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不便なコンビニ の商品レビュー

4.1

37件のお客様レビュー

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2024/11/25

自然な翻訳で読みやすいし韓国の文化や用語は本文内に注釈があるので止まらずに読めてよかった! 真ん中の章「不便なコンビニ」で鳥肌、最後の章「ALWAYS」ですべて回収されて最高!こういう連作短編大好き!

Posted byブクログ

2024/11/08

 K-POPだけじゃなくて、Kヒーリング小説ってあるんですか? そもそもヒーリングって、瞑想とか音楽中心でしょうが、心や体のバランスを整えてくれる、癒し系の小説があるのも事実なんですけどね、ネーミングはともかくとして‥。  ここ数年、ハン・ガンさんのノーベル文学賞受賞前から、韓...

 K-POPだけじゃなくて、Kヒーリング小説ってあるんですか? そもそもヒーリングって、瞑想とか音楽中心でしょうが、心や体のバランスを整えてくれる、癒し系の小説があるのも事実なんですけどね、ネーミングはともかくとして‥。  ここ数年、ハン・ガンさんのノーベル文学賞受賞前から、韓国文学作品を目にする機会が増えた気がします。国の枠を超えて、様々な文化に触れることは意義のあることですね。  本書は、ソウルの青坡洞にある、ひなびたコンビニ「ALWAYS」を舞台にした物語です。下町の庶民的なコンビニに出入りする人たちの横顔、交流を丁寧に描いています。  高校の歴史教師を定年退職し、細々とコンビニを経営するヨムさんと、記憶喪失のホームレスの男・独孤(トッコ)の出会いと絆を中心に、コロナ禍、韓国社会の問題を炙り出しながらも、人の本質を問い、希望を見出せるヒューマンドラマになっています。  困難や挫折を経験し孤立した人が、また人と距離を縮め結びつき、再起していく物語への共感は、日本も韓国も同じなのかなと思いました。とても心温まる読みやすい物語でした。

Posted byブクログ

2024/10/29

一気に読み終わった。 人の成長とはと考えさせられる今日この頃。 自分の事だと間違いをおかすけど、他者のことだと気づくし、寛容になれるし。 だから誰かと繋がらないといけないんだなぁ。

Posted byブクログ

2024/10/20

韓国の翻訳本2冊目。あまり韓国のこと知らなかったけど、コンビニがあって、おにぎりも売っているなんて日本みたいだと思った。ところどころ同じで、ところどころ違って、不思議な感覚。お話もおもしろかった。

Posted byブクログ

2024/09/14

2024.9 Kヒーリングの傑作と謳い文句にありましたが、隣国ながら空気感が日本とは違うなぁ、としみじみ思いました。

Posted byブクログ

2024/09/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ホームレスの独孤。 コンビニのオーナーに救われ、助けられたことで彼の人生がもう一度動きだす。 彼の知的で且つあたたかい人との接し方は、記憶を失くし過去を忘れてしまったこととどう繋がっていくのかに、ワクワクしながら一気に読み進めました。 彼と接し言葉を交わすうちに、様々な悩みを抱える人々の心が救われていく。そして、彼自身も変化していく。 「幸せは遠くにあるのではなく、自分のそばにいる人たちと心を交わすところにある。」 本当にその通りです。

Posted byブクログ

2024/08/27

韓国小説は初めてでした。 コンビニオーナーと独孤さんとの出会いから、他の登場人物にも個性があって読みやすかったです。最後の方はちょっと意外な展開でした!

Posted byブクログ

2024/08/26

コンビニを経営する元歴史教師のヨムさんがホームレスで記憶喪失の独孤に財布を拾ってもらう所から始まる群像劇。就職の失敗、引きこもり、老後不安、整形外科の闇等々、日本でも馴染みのあるものから韓国ならではの社会問題も織り交ぜて語られる物語が大変興味深かった。ドラマ化も検討されているよう...

コンビニを経営する元歴史教師のヨムさんがホームレスで記憶喪失の独孤に財布を拾ってもらう所から始まる群像劇。就職の失敗、引きこもり、老後不安、整形外科の闇等々、日本でも馴染みのあるものから韓国ならではの社会問題も織り交ぜて語られる物語が大変興味深かった。ドラマ化も検討されているようで日本で視聴できるようになる日が今から楽しみ。

Posted byブクログ

2024/08/23

翻訳が上手くてとても読みやすい。 ひきこもり、競争社会、就職のための整形など今時の問題を題材にしていて面白かった。色々な問題を抱える客や店員と交流しながら記憶喪失の元ホームレスのコンビニ店員が過去をおもいだし、再び自分の人生を生きはじめるまで一気に読んだ。ただラストの決断に行きつ...

翻訳が上手くてとても読みやすい。 ひきこもり、競争社会、就職のための整形など今時の問題を題材にしていて面白かった。色々な問題を抱える客や店員と交流しながら記憶喪失の元ホームレスのコンビニ店員が過去をおもいだし、再び自分の人生を生きはじめるまで一気に読んだ。ただラストの決断に行きつくまでの独孤氏の気持ちの移り変わりをもっと読みたかった。

Posted byブクログ

2024/08/21

あるBSの番組で紹介されていたので読んでみた。 翻訳の小説は苦手意識があったけど、とても読みやすいし、それぞれの話の終わり方が良い話ばかりでよかった。 ただホームレスの正体にあまり驚きがなかったと感じた。

Posted byブクログ