不実在探偵の推理 の商品レビュー
大好き!!! めちゃくちゃ面白い。 僕にしか見えない名探偵、まるで「ウミガメのスープ」みたいな水平思考クイズで真相にたどり着くという新しさ。刑事コンビも良いキャラしてる!! 不実在探偵の可愛らしさもいいなぁ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【収録作品】第一章 不実在探偵と死体の花/第二章 不実在探偵の存在証明/第三章 不実在探偵と殺神事件/第四章 不実在探偵と埋められた罪 その昔流行った「二十の扉」のミステリ版かな。 シリーズ化しそうな終わり方。 登場人物の名前が読みづらくて困った。
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「イエス」か「ノー」で答えられる水平思考を使って、 実在してるけど目に見えない不実在探偵の解いた謎の真相を推理する。 新しい設定のミステリ。 彼女はいったい何者なんだろうか。 結局その辺の謎は謎のまま、気になるところで終わってしまった。。。
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実在しない探偵という設定がおもしろそうと思い手にした一冊。 答えはわかるが、水平思考を通して理由を推理していく。 設定は面白かったが、動機や理由がいまいちだったかなー。 続きがあるのかな? 現のお母さんやお父さんも謎めいているので、ぜひとも続きを読んでみたいと思った。
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主人公にだけ見える人物、不実在探偵=アリス・シュレディンガーが難事件を解決するという新たな設定のミステリー。アリスは何者か、主人公のイマジナリー・フレンド(架空の友だち)なのか、まだ謎は明かされない。
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透き通った青いサイコロの目で推理の正しさを判定する実在しない名探偵、アリス·シュレディンガーと、その代弁者·現(ウツツ)、その伯父で刑事の百鬼(ナキリ)と烏丸が関わった事件の物語。 安楽椅子探偵の不確実さと、不実在探偵の真実の不確かさをも孕み、なんとなくどっしりと腹に落ちない感覚...
透き通った青いサイコロの目で推理の正しさを判定する実在しない名探偵、アリス·シュレディンガーと、その代弁者·現(ウツツ)、その伯父で刑事の百鬼(ナキリ)と烏丸が関わった事件の物語。 安楽椅子探偵の不確実さと、不実在探偵の真実の不確かさをも孕み、なんとなくどっしりと腹に落ちない感覚ではある。
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「不実在探偵と死体の花」 メッセージに気付いて。 映画の感想だけで相手の価値観を勝手に決めてしまったからこそ、誰も報われない結末を迎えてしまったのだろうな。 「不実在探偵の存在証明」 ダイスが示す数字には。 法則を決めたからといって解決するものではないが、少しでも意思の疎通が可...
「不実在探偵と死体の花」 メッセージに気付いて。 映画の感想だけで相手の価値観を勝手に決めてしまったからこそ、誰も報われない結末を迎えてしまったのだろうな。 「不実在探偵の存在証明」 ダイスが示す数字には。 法則を決めたからといって解決するものではないが、少しでも意思の疎通が可能になるのは大きな進歩だったろうな。 「不実在探偵と殺神事件」 血溜まりに誰もいない。 優遇された理由と集まったメンバーの共通点にすら気付けないほど、目の前にあった光景に驚愕してしまったのだろ。 「不実在探偵と埋められた罪」 捜査し辿り着いた先は。 目の前の人間だけで全ての出来事が完結していれば完璧だが、情報だけを開示されても真実を見つけれないだろう。
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水平思考ゲームとミステリの融合ってありそうでなかったような。設定面白い。 後半の「安楽椅子探偵ゆえの過ち」っていう話はなるほど。 登場人物のキャラがたってるので、これは続編あるのかなと期待しています。
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序盤からファンタジーな探偵ものかなぁと思ってはいたけど、推理に水平思考を使ってくる展開だとは予想外だった。 事件が起きる度に、登場人物が主人公を通して、探偵に質問して真相を解明する…この場面は羨ましさと悔しさしかない。「ウミガメのスープ」によって、水平思考で謎を解き明かす快感を味...
序盤からファンタジーな探偵ものかなぁと思ってはいたけど、推理に水平思考を使ってくる展開だとは予想外だった。 事件が起きる度に、登場人物が主人公を通して、探偵に質問して真相を解明する…この場面は羨ましさと悔しさしかない。「ウミガメのスープ」によって、水平思考で謎を解き明かす快感を味わっているからこそ、自分も加わりたい!登場人物が羨ましい!という想いで爆発しそうになった。 このミステリーの解き方は良い意味でずるい。このずるさが、探偵と推理がどんどん円が広がるように進化している証明。今後のミステリーの更なる斬新さに期待したい。 あと一点、この本は登場人物の謎が解き明かされてない部分がある。これって、このまま終了しちゃうの?謎のまま終わらせちゃうってこと?それはそれで、もどかしさがあってズルい終わらせ方するなぁ!井上先生、完敗だよー!
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透明な青いダイスから、菊理現(うつつ)しか見えない妖精みたいなものが現れて、それが「ハイ」「イイエ」「ワカラナイ」等をダイスの目で示しながら、殺人事件の真相を解き明かす。現はその不実在の名探偵の助手と言う設定。 今までにないストーリー仕立てだとは思うが、読書にも考えさせるような...
透明な青いダイスから、菊理現(うつつ)しか見えない妖精みたいなものが現れて、それが「ハイ」「イイエ」「ワカラナイ」等をダイスの目で示しながら、殺人事件の真相を解き明かす。現はその不実在の名探偵の助手と言う設定。 今までにないストーリー仕立てだとは思うが、読書にも考えさせるような内容ではなかったかな。 サクサク読め、最後、で一体何やったん?的に感じた。
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