腹を空かせた勇者ども の商品レビュー
学生の勢い、レナレナの純粋さ真っ直ぐさに胸をうたれた。中高生ってちょっとしたことで仲違いおこっちゃうよね。頑張って想像力を駆使して人間関係を築こうとしていく不器用さが輝かしい。 レナレナの両親の聡明さ、筋の通っているところは大人としては見習いたいけれど、子供の立場からしたら理論...
学生の勢い、レナレナの純粋さ真っ直ぐさに胸をうたれた。中高生ってちょっとしたことで仲違いおこっちゃうよね。頑張って想像力を駆使して人間関係を築こうとしていく不器用さが輝かしい。 レナレナの両親の聡明さ、筋の通っているところは大人としては見習いたいけれど、子供の立場からしたら理論的すぎて飲み込めないよね。大人になるにつれて分かっていく諦めるものが増えていくのは少し悲しい。
Posted by
母親の発言や考え方が面白い! 主人公の考え方も少しずつ母親似になってる感じがしたけど、初めから似てたのかもしれない。友達一人ひとりを大切に思いやって、考えられてる主人公は母親の教えとか影響が強いのかなと思った。 主人公みたいに友達の発言や行動の意味について考えて、行動して、理解し...
母親の発言や考え方が面白い! 主人公の考え方も少しずつ母親似になってる感じがしたけど、初めから似てたのかもしれない。友達一人ひとりを大切に思いやって、考えられてる主人公は母親の教えとか影響が強いのかなと思った。 主人公みたいに友達の発言や行動の意味について考えて、行動して、理解しようとする姿は見習いたい。友達だけでなく、家族とか恋人とかも、そうやって理解して、自分なりのやり方で大切にしていきたいなと思った。
Posted by
10代のころの、失くしたくないと思った大切な熱い想い。変わらずにいようと友達と共にたてた誓い。ああ、いつのまにかどこかに置きわすれてしまったんだなと気づかされて、切ない気持ちになった。現実が見えてきて、それでも大人の社会に呑み込まれることに抗っていたあの頃の自分とレナレナが重なっ...
10代のころの、失くしたくないと思った大切な熱い想い。変わらずにいようと友達と共にたてた誓い。ああ、いつのまにかどこかに置きわすれてしまったんだなと気づかされて、切ない気持ちになった。現実が見えてきて、それでも大人の社会に呑み込まれることに抗っていたあの頃の自分とレナレナが重なった。友達の問題を自分のことのように思い遣って行動できた、純粋に真っ直ぐに生きられた最後の時間の煌めきのようなものがそこにあって、胸がいっぱいになった。すっかりレナレナママのように理屈ばかりになってしまった私にはひたすら眩しかった。
Posted by
著者の作品で主人公になりがちな厄介タイプがママとして脇役に収まり、明るく健康的な娘目線で描かれているのが斬新。 冒頭でママと上手く会話出来ないと嘆いているが話が進むにつれ深く納得していく。そんなママとも仲良く過ごせる主人公のコミュニケーション能力は流石。
Posted by
大好きな金原ひとみ様。読んでてずっと"楽しい"って感情になれて、最終章はなんか熱くなって感動すらした。 ママは今の私に似てるけど、レナレナは中高生の時の私に似てるから、あの2人はそっくりだと思うし、レナレナも大人になったらママみたいになると断言します!!笑 学...
大好きな金原ひとみ様。読んでてずっと"楽しい"って感情になれて、最終章はなんか熱くなって感動すらした。 ママは今の私に似てるけど、レナレナは中高生の時の私に似てるから、あの2人はそっくりだと思うし、レナレナも大人になったらママみたいになると断言します!!笑 学生の時の自分&友達思い出しながら共感して読めたり、ママの意見に唸ったり、楽しい作品すぎ! 『腹をいっぱいにして、もう二度とお腹が空くことはないんじゃないかと思っても、お腹は空く。だとしたら、今は会いたくないと思ってる駿くんが、やっぱり話を聞こうと思ってくれることだってあるだろう。』 『距離をとってくれた人とかもいて、それもあとから優しさだったんだなって分かって嬉しくなったりするよ。人は閉じた貝みたいになる時ある。でもちょっと開いた時、レナレナの優しさの形にその子も触れるはず』
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
現実主義で正論で話す母親と、思春期真っ只中で感情で揺れて行動する玲奈だと、それはぶつかり合うこともあるよな〜と思った。 「玲奈は私の特別な存在で、既に一つの概念として私の中に存在してる。だからあなたが死ぬことはあり得ない。肉体が滅んでも、決して死なない」という母親のセリフがとても良かった。
Posted by
レナレナが、友人1人1人との関係に一生懸命なのが眩しい。友だち多いのにそれぞれを平等に大切に想っている。 自分の子どもの頃を思い出してみても、人の悩みに全力で寄り添う、とかなかったな。。 レナレナと母親の性格が全く違っていて、親子なのにそんなことある?と思ったが、思い返すと親と...
レナレナが、友人1人1人との関係に一生懸命なのが眩しい。友だち多いのにそれぞれを平等に大切に想っている。 自分の子どもの頃を思い出してみても、人の悩みに全力で寄り添う、とかなかったな。。 レナレナと母親の性格が全く違っていて、親子なのにそんなことある?と思ったが、思い返すと親と価値観が合わないのは割と普通のことだなと感じた。 人それぞれ考え方が違うと気付いてレナレナは段々大人になっちゃうのかな、そのままでいて欲しい気もするけど。 何事にも全力で、裏表のない主人公に心洗われた1冊だった。
Posted by
2023年刊。 金原ひとみさんの割と新しい長編小説。これも素晴らしい傑作だ。 主人公はレナレナこと玲奈、中学生。母親は堂々と不倫中で両親の離婚が間近い、が、レナレナは素晴らしく明るく、活発で、たくさん友だちを作っていく名人だ。アタマはあまり良くなさそうだが、バスケ部で頑張っ...
2023年刊。 金原ひとみさんの割と新しい長編小説。これも素晴らしい傑作だ。 主人公はレナレナこと玲奈、中学生。母親は堂々と不倫中で両親の離婚が間近い、が、レナレナは素晴らしく明るく、活発で、たくさん友だちを作っていく名人だ。アタマはあまり良くなさそうだが、バスケ部で頑張っている。エスカレーター式に高校まで行ける私立の女子中学校に通っている。 この素敵な快活さは突き抜けており、ときに悩むことはあっても、ウジウジせずに前に進み続ける。こんなに屈託のない子がそばにいたら、友だちになりたくなったろう。 レナレナが主に親友の二人の同級生と遊んでいる日常が中心で、そのにぎやかなパロールの奔流がとても輝かしい。 ママは映画関係で勤めているが、文人気質で、理屈っぽい話を延々と聞かせたがる。金原ひとみさんの他の小説にも出てくる、あのちょっとイヤな口うるさい女性の類型である。そんなうるさい世界論をため息ついて聞きながら、レナレナがいろいろ考えたり、心の中で反論したりするのも楽しい。 最終章で高校生になるのだが、レナレナはあんなにがんばっていたバスケ部を急に休部してしまう。なぜ突然イヤになったのか、本人は親に上手く説明できないし、恐らく本人にもよくわかっていない。気まぐれな思春期の発作ということなのか。 で、何故かロック系の女の子バンドに誘われて、初めてのベースを弾き始める。学校祭にバンドが出演するところがクライマックスだ。 思春期ー青春期の女の子を主人公としながら、恋愛体験が出てこずに終わるのは女子校だからか。でもこれはこれで面白く、すがすがしくて良い。 読んでいて主人公の女の子の明るさが愛しくなってくるような、キュートな小説だった。
Posted by
鬱っぽい性質を持ってるのがママだけで、ママとは価値観の違う娘が若々しく彼女なりの精いっぱいで明るく学生生活を謳歌してるのが気持ち良い
Posted by
お母さんおもしろすぎる、正反対っていうよりはこの親にしてこの子ありだと思う。 そして主人公陽キャすぎる。
Posted by
