アパートたまゆら の商品レビュー
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とても読みやすくて展開が気になってスラスラ読めたのに、元彼をはっきり切らない主人公に嫌悪感を抱いてしまいました。 以降、読んでても楽しくなく、 「かつて身体の関係をもった男のところへバレンタインに転がり込むような、いつまでも連絡を取り合っているような、そんな軽率でだらしない女だと思われたのだとしたら。」 の文は、そうだよ。その通りだよ。となってもうだめでした。 確かに、両思いかわからない時に他人からの好意をあからさまに向けられると嬉しくて断りきれないのは、恋愛に夢中になる程あったなあと遠い記憶を思い出したり。 でも、そんな気持ちは明かさずにいるから良いのであって、客観的に見ると不快でした。 小説で読みたい話ではなかったです。 最後に揉めてるところは琴引さんが普通の男子っぽくてよかったです。 あと2人が結ばれてからの情事の描写が細かかったらもう読めないなと思ったのですが、それはなかったです。 「王道の恋愛小説!」と謳われていて興味を持ちましたが、恋愛小説の王道ではなかったです。 恋愛のあるあるの部分はありましたが、設定が無理矢理なところもあったので中途半端かな…と思いました。 言い回しは好きで読みやすかったです。
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出先で自宅の鍵を忘れてしまった潔癖症の紗子。 困っているところに、アパートの隣人 琴引が「よかったら、うち泊めますけど」と提案する。 主人公の恋愛に対する倫理観があまりにも自身と離れすぎていて、気持ち悪かった。 はじめは、8年も経って突然アプローチをかましてくる久米や、友人宅に泊まりながらそのお風呂でいちゃつく友人カップル、主人公の周りの登場人物と、私の文化の違いに、主人公に同情の気持ちを抱いていた。けど、「かつて身体の関係をもった男のところへバレンタインに転がりこむような、いつまでも連絡を取り合っているような、そんな軽率でだらしない女だと思われたのだとしたら」って考えている主人公に強い嫌悪感。いや、その通りの人間性だろうが。 ページ数も350ページ弱あって、安っぽい少女漫画を読んでいるような展開の波で疲れてしまった。
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後半はキュンキュン止まらないくらいの恋愛小説でした。 こんな設定無いと思うけど、あったらいいなって思います。 読了後も温かい気持ちになりました。 オススメです。
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久しぶりの甘酸っぱい恋愛小説。 実際こんなことないよねとは思うけれど、気にならないくらい一気に読めた! 砂村かいりさんの小説に出てくるキャラクターはみんな素敵で心があったまる。 紗子ちゃんって名前もいいな、可愛い
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たまには気分転換に恋愛小説もいいかも・・・ でもあんまりキラキラしたのは苦手だし、 現実離れし過ぎてるとモゾモゾするし、 でもたまにはあのキュンキュンを思い出したい! という方にとってもオススメの王道恋愛小説。 私にとっては、物語の舞台が馴染みの地域だったのもツボにはまった。 ...
たまには気分転換に恋愛小説もいいかも・・・ でもあんまりキラキラしたのは苦手だし、 現実離れし過ぎてるとモゾモゾするし、 でもたまにはあのキュンキュンを思い出したい! という方にとってもオススメの王道恋愛小説。 私にとっては、物語の舞台が馴染みの地域だったのもツボにはまった。 いやぁ〜、後半辺りからずっーとムフフが止まりません。 ニヤニヤしながら読んでいるので、側から見ればさぞかし気持ち悪かっただろう。ある程度年齢を重ねているからこそ、手放しで全て受け入れて楽しめている可能性も高いですが・・・笑 素敵な幸せのお裾分けをいただいて、 過去の甘酸っぱい恋愛を思い出したりして、 多幸感に包まれる小説だった。 片思いって切なくて苦しいことも多いけど、 振り返って見れば、想いが重なるまでのプロローグにこそ、片思いの醍醐味があると思う。 なーんちゃって。 ムフフの延長で思考がゆるゆるです。 う〜ん、恋っていいもんだなぁ・・・ 同じ仲間を増やしたい為、敢えて内容には触れませんので、本編でお楽しみください。
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主人公の頭の中があまりにも恋愛至上主義すぎるのでは…。 他の登場人物も含めて、みんな四六時中恋愛のことしか言わないし考えてない。 仕事中にお客さんが電話の向こうで怒鳴っているのに上の空で好きな人との予定のことを考えてニヤニヤしていたり、同じ職場の好きな人が脈なしだからという理由で...
主人公の頭の中があまりにも恋愛至上主義すぎるのでは…。 他の登場人物も含めて、みんな四六時中恋愛のことしか言わないし考えてない。 仕事中にお客さんが電話の向こうで怒鳴っているのに上の空で好きな人との予定のことを考えてニヤニヤしていたり、同じ職場の好きな人が脈なしだからという理由で仕事を辞めようとしたり。 男性陣もなんだかストーカーとかヒモみたいな誠実さに欠けるキャラクターばかりで、あまり好きになれなかったです。 そして肝心の紗子と琴引さんがなぜお互いをそんなに好きになったのかというところも読んでいていまいち説得力に欠けるように感じ、全編通して自分にはなかなか感情移入が難しい作品でした。 10代とか学生の頃に読んでいたらまた感想も違ったのかなぁ。
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この本、まったくノーマークだったのだが、4月第1週の文庫ランキングで見て興味を惹かれ、レビューを見れば去年の夏頃フォローしている皆さんの間で盛り上がっていたのを知り、急ぎBOOKOFFで購入。 アパートの鍵を失くし部屋の前で困り果てていた紗子が、帰宅してきた隣人の琴引さんの好意...
この本、まったくノーマークだったのだが、4月第1週の文庫ランキングで見て興味を惹かれ、レビューを見れば去年の夏頃フォローしている皆さんの間で盛り上がっていたのを知り、急ぎBOOKOFFで購入。 アパートの鍵を失くし部屋の前で困り果てていた紗子が、帰宅してきた隣人の琴引さんの好意に甘え彼の部屋に泊めてもらったところから始まる恋のお話。 本のタイトルに加え、帯に『王道の恋愛小説』とあったことから、なんとなく古風な物語と勝手に想像していたのだが、ドラマか劇画のような今風のお話だった。 琴引さんの気持ちが分からずひとりで盛り上がったり落ち込んだりする紗子の様子には昔も今もなく、恋する乙女のキュンとする姿が満載で、もはや色恋沙汰には縁がない年配者からしてもかわいいなあという感じ。 二人の気持ちが通じ合ってからも一喜一憂は続き、思いがけない展開もあるとは言え、ずっとこれで引っ張られては、嬉し恥ずかしちょっとお腹いっぱいといった心持ち。 紗子の潔癖症がいささか都合よく使われているのが不満。 「嫌いじゃない」と「好き」の違いを雑に扱われた久米が不憫。
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自分が27歳の頃を思い返して、ここまで恋愛脳で生きていなかったからか、アラサーの今となってはなおさら(感情移入という意味で)大変読みづらさを感じる本だった。ティーンエイジャーが憧れる社会人の恋愛小説、として楽しまれるべき本だったのだと思う。
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甘々。付き合う前の盛り上がりが好きな方には是非おすすめ。気軽に読める一方で、表現も綺麗なものがあり、総じて読みやすかった。 主人公のことはあまり好きになれなかった。潔癖症なのはわかるが、割とブレてる気がしてならない。友達カップルが自分の家の風呂でやらしいことしてたら、潔癖症じゃな...
甘々。付き合う前の盛り上がりが好きな方には是非おすすめ。気軽に読める一方で、表現も綺麗なものがあり、総じて読みやすかった。 主人公のことはあまり好きになれなかった。潔癖症なのはわかるが、割とブレてる気がしてならない。友達カップルが自分の家の風呂でやらしいことしてたら、潔癖症じゃなくても嫌悪感ない?私だけか?普通に絶交したい。 あと、曖昧な態度なんてとるもんじゃねえよと思う。どんな理由があっても、寂しさを都合よく他人の好意で埋めるべきではない。 職場の人たちみんないい人で会話がかわいかった。門さんが1番可愛いよ
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自分から進んで恋愛小説を読むことは滅多にないのですが、、、この作品は本当に読みやすかったです。 ダラダラせずどちらかと言えば話の展開が早い印象でした。 久しぶりに読書で「キュン」を味わうことができました(笑) 主人公視点でずっと語られてるのでいつか琴引さん視点も知りたいです...
自分から進んで恋愛小説を読むことは滅多にないのですが、、、この作品は本当に読みやすかったです。 ダラダラせずどちらかと言えば話の展開が早い印象でした。 久しぶりに読書で「キュン」を味わうことができました(笑) 主人公視点でずっと語られてるのでいつか琴引さん視点も知りたいです^^
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