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蝶の墓標 の商品レビュー

3.5

14件のお客様レビュー

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2025/03/12

うーん。 なんだか予定調和というか。 その子まで死ぬ必要あったかな? 遺産を受け取る見返りがソレっていうのもねぇ。

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2024/06/30

「風よ僕らの前髪を」を読んで良かったのでこちらも読んでみた。 なかなか重い内容でちょっとしんどかったなぁ。

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2024/03/25

腹違いの姉夏野の死の真相を調べることを条件に遺産相続の話が来た里花の話。4人の心中事件、回想される姉の過去、知ってしまった後の選択、場面が変わるにつれページを捲る手が重くなる。知りたい、けど知りたくない、このジレンマが心地よい。きっと私も夏野に魅入られた1人

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2023/09/30

読みやすい文章と流れの良いプロットで加速するように緊迫するサスペンス感がありました。ヒロインが枷を背負った美少女というのがいいですね。ただ、遺産相続がらみで血のつながらない妹の視点で語りだされ、ヒロイン姉の物語が始まり、妹の物語に戻りますが、この構造が技巧に過ぎる気がしました。登...

読みやすい文章と流れの良いプロットで加速するように緊迫するサスペンス感がありました。ヒロインが枷を背負った美少女というのがいいですね。ただ、遺産相続がらみで血のつながらない妹の視点で語りだされ、ヒロイン姉の物語が始まり、妹の物語に戻りますが、この構造が技巧に過ぎる気がしました。登場人物たちの心情や動機も技巧的です。でも、面白かったし、作者が優れたストーリーテラーであることはよくわかりました。

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2023/09/27

塾講師をしているシングルマザーの八木里花のもとへ、弁護士から連絡が入った。 「相続のことでお話ししたい」と言う。 誰の相続人にもなりようもない、里花に、弁護士は、被相続人として、母親違いの姉・夏野の母親・藤田由子の名を告げた。 相続する上で、条件が二つ。 一つ目は、夏野の墓を守...

塾講師をしているシングルマザーの八木里花のもとへ、弁護士から連絡が入った。 「相続のことでお話ししたい」と言う。 誰の相続人にもなりようもない、里花に、弁護士は、被相続人として、母親違いの姉・夏野の母親・藤田由子の名を告げた。 相続する上で、条件が二つ。 一つ目は、夏野の墓を守る事。 二つ目は、夏野の死の真相を探る事。 由子は、娘の死に疑問を抱いていた。 条件を飲む事にした里花は、由子が書いたノートを受け取り、真相を探る事にした。 ノートに書かれていた事とは・・。 夏野の死については、何をか言わんだけど、 最後は、幸せな気分にしてくれた。

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2025/06/26

 心臓には致命的な疾患。左半身に広がる大きな赤い痣。それでも少女は矜持を守り毅然として散っていった。  大型の蝶のような艶やかさと儚さを併せ持ち、高校2年で自ら命を断った鈴林夏野の生き様を描くサスペンスミステリー。全11章。           ◇  シングルマザーとして小学...

 心臓には致命的な疾患。左半身に広がる大きな赤い痣。それでも少女は矜持を守り毅然として散っていった。  大型の蝶のような艶やかさと儚さを併せ持ち、高校2年で自ら命を断った鈴林夏野の生き様を描くサスペンスミステリー。全11章。           ◇  シングルマザーとして小学2年生の息子を育てる八木里花の携帯に、弁護士を通して多額の遺産相続の話がもたらされた。  遺産は里花の亡き父の先妻だった女性のもので、他に相続人がいないことで里花に白羽の矢が立ったのだ。ただし遺言によると、遺産相続にはひとつ条件があった。  それは、その女性の娘で里花にとっては母親違いの姉にあたる夏野 (かや) が関わった、高校生4人による集団自殺の真相を突き止めることだった。        * * * * *  中心人物は3人。  1人めはプロローグ ( 第1章 ) とエピローグ ( 第11章 ) を受け持つ八木里花。  2人めは本編の中心である鈴林夏野 ( 両親が離婚する前は八木夏野 )。  3人めは本編で夏野と行動をともにするようになる同級生の新田瑞葉。  突出した魅力を放っていたのはやはり高校生になった夏野です。  華奢で透明感があり、清純な美しさを持つ夏野。そして時折り放つ妖しくミステリアスなオーラ。実に絵になる少女です。  ちょうど吉田秋生『吉祥天女』の叶小夜子と恩田陸『六番目の小夜子』の津村沙世子の中間ぐらいといった感じでしょうか。  そう言えば3人とも転校生という設定が同じなのがなんかうれしい。 ( ついでながら、瑞葉のまじめで純で友だち思いのところも、小夜子の友人の由似子や沙世子の友人の雅子と共通しているのもいいですね。)  でもオカルト要素を持たない本作では夏野は死ななければならなかったし、瑞葉も殺されなければいけなかった。  その辺が小夜子たちの物語とは違うところで、必然性があるだけに読んでいて胸が痛みました。    ストーリーについては、幾重にも伏線が張られ、それらが終盤になって巧みに回収されていくさまが何と言っても心地よかった。  また、本編では暴力的で不穏な展開が中心でしたが、エピローグに当たる第11章で、遺言とともに受け取ったメモに隠された暗号を解いた里花が、それを実行しようとうとする寸前で思いとどまったところ。そこもよかった。  そして里花の未来に希望の光が射すラストシーン。ステキなデザートでした。

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2023/09/05

感想 いじめ。あまりにも残酷だが人間の本能に根差した行動。やめさせられないと悟った時に人は復讐に走る。それはあまりに悲しいが仕方ないこと。

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2023/08/26

異母姉の母から遺産相続を受けることになった里花に課せられた条件は、異母姉・夏野の死の真相を調べることだった。かつて高校生4人が心中した事件の裏には何があったのか。奇妙な美しさを持った少女・夏野を巡る事件を描いたミステリです。 いじめを受けた少年が自殺したとされる事件を発端として、...

異母姉の母から遺産相続を受けることになった里花に課せられた条件は、異母姉・夏野の死の真相を調べることだった。かつて高校生4人が心中した事件の裏には何があったのか。奇妙な美しさを持った少女・夏野を巡る事件を描いたミステリです。 いじめを受けた少年が自殺したとされる事件を発端として、その数年後に次々に起こる不穏な事件。その陰で夏野は何を企んでいたのか。長くは生きられないと知っていた夏野がその人生をかけてまでやりとげたかったこと、その矛先は誰に向けたものだったのか。復讐するにしても極端だし、あまりに残酷に思えたのですが。しかしその一方で要が死んでいた姿の謎や、心中現場の割れた窓の意味などが優しく、哀しいのが印象的でした。あまりに凄惨で、しかし繊細で美しい物語でもありました。

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2023/08/24

シングルマザーの八木里香に藤田由子の遺産相続の話がきたところから物語は始まる。 里香とは母親違いの姉・夏野のお墓を守り、法要を営むことと夏野の死について調べ直してほしいことが遺産相続の条件だった。 夏野の過去を振り返っていくうちに見えてくる真相。 物語は緩やかなようにみえるのだが...

シングルマザーの八木里香に藤田由子の遺産相続の話がきたところから物語は始まる。 里香とは母親違いの姉・夏野のお墓を守り、法要を営むことと夏野の死について調べ直してほしいことが遺産相続の条件だった。 夏野の過去を振り返っていくうちに見えてくる真相。 物語は緩やかなようにみえるのだが… 読んでいても苦しさを感じる。 想像を超えた酷さが子どもの頃に受けた傷になり、ずっと残るのかもしれないと思うと復讐劇とはいえかなりのものだった。

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2023/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2023/08/16 読了。 図書館から。 先が気になって気になって、ほぼ一気読み。 夏野の性格もすごいけれど、瑞葉の性格のが小学生の頃から 筋が一本通ってて群れないっていう点である意味異質なんだろうなぁ…と。 苛めてた3人はそれだけのことをしたってことだし、 先生2人も嫌だぁ。

Posted byブクログ