フキダシ論 の商品レビュー
とっても真面目に 漫画で使用される「フキダシ」について 話者と聴者の関係性や役割 物語の時間軸の問題などを語った本。 作家さんの中には ちゃんと考察通りに考えがあって その「フキダシ」をその場面で使っている ということも書かれていて。 そこまで考えて読んでなくてゴメン! で...
とっても真面目に 漫画で使用される「フキダシ」について 話者と聴者の関係性や役割 物語の時間軸の問題などを語った本。 作家さんの中には ちゃんと考察通りに考えがあって その「フキダシ」をその場面で使っている ということも書かれていて。 そこまで考えて読んでなくてゴメン! でも、相手に聞こえている言葉は「シッポつき」 キャラが考えている言葉は「あぶく型シッポ」 テレパシーで聞こえた言葉は「放射型」 確かに無意識にそのルールにのっとって 読んでるよなぁと再認識しました。 こうの文代さんの『漫符図譜』だね。
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本の雑誌・2023/11号から。漫画論ってことで気になったんだけど、確かに本書で掘り下げられる吹き出しについては、なるほどってことがそれぞれ言語化されている。ただ、それだけといえばそれだけであって、漫画を読む際、ここで書かれていることは無意識下に行っていることだし、何とも言えない...
本の雑誌・2023/11号から。漫画論ってことで気になったんだけど、確かに本書で掘り下げられる吹き出しについては、なるほどってことがそれぞれ言語化されている。ただ、それだけといえばそれだけであって、漫画を読む際、ここで書かれていることは無意識下に行っていることだし、何とも言えない感じ。
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有名作品を例に取りフキダシを論じる本。当たり前すぎてその存在を改めて考える事はあまりないと思いますが、この本を見てフキダシの書き方、置く位置など作品の深みを見た気がします。少し残念なのは例示が手塚治虫の初期作や昭和の古い作が多かった事。近年の作をもっと見たかった。
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- ネタバレ
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とても面白かった。漫画の読み方が変わる一冊だった。 自分のような素人にとって、漫画の面白さは設定/ストーリー/キャラクター/絵の上手さくらいのざっくりとした分類でしか測る事ができない。 しかし、「神は細部に宿る」と言うように、経験豊富な漫画家は、フキダシを含む漫画的表現を駆使し、読者が物語にのめり込めるようコントロールしているのだなと思った。 『のらくろ』シリーズはいつかちゃんと読んでみたいと思った。
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飛ばし読み。つか、途中閉め。 漫画の文化的な評論て、あんま面白くないな、と改めて思っただけ。 夏目房之介さんくらいか、面白かったの。 無粋。としか思わない。 もう少し未来、全く漫画を読まなくなったら、見方が変わるかも知れないけども。
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第一部の分析手法の提示と付論のフキダシ前史とも言える部分が面白かったといえば面白かった。第二部の作品論は飛ばし読み。『3月のライオン』や『映像研に手を出すな』におけるフキダシの使い方の斬新さを指摘する部分には、なるほどと思った。
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自分が全面的な信頼を寄せる書き手の一人、細馬宏通による(漫画の)フキダシ論。フキダシというと漫符の延長上にある形状による効果とかそういう話が多かったように思うけれど、この本ではそのフキダシが「誰が」「誰に」向けて発せられたというようなフキダシとコマ、そしてそのコマに描かれたものと...
自分が全面的な信頼を寄せる書き手の一人、細馬宏通による(漫画の)フキダシ論。フキダシというと漫符の延長上にある形状による効果とかそういう話が多かったように思うけれど、この本ではそのフキダシが「誰が」「誰に」向けて発せられたというようなフキダシとコマ、そしてそのコマに描かれたものとの関係性を読み解いていくという内容。取り上げられている作品も「のらくろ」や手塚治虫、藤子不二雄といった大御所から吾峠呼世晴や藤本タツキといった最近の漫画家まで幅広い。 カバー絵をかつてフキダシが全くない漫画を書いていたとり・みきが描いている。
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