にそこまで依存してしまうほど追いつめられていた先生、ほんとしんどい。

2024/06/16

認知心理学という言葉は初めて聞きましたが、"嘘発見器"こと検事・大神がそれを使って次々と被疑者の嘘を暴いていくのが爽快でした！
そして、事務官の朝比奈さんの健気さが…

シリーズモノらしいので、前巻も読んでみたいです！

2024/04/30

全体的にさらっと読めた。

というのも、一つ一つの推理自体はそれほど長編ではなく、短めだったことに加えて、それほど重い推理とか、残虐なものは無く、ライトな推理だったと感じたためと思う。

読みながらこんな風に会話されたら嫌すぎる…とか思ってしまったけれど、尋問するうえで相手と関係値を作る事も大切なのだろう、と思った

読むのに時間をかけてしまって、細かい部分を忘れてしまったため、また読みたいと思う。

2024/01/03

貴戸湊太『認知心理検察官の捜査ファイル 名前のない被疑者』
2023年　宝島社文庫

シリーズ第2弾。
本作もリズミカルな展開でおもしろかったです。
主人公の検事と立会事務官の行きもぴったり。トラブルも乗り越えさらに見事な〝相棒〟に昇華した感じ。
本作のみでももちろん完結しているんだけど、1作目からの流れと連結感がとても自然でした。もしかして1作目を出版するときにはもう本作も上梓していたのかなと思うくらい。でも、それはなかたっとしてもプロットは間違いなくつながってできていたんだろうなと感じました。
シリーズ2作目って一番難しいと思うんです。前作の気負いというか、流れの滑らかさが。
2作目の独立性を持たせるために回顧的になりすぎたりとか。だからか3作目で確立する作品も多いのかなと思います。
本作はそういったことがなく、見事に展開されていて、エンタメ性もあって楽しかったです。
これはもう3作目も進行中なんでしょうね。新作も楽しみです。

#貴戸湊太
#認知心理検察官の捜査ファイル
#名前のない被疑者
#宝島社文庫
#読了

2023/11/15

嘘発見器の合理的検事と新人事務官の話。やってくる被疑者が吐いている嘘は何か、認知心理学を用いて真実を導く手法が凄い。嘘ついてる人は時系列で話せても逆の時系列では話せやん、とか勉強になる。認知心理学面白そうで興味湧く。

2023/10/25

推理、と言うより、認知行動によってマインドする方法を学べる本。
対話上での相手の言葉の引き出し方を知れる。

2023/08/23

頑なに本名を隠す被疑者、「もう1人埋めました」とさらに供述する被疑者、殺害動機を「風邪をひいたから」と語る被疑者。今回も被疑者の言葉には謎が多く隠されており、認知心理学で嘘を見破っていく大神検事と検察事務官の朝比奈の活躍が描かれる。しかし、被疑者のうちの1人は何やら大神の過去と深い繋がりがあるようで…。

2023/08/05

シリーズ2作目。
動機を見破る手法は面白い。被疑者に同情する場面もありながら、ちょっとｳﾙｯとしてしまったり……
「ユウコ」とは……大神と朝比奈の関係に変化！？

2023/07/31

シリーズ②今回も変人検察官・大神の心理戦に大満足。でも、3話のアレはさすがに酷すぎるでしょ…と思わないでもないけど、そんな突き抜けた所が好きなんだなぁ。そんな大神に認められたい一心で頑張る朝比奈のガッツが良かった。今回は大神の過去に関する話もあったので、そろそろ彼が職場に住み着く理由が知りたい。前作同様、読了後はカレーが食べたくなる。