物語の種 の商品レビュー
宝塚歌劇団は未体験ですが、中山可穂さんの著作を読んだ時同様観たくなる。一生のうちに一度は観てみたいものです。でも沼にハマりそう私…。 個人的には「ぷっくりおてて」が好き。こういうのにとても弱いです。
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読者や編集者に物語の種となるお題を挙げてもらい、それをストーリーに落として本にするなんて企画がとても興味深かったです。 「胡瓜と白菜〜」は「ゆず香る」の続編に辺り、ちょっと嬉しかったです。 全体的に宝塚と高知の話が多かったかな、と言う印象でした。
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初読。図書館。読者が物語の「種」を投稿して、有川さんがその「種」をもとに小説を書いた中短編集。軽やかで明るくなるものばかり。宝塚熱には少しやられて興味がわいてきて見に行きたくなる。
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コロナ禍で「物語の種」として、様々な投稿をしてもらい、それを元に話を書く。中々面白い趣向である。全10話の面白い話が聞けました。
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Amazonの紹介より 読めば心が躍り出す。ほっこり&胸キュン全十篇の物語! 第一話 SNSの猫 SNSで目にした保護猫に心を鷲づかみにされた主人公。ある日、事件が起きて……。 第二話 レンゲ赤いか黄色いか、丸は誰ぞや 祖母を亡くした妻、父を亡くした旦那。二人の会話から見え...
Amazonの紹介より 読めば心が躍り出す。ほっこり&胸キュン全十篇の物語! 第一話 SNSの猫 SNSで目にした保護猫に心を鷲づかみにされた主人公。ある日、事件が起きて……。 第二話 レンゲ赤いか黄色いか、丸は誰ぞや 祖母を亡くした妻、父を亡くした旦那。二人の会話から見えてきたのは……? 第三話 胡瓜と白菜、柚子を一添え 静岡生まれの旦那の実家にて、高知生まれの妻は何を思う? 第四話 我らを救い給いしもの 中学の社会の時間にクラスメイトが発したある意見に、主人公は痺れた。 第五話 ぷっくりおてて 小学生の夏休みに祖父の家に預けられた主人公の、ほのぼのハッピーな成長譚。 第六話 Mr.ブルー ある家電メーカーで出世街道驀進中の研究所長には、意外な秘密があった。 第七話 百万本の赤い薔薇 ある夫婦の、40年にわたる結婚記念日の物語。 第八話 清く正しく美しく エステサロンに勤める主人公。強欲な店長の元で働くことに悩んでいて……。 第九話 ゴールデンパイナップル 祇園祭によさこい祭。祭の復活は、やっぱり嬉しいもので。 第十話 恥ずかしくて見れない ある家電メーカーで働く主人公は、3歳年上の先輩のことが気になっていた。 コロナ禍での読者や関係者の何気ない会話や出来事(これらを種として)を元に有川さんが短編小説として書く(育てる)というプロジェクト。 色んな「種」を育てた有川さんですが、個人的には宝塚関連の物語が面白かったです。 登場人物達の宝塚に対する心躍る姿が印象深く、宝塚の愛に溢れた描写にファンというわけではありませんが、ちょっと興味が湧いてきました。 宝塚の作品を見たわけではありませんが、個人的に舞台で天海祐希さんの男装姿を拝見したのですが、その姿にキュンとしてしまいました。 佇まいや男の色気といいましょうか、すっかり虜になってしまいました。 宝塚関連の短編は一つだけでなく、もう一つ続編として他の短編に登場するので、ちょっと得した気分にもなりました。 他にも、色々な育て方を有川さん。どの作品も温かく、よく発想が思いつくなと思ってしまいました。 宝塚ファンには是非とも読んでほしいなと思ってしまった作品でした。
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物語の種を募集し、それをきっかけにして物語を書くという形。 その種はほぼ素人さんが提案しているので、どこにでもあるもの。それを元に物語を作るというのはやはり物書きさんはすごいと感じた。 なんとなく偏りも感じはしたが…どれも存分に面白い物語でした。
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小説のアイディア(種)を募集し、それを作者が膨らませて書くという面白い企画。 有川先生は名前が変わってから初めて読むかな。 とにかく宝塚が好きというのは伝わった。そんなに素敵なら一度くらい観てみようかなと思ったので、布教は充分になされたと思う。
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著者、久しぶり、懐かしい気がする(私だけ?) さて作品テーマとしては、面白いけど少し偏りあり? 宝塚ファンではないので、ちとお腹いっぱいな感はあるものの、知らないものとしては異世界を少なからず知ることとなる(笑)
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読者などから募ったエピソードを題材にした短編集。 『街とその不確かな壁』の後だからか、箸休めな感じでサクッと読めました。
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読者や編集者から募った物語の種(フレーズだったり画像だったり短文だったり)から発想を飛ばした短編集。 その昔ここに書いたエッセイの感想がなぜか本人の目に留まったようで 気付かぬうちにTwitter出禁にされてしまっており 新刊情報はもとより、こーいった企画も知らぬままになってて残...
読者や編集者から募った物語の種(フレーズだったり画像だったり短文だったり)から発想を飛ばした短編集。 その昔ここに書いたエッセイの感想がなぜか本人の目に留まったようで 気付かぬうちにTwitter出禁にされてしまっており 新刊情報はもとより、こーいった企画も知らぬままになってて残念無念。 御本人を目の前にしても言える、まったく悪意のない感想だったのだけどなぁ。さめざめ。
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