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山の上のパン屋に人が集まるわけ の商品レビュー

4.1

15件のお客様レビュー

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2024/05/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

正直ベースに筆者の今に至るまでの経緯が書かれていて、自分の考え方に合わせて今にたどり着いているのがわかった。 この人の考え、やり方が他の人に当てはめて成功する要因になるかわからないが、自分の性格にあったやり方を突き詰めると誰にも負けない真似できない素敵な成功を導くと思った。 おいしいから、という理由で人は何かを食べ続ける。変に環境とかアピールすると、その思想の人だけが集まってしまう。 一生懸命作ったものが一瞬で売り切れる、というのも虚しさが湧いてしまう。コミュニケーションがそこにはなく、買うということだけが目的になっている。 どれだけ仲良くなってもお客さんと販売者という等価交換が心地よい、この一線を超えないお地蔵さんになること。 健康を提供するために作ったパンがお客さんの食べる頻度が多く、太る要因になってしまわせたのでそのパン作りを辞める。

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2024/02/23

長野の山奥のパン屋さんのお話。著書の子供の頃の話から始まって、面白かった。 やりたいことを探すとうまくいかない。誰にも頼まれてないのにやってることがやりたいこと。 人気の菓子パンがあったのに、少しずつ太っていくお客様をみて作るのをやめた。 「来ないでください」のnote

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2024/02/11

・誰一になにをどこで売るか(5W1H)が結局大事 今回の場合、パンという武器があるので武器がある前提で場所を決められる強さ。逆に言えば今持っているものをアレンジして武器を作れば場所は一定どこでもなんとでもなる。市場から求められるかつ自分たちのこだわりを見つける。

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2024/01/17

「やりたい」ことから「できる」ことへと変化させながら実現してきたという力強い人だと感じた。 どれも一緒でどれも普通であるよりも、ちょっと違っても必要としている人が、必ずいるという自信がなければ続けられないだろうと思った。 うまく生きることよりも、健やかでいられる方法を。

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2023/12/25

『田舎のパン屋が見つけた腐る経済』と似ているところあり 【感想】 よく「違和感を大事に」とか「尖りをそのままに」と言われるけれど、まさにそれを体現した方。 「儲かればいい」「あるだけ稼ごう」という考えではなく、三方よしのような自分にとっても周りにとってもよい商売を考え、...

『田舎のパン屋が見つけた腐る経済』と似ているところあり 【感想】 よく「違和感を大事に」とか「尖りをそのままに」と言われるけれど、まさにそれを体現した方。 「儲かればいい」「あるだけ稼ごう」という考えではなく、三方よしのような自分にとっても周りにとってもよい商売を考え、さまざまな変化に対応しながら生きていく姿に好感がもてる。 根源的なことをよくよく考え、自分の違和感を見過ごさない大切さを教えられる。れっきとした経営哲学をお持ちの方。 1人の主婦が「ふつう」に疑問をもち、自分の中に生まれる違和感を見過ごさなかったことからはじまった。 【心に残ったところ】 ・できることはやりたいことになるのかもしれない ・何を売る? →自分たちが使って心からよいと思う日用品と2種類のパン(食事パン) きっかけ 甘いパンをまとめて買い、デザートに食べて太ってきたお客様を見て、体に悪いパンを焼くのをやめようと思った ⇩ はじめは2種類にしたことで売り上げが下がったが、やがて回復 ⇩ パンだけでは売上に限界があったので、 パンを買うついでに自分たちが愛用しているものもお店に並べたらよいと考えた (これがやりたいことだった) ・来た人のことを考えて商品選びをする ・うまく人と話せなくても、「お金」がコミュニケーションの道具として機能してくれる ・需要と供給のバランスが崩れたら購買体系に美しさを感じられなかった (一瞬で売り切れたパンを見て) ・どんな業界でもお店がお客様にNOと言えることが普通になればいいと思う ★人間同士の付き合い方だとつい感謝や期待をしてしまう。どうしてこうしてくれないのかとか前はこんなだったとか。 でも、自分がお地蔵さんになれば、過度に気持ちに入り込んで傷つくこともない。自分ただ店を守り続けるお地蔵さんになり、参拝してくださるお客様を待つ。その距離感でいるのが1番だろう。 ・ロス率と言う概念が好きではなかった。 パンを余らせずきちんと供給するための仕組み作りをつくる。 一定量焼き、一定量売る。販売する場所のみこちらで調整する。実店舗の繁忙期にはオンラインストアでの供給量を増やし、実店舗の閑散期にオンラインストアでの供給量増やす。 ・個人から企業になるとは、個人とは別の人格を新たに持つということ ・必要に縛られると、買い物がパターン化する

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2023/12/06

面白くないではないが、根本的に性格が合わない感じがして、馴染めなかった 不思議なことに起業って社会貢献的な側面がないとうまくいかないような気がする 経営的にすごく面白いかというとそうとも感じなかった

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2023/12/06

平田さんがどのようにして「わざわざの平田さん」になったのか。 わざわざと平田さん、つい私はイコールで考えがちだけれど、実際は「会社と、平田はる香さん個人」として別のもので。 平田さんのことと、わざわざのことと、わけて読むことができた。 「環境によいものを買っている、こだわりぬい...

平田さんがどのようにして「わざわざの平田さん」になったのか。 わざわざと平田さん、つい私はイコールで考えがちだけれど、実際は「会社と、平田はる香さん個人」として別のもので。 平田さんのことと、わざわざのことと、わけて読むことができた。 「環境によいものを買っている、こだわりぬいた健康的な食材を買っている」という、 「買う」ということに満足感と優越感を抱いていた自分が恥ずかしくなりました。 もしかすると私は心からそうありたいのではなく、そう行動することで自分が「よいひと」であると錯覚して満足しているだけなのではないか? もっと買うこと、つかうこと、生活のことについて、仕事のことについて、根っこを考えなければならない。身が引き締まる思いです。 私もよき生活者をめざして、自分だけの「よき」を探していきたい。

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2023/11/14

先日このパン屋「わざわざ」に行ったこともあって、手に取った本。 オーナーさんが試行錯誤して、1人でパン屋を始めることになって年商3億となるまでの過程や、考え方がリアルに読めます。 オーナーさんのような生き方が正しいのだと思う。 自分が不快だったり、違和感を感じることはやらない...

先日このパン屋「わざわざ」に行ったこともあって、手に取った本。 オーナーさんが試行錯誤して、1人でパン屋を始めることになって年商3億となるまでの過程や、考え方がリアルに読めます。 オーナーさんのような生き方が正しいのだと思う。 自分が不快だったり、違和感を感じることはやらない。それだといわゆる普通の社会生活は送れないので、自分でやるしかなくなったらそれがベストだったといった感じ。 この方はかなり特殊な人だと思うけど、そういう心は持ちたい。なんのために生きてるのかからなくなるから。

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2023/10/29

仕事を始めるにあたって選んだパンの仕事が企業になるまでって、自分の人格とは違うところで動いて行くんだろうなと思うが、やはり行動力が凄い。 成功する人は例外なく行動力がある人だと思う。

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2023/10/28

タイトルに惹かれて読んでみたが、著者の半生が綴られており、面白かった。 著者は本の中で「普通」を多様するが、その普通とは社会一般的な普通ではなく、個人ひとりひとりが普通であると思うことで、他者と一致しなくても良いのだというメッセージが深かった。 僕から見ると、著者は普通ではないか...

タイトルに惹かれて読んでみたが、著者の半生が綴られており、面白かった。 著者は本の中で「普通」を多様するが、その普通とは社会一般的な普通ではなく、個人ひとりひとりが普通であると思うことで、他者と一致しなくても良いのだというメッセージが深かった。 僕から見ると、著者は普通ではないから成功したのだと思うが、それは僕の普通とは違うからいいのだと。

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