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Another 2001(下) の商品レビュー

4.1

31件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    15

  3. 3つ

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2024/07/25

やっぱり面白かった。そして解説が大好きな辻村先生!素晴らしい 解説を読んだらより深くanotherの小説を受け止めることができた気持ちになった。なるほど…と唸らずにはいられない。 死者が最初からわかっているのも楽しかった。こうやって記憶の改竄が行われるのかといったワクワクした気持...

やっぱり面白かった。そして解説が大好きな辻村先生!素晴らしい 解説を読んだらより深くanotherの小説を受け止めることができた気持ちになった。なるほど…と唸らずにはいられない。 死者が最初からわかっているのも楽しかった。こうやって記憶の改竄が行われるのかといったワクワクした気持ち。そして厄災が止まらないことへの驚き。 館シリーズを読みたくなった。

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2024/07/23

本作も安定して面白かった 伏線が多すぎて、途中で何がなんやら分からなくなる。だけも最後にまとめて、そういえばあんな事あったな!と思い出すのがとても気持ちいい 最後の雑に人が死にまくるシーンなんて安直だけど、それでもページをめくる手が止まらなかった。 安直だからこそ、「なんで厄災...

本作も安定して面白かった 伏線が多すぎて、途中で何がなんやら分からなくなる。だけも最後にまとめて、そういえばあんな事あったな!と思い出すのがとても気持ちいい 最後の雑に人が死にまくるシーンなんて安直だけど、それでもページをめくる手が止まらなかった。 安直だからこそ、「なんで厄災が止まらないんだ!?」「早くしないと!」って気持ちが湧き出てくる 初代Anotherでも居ないものは2人いたけど、死者は1人だった 詳しい内容は思い出せないけど、あれはなんでだったんだろう? あとがき曰く、次に2009年verも書くつもりらしい。 どんな内容になるんだろう?2024年verも見てみたいけど、それだともう寡黙でミステリアスな美少女三崎崎(31)かあ、、、 次回こそは、現象の連鎖を断ち切って欲しい

Posted byブクログ

2024/07/22

解説の辻村深月さんによると、この作品群は親殺し的性格を持っていて、青春小説としての伏線も優れているのだとか。Anotherは榊原恒一、Another 2001は見崎鳴の成長譚。構想中だという2009は想の物語になるのでしょうか。 イニシャルの文字を振り返ると、この作品が真に誰のた...

解説の辻村深月さんによると、この作品群は親殺し的性格を持っていて、青春小説としての伏線も優れているのだとか。Anotherは榊原恒一、Another 2001は見崎鳴の成長譚。構想中だという2009は想の物語になるのでしょうか。 イニシャルの文字を振り返ると、この作品が真に誰のためにーー誰と誰の運命のために書かれたものであるかを知って二度震えることができるという…。全く気づかなかったが、もう一度読んだら私でも読み取れるだろうか。 それにしても、辻村深月さんの解説が素晴らしい。本の魅力が何倍にもなる、理想以上の解説である。 今回の話は、Anotherを読んだことのある読者であれば死者が最初から分かっている、という展開が焦燥感を煽る。そして、その死者が消えたはずなのに嫌な予感が消えない…そして災厄が起こる…という展開がドキドキして面白い。Another、エピソードsに比べると最後の驚きは薄かったように思うが、これはこれでいい。 2009が楽しみ。

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2024/07/11

前2作から読んでいたので、流れで読了。 ぶっ飛んだ内容なので現実感は薄いが、物語としては最高に面白かったです。 巻末の作者解説で、次回作も匂わせていらっしゃったので、楽しみに待ちます。

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2024/07/02

いやーぁ。面白かったです。最後まで気が抜けませんでした。楽しめました。不穏な所は沢山あるのに、全く気付かずに読み進めましたよ。名作です。

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2024/06/23

前作よりパワーアップした印象。 斬新さは無く、同じ事を繰り返し書かれているので、若干読むのがしんどくなりかけたけど、最後まで読破。 軽率に人が倒れて行くのは流石綾辻先生。 今回も強烈なシーンが盛りだくさんでした。

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2024/06/09

一作目を読んでからかなりたってからの初読 ファンタジー要素が強く、序盤はミステリー感が薄く感じるかもしれない。ただ、はっきりとルールがある「災厄」のなかで、主人公及び前作からの登場人物がどう足掻くのか、また、結末はどうなるのかを読むのはとても面白かった 一作目同様、結末を知った今...

一作目を読んでからかなりたってからの初読 ファンタジー要素が強く、序盤はミステリー感が薄く感じるかもしれない。ただ、はっきりとルールがある「災厄」のなかで、主人公及び前作からの登場人物がどう足掻くのか、また、結末はどうなるのかを読むのはとても面白かった 一作目同様、結末を知った今、この本はミステリーだと思います。途中の残酷な描写も、主人公達の焦りと共に、むしろページをめくる手を早める要因となった 次作が待ちきれない!

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2024/05/08

今作の10作目。 展開は予想通りだが、うーん・・・。 あと、Another Sというのは読まないと割と話の流れがきつい。そのせいもあり、ちょっと自分の中では微妙

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2024/04/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1人目の死者が分かったけど、まだまだページ数がある、何で?と思いながら読んだので伏線回収しながら楽しく読めました。最後のすぐに人が死んじゃうのだけ呆気なくて星3つです。

Posted byブクログ

2023/12/23

3年前の〈災厄〉の危機を乗り越えた榊原恒一の助言をもとに、思い出し考えながら〈災厄〉に立ち向かっていく比良塚想と見崎鳴。一度止まったかと思われた〈災厄〉だったが、死の連鎖は止まらない。謎が深まっていく中、彼らはかつてないほどの〈災厄〉に巻き込まれていく。 ストーリーに引き込まれ...

3年前の〈災厄〉の危機を乗り越えた榊原恒一の助言をもとに、思い出し考えながら〈災厄〉に立ち向かっていく比良塚想と見崎鳴。一度止まったかと思われた〈災厄〉だったが、死の連鎖は止まらない。謎が深まっていく中、彼らはかつてないほどの〈災厄〉に巻き込まれていく。 ストーリーに引き込まれるように一気読みで、期待を裏切らない流石の面白さでした。 辻村深月さんの解説で、「子どもから大人になる青春のただなかには、誰も皆、乗り越えるべき〈Another〉がいる」という一歩踏み込んだ捉え方がとても印象的でした。

Posted byブクログ