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物語の種 の商品レビュー

3.7

165件のお客様レビュー

  1. 5つ

    27

  2. 4つ

    65

  3. 3つ

    56

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

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2023/08/27

もう職人技だな。 読者はこういうの好きですよねってやつを 出し惜しみなくサーブしてくる。 踊らされてるなあ、自分。

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2023/09/02

読者の投稿を元に作者さんが書いたコロナ禍の短篇集。ほのぼの、ほっこり、キュン…。さすがの仕上がりだ。

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2023/08/19

落語の三題噺みたいな作り方ですね、読者から貰ったお題を使って小説化した短編が10作。 「らしい」と言えば「らしい」のですが、「大人のラノベ」にしては弾け方が不足だし、かといって『阪急電車』の様に本格的でも無くちょっと中途半端な感じがします。所々、小さく流れが飛んだ感じの文章があり...

落語の三題噺みたいな作り方ですね、読者から貰ったお題を使って小説化した短編が10作。 「らしい」と言えば「らしい」のですが、「大人のラノベ」にしては弾け方が不足だし、かといって『阪急電車』の様に本格的でも無くちょっと中途半端な感じがします。所々、小さく流れが飛んだ感じの文章があり、思わず読み返したり。宝塚歌劇団関係が3篇含まれており、有川さん自身が宝塚に嵌り込んでいく様子がうかがえて面白かったです。ただ、全体としては「楽しかったな~」で後に残らない話でした。 2019年2月に表記を有川ひろに変更する前後から出版件数が減り、最近では『イマジン?』(2020年1月)、『みとりねこ』(2021年8月)くらい。1.5~2年に一冊と寡作になってしまいました。ライトノベルで行くならもっと数を増やして欲しいし、本格的に行くのならもう少しテーマを固めて欲しい気がします。

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2023/08/18

相変わらず、文章がライトでするする読めちゃったな。読みやすさピカイチ。ただ、これは自分の嗜好が変わった部分で、ちょっとライトに過ぎた。年を経て脂っこいもので胸やけするみたいに、ライトなものをたくさん摂取しづらくなったな、という自覚の一冊でした。

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2023/08/15

植物の種は生長過程が決まってる。物語の種は十人十色に成長と思った・・・が、ソコには既に願いや希望が詰まってた。それを有川ひろさんが育てて実らせる。プロの安心感だけど正直、辛味や苦味、毒味もプリーズ。

Posted byブクログ

2023/08/15

後半に行くに連れて、宝塚色が強くなってしまって、どうせなら全編そうすればよかったのに、というのが正直な感想。気持ちが冷めちゃう。そして、やっぱり煽り帯は、罪だよなぁ。宝塚は宝塚で気になるので、それがダメというわけではないのですが… 2023/6/30読了

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2023/08/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

10篇の短編 フィクションなんだけど、作者さんのエッセイか?と思えるほど作者さんのエピソードが盛られた一冊。 言葉選びも世代によっては刺さるんだよね(ガンガンいこうぜ派、いのちだいじに派)、 一篇に『阪急電車』の手法を使っていたり…。 あ~なんでこんなに面白いんだろうって思ってしまう一冊でした。

Posted byブクログ

2023/08/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いやー久しぶりに面白かった、最近の著者の作品はおとなし過ぎた、デビュー当時の甘々キュンキュンが欠けていた、本作はお題頂戴ものの様であったが、後半の宝塚話は最高だった、出来たらもっと膨らませて長編を一本期待したい。でも最近やたらと女性作家の短編集が出るなと思っていたら、みなさん取材に行けなかったんだな、それがこの頃本となって出ているみたいで、でももうそろそろ長編作に取り掛かってくれるだろう、著者にも本作のような甘々小説を期待したい、漫画の「歌劇少女」みたいなものがいいな。

Posted byブクログ

2023/08/11

有川ひろの作品はいつも少女マンガを読んでるような軽快な面白さがある。 特にセリフの躍動感には圧倒させられる。 どこにでもありそうな話から、 物語を展開させる作家の職人技の凄さを 改めて思い知らされた。 特に「M r.ブルー」が真骨頂。 コントの脚本にもなりそうだ。 どれもほっ...

有川ひろの作品はいつも少女マンガを読んでるような軽快な面白さがある。 特にセリフの躍動感には圧倒させられる。 どこにでもありそうな話から、 物語を展開させる作家の職人技の凄さを 改めて思い知らされた。 特に「M r.ブルー」が真骨頂。 コントの脚本にもなりそうだ。 どれもほっこりするようなエピソードで、 読むだけで幸せな気分にさせられる一冊だ。

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2023/08/10

作者の愛しさが込められた10の短編集。 とりわけ第3話は読んでるうちに会話をしてる映像を観てるかの錯覚に陥るくらい会話文のスピード感が半端ない。 「筆が乗ってる文章」ってこれか!?って感じです。 他にも、宝塚へ沼落ちした筆者の宝塚愛がダダ漏れで笑えます。どの話(種)も筆者の魔法に...

作者の愛しさが込められた10の短編集。 とりわけ第3話は読んでるうちに会話をしてる映像を観てるかの錯覚に陥るくらい会話文のスピード感が半端ない。 「筆が乗ってる文章」ってこれか!?って感じです。 他にも、宝塚へ沼落ちした筆者の宝塚愛がダダ漏れで笑えます。どの話(種)も筆者の魔法にかかって見事に物語の花を咲かせています。

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