わたしたちの怪獣 の商品レビュー
ぶっ壊したくなる時があるよね その時非日常的なものが出てくれば、そのせいにできるよなあと思った 夜安さんがいいなあ 小説完成しないよね
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怪獣、タイムリープ、吸血鬼、ゾンビと歴史的ど定番なテーマを扱いながら、物語としてわざとらしくなく、最後にはしっかりと哀しみやほのかな希望を感じさせてくれる。キワモノ感のあるタイトルからは想像してなかった、小説を読んだ満足感を得られた短編四篇。
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怪獣、タイムスリップ、バンパイア、ゾンビ。 どれも、にっちもさっちもいかなくなった人たちが突然の何者かの襲来によってカオスにほうりこまれる話。 カオスは暴力であり不幸であるんだけど、一面、福音じみたものでもあって、じつはひっそりとそれを待ち望む人たちがいるという。そういえば相川英...
怪獣、タイムスリップ、バンパイア、ゾンビ。 どれも、にっちもさっちもいかなくなった人たちが突然の何者かの襲来によってカオスにほうりこまれる話。 カオスは暴力であり不幸であるんだけど、一面、福音じみたものでもあって、じつはひっそりとそれを待ち望む人たちがいるという。そういえば相川英輔さんの彗星の話とかもそうかなあ。 でも、待ち望んだカオスが襲来すると、それはやっぱり悲惨なんだよな。最後のキラートマトの話なんかはまさにそういう1編でした。
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SF世界の四編。 表題の話がいちばん面白かったな。 吸血鬼に憧れる子の話は面白いけど、主人公が身勝手で辟易してしまった。 どの話も現実にあったらやだなぁ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館本。 、、、みんな怪獣だ。わたしたち一家はだれもが、傷ついてできた心のひだに怪獣を住まわせている。わたしたちの怪獣は、自分を守るためなら世界を壊したっていいと思う思っている。 この文に集約されている。 SF短編集。 愛妻家で愛猫家の著者さんの後書きがまたよし。竜の水浴びに遭遇したい
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SFを4遍収録した短編集。作者の小説ははじめて読んだのだけど、4編どれもがさらりとした手触りでありながら、サブカル愛や映画愛を感じるもので、馴染みの店で定番のメニューでも食べているかのような安心感がありました。 表題作「わたしたちの怪獣」は父親を殺した妹の罪を隠蔽するために怪獣...
SFを4遍収録した短編集。作者の小説ははじめて読んだのだけど、4編どれもがさらりとした手触りでありながら、サブカル愛や映画愛を感じるもので、馴染みの店で定番のメニューでも食べているかのような安心感がありました。 表題作「わたしたちの怪獣」は父親を殺した妹の罪を隠蔽するために怪獣が出現している最中に死体を遺棄しようとするお姉ちゃんのお話。主人公の心情にフォーカスしつつ、突如出現した怪獣によって社会が混乱する様子を描くという、小さな「個」と大きな「社会」を対比させた物語。最終的にそのふたつが重なる瞬間をとらえることで、主人公が「世界」とコンタクトする瞬間を描こうとしたのかなと思いました。つまりこれはかたちを変えたファーストコンタクトSF。展開は荒っぽい部分もありますが、主人公の情緒の流れがわかりやすく、絵的な強さもあり結構好き。 「ぴぴぴ・ぴっぴぴ」では歴史改変された世界の秩序を守る仕事に就いている者の話を、「夜の安らぎ」では吸血鬼に魅入られた少女と実在した吸血鬼の出会いを。二編ともさくさくと読めちゃうわかりやすいお話で、やはりここでも個と社会の対比みたいなテーマが読み取れる。 「『アタック・オブ・ザ・キラー・トマト』を観ながら」はZ級映画である『アタック・オブ・ザ・キラー・トマト』を映画館で観ている最中に街がゾンビに襲われ、館内に残っていた8人が映画についておしゃべりしながら籠城するというお話。映画についてのあれやこれやな知識が披露されつつ、軽妙な会話によって登場人物を掘り下げ、Z級映画に対する愛をさく裂させます。オチの付け方はなんだか投げやりっぽい気もしましたが、登場人物の会話ややり取りがコミカルで楽しい。『アタック・オブ・ザ・キラー・トマト』観たくなっちゃった。 現実の中に突如虚構が侵入し話を駆動させるという、ティーンが好きそうな話が多く、この前読んだばかりの『SFの気恥ずかし』に書いてあった”若気の至り”的な妄想譚はある意味ただしく「SFやってんなあ」という印象。話の飛躍具合からすればサイエンスの要素は少ないので、SFに「科学」を求めている方からすれば物足りなさを覚える可能性があるけれど、過重労働やパワハラ、家族間の問題、いじめ、経済格差といった部分がテーマとして用いられているため、社会学SFという観点からみるともっと色々掘り下げがいがありそう。
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SF,現実ではありえない設定 非日常を味わい脳を刺激 1.怪獣:襲来現場に死体置去り 2.ぴ:事故直前にタイムリープ,声かけ 3.夜:吸血鬼に憧れる少女 4.キラートマト:ゾンビ襲撃,映画館籠城
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「発掘王への道#4」は久永実木彦さんの『わたしたちの怪獣』です 王を目指してますからね SFも発掘していきますよ そして一Qさんに先を越されちゃいましたが、あまり知られていない作家さんということに変わりありませんので、元気に作者紹介から! 2017年に「七十四秒の旋律と孤独...
「発掘王への道#4」は久永実木彦さんの『わたしたちの怪獣』です 王を目指してますからね SFも発掘していきますよ そして一Qさんに先を越されちゃいましたが、あまり知られていない作家さんということに変わりありませんので、元気に作者紹介から! 2017年に「七十四秒の旋律と孤独」で第8回創元SF短編賞を受賞 2020年に上記受賞作を表題作とした初の単著『七十四秒の旋律と孤独』を上梓 自ら愛妻家かつ愛猫家と名乗ってらっしゃいます 本作はデビュー2作品目となる短編集です うん、正統派だな 正統派SFって感じだな いやー是非とも一度長編を書いて欲しいなー 設定はいいんです 設定は面白いんです だけどこのくらいの長さだと設定だけで押し切れちゃうんですよね しかも終わり方が全部フワッとしてるし あえて揃えてるのかもしれないんですが、やはり作品数が少ない段階だと、どうしても「それしかできねんじゃね?」疑惑が…w あと、文章に色というかクセがなさすぎる 最初のうちは稚拙でもうざいくらい主張してくる文章書く人の方が大成するイメージあるんよね〜 とにかく間口の狭い作家さんなのは間違いなさそう 好きな人はとことん好き、そうでない人はポカーンみたいな ブクログで言うと★2と★5で平均★3.5ってタイプですね あれ?なんかすごい厳しい感じになっちゃった ま、いいか 発掘って難しいな〜 それでは締めます! 「はっくつ!はっくつ!」
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社会の基盤から漏れてしまった人たちの叫びを描くメッセージ色の濃い中短編集 思うようにならない生を重厚でシュールなファンタジーにのせて描いた作品 ラストの映画の話はちょっと怖いエンドでした… 前作に続くコアなSFを勝手に想像していたため、やや肩透かしを喰らいました
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どっかで誰かが絶賛してた気がして 勢いで買った本 そして読むの忘れてた本 今、読み終わったところなんだけど 短編4つあったのに 2つしか思い出さなかった タイトル見返したら思い出したけど 個人的には 記憶に残らない本だなぁという感想 最後の映画の話はおもしろかった でもたぶん覚...
どっかで誰かが絶賛してた気がして 勢いで買った本 そして読むの忘れてた本 今、読み終わったところなんだけど 短編4つあったのに 2つしか思い出さなかった タイトル見返したら思い出したけど 個人的には 記憶に残らない本だなぁという感想 最後の映画の話はおもしろかった でもたぶん覚えてられない 己の記憶力が呪わしいが 好みじゃなかったから仕方ないよな! と諦めよう 星はフツーの3つ
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