英語は10000時間でモノになる の商品レビュー
「これが出来れば苦労しない」と反発して終わるよりはもう少し具体的に踏み込んだ本だった。新聞記事より簡単な小説の方が理解力を試され、それゆえに多読&英語取り組み時間の底上げに向く、と述べるセクションは読んでよかった。ボキャビルにはiKnowが推奨されているがそもそも向いてる...
「これが出来れば苦労しない」と反発して終わるよりはもう少し具体的に踏み込んだ本だった。新聞記事より簡単な小説の方が理解力を試され、それゆえに多読&英語取り組み時間の底上げに向く、と述べるセクションは読んでよかった。ボキャビルにはiKnowが推奨されているがそもそも向いてる人とそうでない人がいるだろうと割り切っているのが特徴的である。 自分自身は精読寄りで英語を読むことが多いので、この人のモードでも小説を読めるなら読んでおきたい。Japan Times, ニュースで学ぶ現代英語, 翻訳用学術書が今は手一杯だ。
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本書は、タイトルに惹かれて購入しました。専門家になるために必要な時間は、目安として1万時間と一般的にも言われています。その時間をどのように確保するのかの参考になればと思って読みました。 私の目的で本書を読むと、「はじめに」の章と1章、この2つの章が読めれば良かったのかもしれません...
本書は、タイトルに惹かれて購入しました。専門家になるために必要な時間は、目安として1万時間と一般的にも言われています。その時間をどのように確保するのかの参考になればと思って読みました。 私の目的で本書を読むと、「はじめに」の章と1章、この2つの章が読めれば良かったのかもしれません。英語に触れる時間を増やすために、日本語の時間を減らすという発想がユニークで実践的な戦略だと思います。 早速、スマホの言語を英語に変えてみることから始めてみます。
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洋書を読めるようになりたくて英語を勉強しようと思い、過去何度も挫折してきた。そんな中出会った本。 著者は翻訳の仕事をしている。著者も何度も挫折してきて、45歳から始めた勉強がハマって英語力が伸び、今に至る。その著者の主張は、10000時間勉強しろというもの。勉強というより、英語...
洋書を読めるようになりたくて英語を勉強しようと思い、過去何度も挫折してきた。そんな中出会った本。 著者は翻訳の仕事をしている。著者も何度も挫折してきて、45歳から始めた勉強がハマって英語力が伸び、今に至る。その著者の主張は、10000時間勉強しろというもの。勉強というより、英語に触れる時間をそれだけ取るようにする。1日6時間やって4〜5年かかる。主な内容はとにかく多読、多聴。そのためのルールとして、 ①わからなくても先に進んでいい ②興味のあることだけに取り組む ③日本語を封印する時間を増やす とある。③がとても厳しい。日本語の本も読みたい。二兎追うものはなのか。1人の力ではまた挫折してしまいそうだ。誰かに尻を叩いてもらおう。
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著者が45歳の時から始めた英語学習法について紹介する本。これまで世に出ている英語学習本にある通り、興味のあることを続けることが大事であると。この方は読書が好きなのでとにかく読書をして英語力が上がったということ。私も45歳、いつになったらスイッチがオンになることやら...
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英語学習に対するスタンスは筋が通っていて再現性もあり共感できた。 日本語の誤字がかなり多いのと、あまりに基礎事項の説明やAIとのやり取りに分量が割かれていたのが残念だった。
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10000時間というと、今では科学的根拠が薄いとされる10000時間の法則を思い起こすが、それとは全く関係ない。 むしろ、努力が必要な「勉強」を足し上げるのではなく、日本語を使う時間を引き、生活の一部として英語を取り込むことで10000時間を達成しようというコンセプトになる。そ...
10000時間というと、今では科学的根拠が薄いとされる10000時間の法則を思い起こすが、それとは全く関係ない。 むしろ、努力が必要な「勉強」を足し上げるのではなく、日本語を使う時間を引き、生活の一部として英語を取り込むことで10000時間を達成しようというコンセプトになる。それでも辛いが、著者がこれまでやろうとしてきた文法の復習から始めるアプローチで挫折してきた人間には良いアドバイスであった。 筆者の立場は多読側にあり、精読を(一部の用途を除いて)否定するものである。辞書を使えば精読できるが、スピードが遅くてついつい挫折しがちな人間としては多読メソッドの「わからない場所は飛ばす」「面白くないときは飛ばす」はまずやってみようと感じた。
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