ぼくは本のお医者さん の商品レビュー
本を修理するブックスドクターの齋藤英世さん。本の修理をするようになったきっかけ、作業工程、気をつけていること、本が持つ歴史と持ち主の思いを尊重することなどが紹介されている。 製本会社を営まれているので、まさに本のプロフェッショナル。
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これは良い! 本の修理を通して人の心を大事にするということ、製本のこと、そして「仕事」全般に対しての心の向き方。 子供にも大人にもおすすめしたい。 製本会社を経営しながら、本を修理する「ブックスドクター」でもある齋藤英世さんのドキュメンタリーで、本の部位の名前、本がどうやって綴...
これは良い! 本の修理を通して人の心を大事にするということ、製本のこと、そして「仕事」全般に対しての心の向き方。 子供にも大人にもおすすめしたい。 製本会社を経営しながら、本を修理する「ブックスドクター」でもある齋藤英世さんのドキュメンタリーで、本の部位の名前、本がどうやって綴じられているかの写真やイラストも載っています。 私も一応図書館勤務ではあるのですが、修理とか新しい本へのカバー掛けが大変とっても本当に大の苦手です(T_T)(T_T) 齋藤さんが製本業を初めた時にまっすぐ貼り付けられなかった苦労、しかし諦めずに鍛錬を積んだ姿は頭が下がります…。 齋藤さんがほんのお医者さんになったきっかけの一つは絵本の「ルリユールおじさん」。古い本を大事にすることは思いを大事にすることであり、これからの人生も変える。 https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/4061324659#comment そこで齋藤さんの修理に対するの向かい方は、ただ綺麗にすればよいということではなく、汚れや書き込みを大切な思い出としてそのまま生かした修理をする。物を大切にするということは人の心を大切にすることと言う心構えがカッコいいですねえ。 職業の本としても、本の事を知る本としてもおすすめの1冊です。 さて、図書館勤務の端くれとして、利用者皆様にお願いです。 ページが破れたら(破れているのを見つけたら)、ご家庭のセロテープで貼り付けないでくださいm(_ _)m 市販のセロテープでは余計に劣化するので、一度そのセロテープをシール剥がして剥がしてから、専用テープで貼り付けなければいけません。却って破損がひどくなるおそれがあります(T_T)。 本の修理には修理用の専用用品がありますので、破れたりページが取れたりしたら、そのまま司書にお知らせくださいませ。m(_ _)m
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人間のお医者さんとはちと違い、ぬいぐるみのお医者さんと同じに思えるところが面白い。新しい命を吹き込むことが最善ではない そして新しく知ったルリユールという職業。これは今後深堀したい ブックドクター専門で働くのは難しいだろうが、絶対私に必要。自分の本を直せるレベルで身につけたい
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小学校低学年でも読みやすい内容(ノドや見返しなど大人向けの内容や用語もあるが)。ふりがなもついているし、良い!本を大切にする姿勢が伝わってくるし、どんな様子で修理するかもよくわかる。ブックドクター・齋藤英世さんの想いが伝わってくる良書! 『ルリユールおじさん』も良いですねぇ。紹...
小学校低学年でも読みやすい内容(ノドや見返しなど大人向けの内容や用語もあるが)。ふりがなもついているし、良い!本を大切にする姿勢が伝わってくるし、どんな様子で修理するかもよくわかる。ブックドクター・齋藤英世さんの想いが伝わってくる良書! 『ルリユールおじさん』も良いですねぇ。紹介されているのがさすがです。
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手先が器用な人って本当にすごいと思う。 私も本を直すことがあるが、上手く直せずブックドクターではなくブックマーダーになってしまうことが度々あり悔しい思いをしている。
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図書館本。出版の仕事から発展して、ボロボロの本の修理を仕事にしたおじさんの話。貴重な体験を追体験できた。
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『ルリユールおじさん』いせひでこ 本はどのように作られているのかまた修理するのか学べる その壊れた部分だけを直すのではなく一度全てをバラすことが大切 修理の手を加えすぎてはいけない 元の本の面影をできるかぎりとどめるようにする そうしないと新しいものを買ったのと変わらないから
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ブックスドクターとして 壊れた本の修復を請け負っている 山形の齋藤英世さんのおはなし。 修理方法をいろいろ考える知識と それを実践する根気と 時にはバラしてでも修復する勇気。 すごいなぁ…。 実際の作業行程も写真入りで載っていますが なんとそれが、植物園に修復依頼された 牧野...
ブックスドクターとして 壊れた本の修復を請け負っている 山形の齋藤英世さんのおはなし。 修理方法をいろいろ考える知識と それを実践する根気と 時にはバラしてでも修復する勇気。 すごいなぁ…。 実際の作業行程も写真入りで載っていますが なんとそれが、植物園に修復依頼された 牧野博士の『植物図鑑』! 思い出のある本は 綺麗に治しすぎないようにしているのも なんだか、あたたかくていいですね。
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