1,800円以上の注文で送料無料

のっけから失礼します の商品レビュー

4

46件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    16

  3. 3つ

    14

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/08/20

「舟を編む」で知った著者だが、エッセイは初めて読む。月に4回しか外出しなくても、笑えるエピソードを書けるのが文才なのであろう。頑なにものぐさを語り、同じ仲間を探し安心感を得たい気持ちは同感である。10年近く前のエッセイに追記が有るのが面白い。因みに、私は下唇の下に紙を挟める二割民...

「舟を編む」で知った著者だが、エッセイは初めて読む。月に4回しか外出しなくても、笑えるエピソードを書けるのが文才なのであろう。頑なにものぐさを語り、同じ仲間を探し安心感を得たい気持ちは同感である。10年近く前のエッセイに追記が有るのが面白い。因みに、私は下唇の下に紙を挟める二割民です。

Posted byブクログ

2023/08/19

三浦しをんさんの本を初めて読んだけど面白かった〜! この人の本に限らずエッセイって何でこんなに面白いんだろう。サクッと読めるし普段の生活をこんなに面白おかしく伝えることが出来るのって才能だよなぁ。私にもこの能力欲しい。 三浦さんの「外に出かけてないから書くことがない!」って嘆いて...

三浦しをんさんの本を初めて読んだけど面白かった〜! この人の本に限らずエッセイって何でこんなに面白いんだろう。サクッと読めるし普段の生活をこんなに面白おかしく伝えることが出来るのって才能だよなぁ。私にもこの能力欲しい。 三浦さんの「外に出かけてないから書くことがない!」って嘆いてるシーンがたまにあったけど本当に何もしてないのに何故か面白い。なぜ…。 「DDの助手」や「常識を超える体」が特に面白かった。歯医者やマッサージ屋に行くだけなのに笑える。ぶっ飛んでる人の近くには同じような人が集まるんだなぁ。三浦さんの家族も面白いのは流石生みの親って感じ。自分の家族だったら疲れそうだけど見てる分には面白い。花粉を捨てられて怒るお父さん可愛すぎないか。お菓子を食べられて怒るお母さんも大概だけど可愛い。 全然本編に関係ないけど三浦さんの名前"しおん"じゃなくて"しをん"にするのセンス光ってるなって感じた。

Posted byブクログ

2023/08/16

三浦しをんのエッセイ集。 もうずっと昔から著者のエッセイは読んできたので、面白さは折り紙つき。 今回これを読んで、私は三浦しをんの言葉遣いが好きなのだと実感した。面白いこと書きつつそれをちょっと古風な言葉遣いで表現してあるところに心をくすぐられる。

Posted byブクログ

2023/08/11

シリアスものも書くのにエッセイは日常が面白く切り取られていて、楽しいです。親知らずの話が大爆笑で、電車の中で読んでたので、堪えるのが大変でした。

Posted byブクログ

2023/08/06

三浦しおんさんのエッセイ集が文庫版の新刊で出ていたのを購入していた。しかし、数ヶ月?積読になっていたのでした。 今年の夏は今のところ連日猛暑が続いており、日常の一部である読書でさえ食傷気味になっていた。「こういう時はエッセイに限る!」と想い読み始めたのでした。 三浦さんといえ...

三浦しおんさんのエッセイ集が文庫版の新刊で出ていたのを購入していた。しかし、数ヶ月?積読になっていたのでした。 今年の夏は今のところ連日猛暑が続いており、日常の一部である読書でさえ食傷気味になっていた。「こういう時はエッセイに限る!」と想い読み始めたのでした。 三浦さんといえば何といっても(私としては、今のところ)「舟を編む」。その時が初読でした。辞書の編纂という視点がとても新鮮で、一つ一つの言葉使いや文章がとても丁寧で感心したのを覚えています。 あと「風が強く吹いている」。言葉や文章が心地よいのもさることながら、さわやかな印象と若者の熱量を強く感じました。 そして、このエッセイ。「BAILA」という女性向け雑誌に連載されたエッセイ集。 三浦さんのエッセイが面白い、という噂は耳にしていましたが、、、なるほど!と、深く頷いてしまったのでした。 まず、このエッセイでは掲載された雑誌の読者を見据えた上で、主に30歳代の女性読者をターゲットとした話題を選び、内容もターゲットを意識して書いておられると思います。 ご自身の年齢もほぼターゲットの範囲内。しかし、そのターゲットから大きく外れている私のような親父が読んでも面白かった。 軽妙な言葉遣いの中に三浦さんの言葉に対するこだわりが感じられる。 内容はほとんどが「自虐ネタ」なのですが、おそらく?ターゲットに入っている方々は「あるある、、、」と大きく共感しているのだと思われます? 三浦さんの他の作品にも挑戦しなければなりませぬ。

Posted byブクログ

2023/08/06

お笑い芸人が書いたかのように可笑しい。一人でボケ・ツッコミをしている感じです。三浦しをんさんの小説からはできません。こんなにユニークなキャラクターの方だったのかとびっくりしました。

Posted byブクログ

2023/08/05

しをんさんのエッセイは面白いので全部読むことに決めている。 本書は、かなり最近の出来事に近づいてきて、2014年~2019年のものだ。 しをんさん自身が読み返しても、「昨日のこと?」と勘違いするくらいなんだと。 流行とか関係ない、代わり映えのしない日常を書いているアホエッセイだ...

しをんさんのエッセイは面白いので全部読むことに決めている。 本書は、かなり最近の出来事に近づいてきて、2014年~2019年のものだ。 しをんさん自身が読み返しても、「昨日のこと?」と勘違いするくらいなんだと。 流行とか関係ない、代わり映えのしない日常を書いているアホエッセイだからだと自己分析している。 そんなことはない。ガサツでズボラに見せかけているが、周囲への心配りと知性を感じるエッセイだ。 「熱帯夜の効用」「危険な夏」といったエッセイで、尋常でない暑さに悲鳴を上げている。 「気温37.5度で仕事なぞできるか!」とか、「今年の夏の暑さは異常だ。と、毎年言っている気がする。」と書いてる。 今年(2023年)も同じだ。東京は7月の中旬から連日の35度越えで、7月は13回も猛暑日。 「今年の夏の暑さは異常だ。」と感じながらこの本を読んでいる。 ・若かったことはあるが、かわいかったことがない私 ・外出の予定がなければ、入浴はもとより、何日でも顔を洗わずにいられる私 ・常にテンションがおかしいことでは定評がある私 と、自虐ネタをさり気なく紛れ込ませてくるのは相変わらずだが、 今回は四十肩やぎっくり腰や老眼が加わった。 体調不良の話題も多いのだが、食欲だけは旺盛らしく過去最高体重も記録したらしい。 老化現象ネタが増殖中だが、マンガやコンサートにかける情熱は変わらない。 一日のうち、8時間以上眠って、8時間は読書して、残りが家事や買い物や仕事の時間なのだと。 宝塚の花組公演『ポーの一族』を見て帰宅したら、猛然と何十度目かの漫画『ポーの一族』再読に突入する。 ここで発した一言がしをんさんの生活信条のようだ。 「仕事してないじゃないか。いいのだ、人生は仕事するためにあるのではない。漫画読んだり舞台見たりと、創作物を味わうためにあるのだ!」 仕事は趣味を満喫するため(の費用捻出)の手段だと割り切った考え方に賛成! 仕事は手抜きして…、と言ってるのではないよ。 私も価値観は、趣味>仕事 で、メリハリ付けて生活するのがいいと思っている。 趣味がある人は仕事を辞めても(時間の使い道に)困らないし、ブクログのように人との繋がりも保持できる。 趣味のない人は暇を持て余してしまうだろうし、なにより孤立してしまう危険もある。 もしも読書禁止令が出たら困るに違いないと思った。 読みたい本は大量にあるのに読み終える見通しが立たない、というのは楽しみに満たされていて、いつまでも幸せということだ。 しをんさん、私が読み切れないくらいエッセイを書いてください(^^♪

Posted byブクログ

2023/07/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

しをんちゃんのエッセイは面白いなぁ。 他人とは思えない、ヲタクっぷりとか、家でごろごろしながら本を読んでいたい気持ちとか(笑) めっちゃわかるわぁ~。 いろいろ忙しかったり、しんどき時に読んでいたので救われてました。 人生を笑い飛ばせるってとっても大事ですよね。

Posted byブクログ

2023/07/23

面白かった! しをんさんのエッセイを堪能いたしました。 表紙を目にした瞬間ニンマリ。何てことない日常を鋭い観察眼で捉え、独特の解釈と語り口調で楽しませてくれます。 ときに侍(いや、忍?)になり、自らを突っ込みまくるエッセイ。 今回も笑わせて頂きました。 いろんな方のエッセイを読...

面白かった! しをんさんのエッセイを堪能いたしました。 表紙を目にした瞬間ニンマリ。何てことない日常を鋭い観察眼で捉え、独特の解釈と語り口調で楽しませてくれます。 ときに侍(いや、忍?)になり、自らを突っ込みまくるエッセイ。 今回も笑わせて頂きました。 いろんな方のエッセイを読んできたけど、しをんさんほど自由奔放でセルフ突っ込みを繰り出してる本はないのでは…? 特に好きだったのが、 *有名人愛 *DDの助手 *抜歯涅槃図 *なにごとも油断大敵 *弱腰ダース・ベイダー 身体張ってるエピソードは笑い事じゃないんですが、そのリアルを笑いに変えてしまうところはさすが作家さん!! 自虐、突っ込み、妄想の嵐。 作品のイメージとはかけ離れた、親しみのあるお人柄を感じられるエッセイでした。

Posted byブクログ

2023/07/23

三浦しをんさんのエッセイは初めて読みました。 三浦さん、良い意味で印象と違った!こんなに賑やかで面白い方だったとは! ボリューム満点で、沢山笑って楽しめました。

Posted byブクログ