やまをうごかしたミン・ローさん の商品レビュー
がまくんとかえるくんシリーズのアーノルド・ローベルによる、中国民話風のおはなし。思わず、クスリと笑ってしまいます。
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大きな山の麓にミン・ローさんと奥さんは住んでいた。2人は家をとても気に入っていたが、大きな山には困っていた。山は岩や石を落とすし、雨雲がかかると部屋がびしょ濡れになるし、晴れても山の影になって温まらず畑の作物も育たないからだ。 ミン・ローさんは、奥さんに命じられて村の賢者に山を動...
大きな山の麓にミン・ローさんと奥さんは住んでいた。2人は家をとても気に入っていたが、大きな山には困っていた。山は岩や石を落とすし、雨雲がかかると部屋がびしょ濡れになるし、晴れても山の影になって温まらず畑の作物も育たないからだ。 ミン・ローさんは、奥さんに命じられて村の賢者に山を動かす方法を聞いてきた。 木を切り倒してそれを山にぶつけたり、大きな音を出して山を恐れさせたり、パンと焼き菓子を頂上に供えようとしたり……。どれも失敗に終わって困ったミン・ローさんは、4度目に賢者にへんてこな踊りを教わる。 山の存在に困った夫婦と賢者をコミカルに描いた絵本。 ******* ここからはネタバレ ******** アーノルド・ローベルが中国風な舞台で描いた絵本です。 山が邪魔だから動かそうと考えるなんて、奥さん強いですね。文句も言わずに賢者のもとに通うミン・ローさんは優しいです。 そして、この賢者は、賢者と思えないニセモノ感溢れているのですが、これがまたいい味出しています。 何度も相談に来られてほとほと困っているでしょうに、それでも、トンチンカンでも考えてあげています。 おかしな踊りも自分でもやって見せてあげていますし(笑)。 目を瞑って何時間も後ろに進んで、転けたりしなくてよかったですね。 そもそもなんでそんな山の麓に家を建てたんだ?という疑問は残りますが、このナンセンスは好きです。 きっと子どもたちも笑って読んでくれるでしょう。
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息子9歳1ヶ月 息子が喜びそうな本を、母が選んで図書館から借りてきています。時々息子リクエストの本も。読み聞かせほとんどしなくなりました。母はサミシイ。 読んだ◯ 好反応◯ 何度も読む(お気に入り) ◯ 「また借りてきて!」「続き読みたい!」◯ その他 …一休さん。
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図書館本。次女に借りてきた本を長女がもれなく読むシリーズ。アーノルド・ローベルさんの絵本。山を動かす、のヲチ。長女の「面白かった」が出た絵本。
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みんないい人だよ。 素直なよいこ。 どんなに失敗しても賢者を信じてるしね。 その素直さが良い方向に働くことを祈ります。
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この手の話にありがちなんだけど、何で最初からその案出さないの?って思っちゃうんだよなぁ笑いろいろ試した上だから信用されたって事なのかなあ?誰か教えてください。
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