「わらべうた」で子育て 入門編 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
子どもを叱ったあとに、叱られたことを茶化すことで子どもの機嫌を取りつつ叱られることが恥ずかしいことであると認識させるという話が印象的。自分が子どもの頃は叱られた後にどんな顔をすればいいか分からず、ずっとモヤモヤしてしまっていたなあ。 ところどころ今の通説と違うところがある(抱き癖がつく、とか。いまは子どもが求めるだけ抱っこしていいと言われることが多い)。そもそもわらべうたが昔から伝えられてきたものなので当然ではあるが、今の子育て事情と照らし合わせるとどうなのかという点は気になった。 あとがき?の作者の経験談がおもしろかった。わらべうたは百姓が生き方を伝えていくためのものだそう。昔はこうして上の世代から下の世代へ生き方を教えてくれていたのかと納得。いまはどうだろうか。
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