扉をひらく哲学 の商品レビュー
いい本ではあります。それぞれの分野で文句のつけようのない優秀な研究者、解説者を集め普遍的な悩みに古典を援用し、大人が読めば感心するような回答を出しています。ただ、本書が目的としている、10代の読者に、古典の世界へと興味を持たせたい、読ませたいという点で見るとちょっと「大人視点」す...
いい本ではあります。それぞれの分野で文句のつけようのない優秀な研究者、解説者を集め普遍的な悩みに古典を援用し、大人が読めば感心するような回答を出しています。ただ、本書が目的としている、10代の読者に、古典の世界へと興味を持たせたい、読ませたいという点で見るとちょっと「大人視点」すぎるのではないかと思いました。 どういうことかと言いますと、確かにそれぞれの思想の研究者が親との関係やなぜ生きるのかといったよくある悩みに、思想研究の観点からきれいに光を当てているのですが、きれいすぎて立派にすぎるのです。 若い読者が哲学というものに興味を持つうえで、立派すぎて別の世界のように見える人たちの言葉がどれほど的確でも立ち止まってくれるでしょうか。そういう点ではもっと砕けた文章と発想がそれぞれに求められたはずです。些細なことですが親ガチャとか少しガラの悪いミームを使って解説を試み、自分の専門の儒教すら疑うことを促した小倉紀蔵氏の解説が本書の中では模範例だと思いました。むしろ大人が読む分にこそ優れた入門書でしたね。
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目次(ブログ) https://bookforest2023.hatenablog.jp/entry/2023/11/08/000924
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若い子たちに向けての本なので、哲学のハードルが高かった私には少し手の届くものに感じた。 違う時代に生きていても、人間の本質はあまり変わらず、そして、やはり歴史は繰り返す。 なぜ生きるのか、親と確執がある、など、学生たちの質問から哲学の話をそれぞれの学者さんが答える方式で、とて...
若い子たちに向けての本なので、哲学のハードルが高かった私には少し手の届くものに感じた。 違う時代に生きていても、人間の本質はあまり変わらず、そして、やはり歴史は繰り返す。 なぜ生きるのか、親と確執がある、など、学生たちの質問から哲学の話をそれぞれの学者さんが答える方式で、とてもわかりやすい。 哲学の話を長々と読んだり聞いたりするのは、困難だったので、導入書としてよかった。 ニーチェや三国志、春の嵐、三四郎、100万回生きた猫… まずは、このあたりを読んでみたい。 いつになるかわからないけど。
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各人の専門と絡めての概説集。アジアが多め。問いの設定が素朴すぎるし、それに対する解答もよくわからないものが多い。はてさて、若い人で主体的に手に取る人はどれぐらいいるか。
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図書館の新刊で見つけて読んでみました。 人生の問いに示唆していく形で哲学書を中心に紹介する形。 ジュニア向けですが、哲学入門としては万人向けだと思いました。
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自分の中で静かなブームの、ジュニア向け新書シリーズ。 哲学ではよくある(失礼)、問うこと、プロセスそのものの重要さが語られているのではないか、と予想して読み始めました。 結果、複数の哲学研究者の人たちによるコラム集かな、というのが感想。 死について語ったり、本当の自分について探究...
自分の中で静かなブームの、ジュニア向け新書シリーズ。 哲学ではよくある(失礼)、問うこと、プロセスそのものの重要さが語られているのではないか、と予想して読み始めました。 結果、複数の哲学研究者の人たちによるコラム集かな、というのが感想。 死について語ったり、本当の自分について探究したりと、10代の悩みは今も地続きだな、と思ったり。死の恐怖とは、「決して経験することのできない私の非存在なのです」という言語化にはハッとさせられました。 通底しているメッセージは「とりあえず古典は読んどけ」だと思うので、ひとまずはブッダとニーチェあたりをいってみようかな、と思いました。 古今東西、いろんな思想に触れられるので、気になったのを深掘りしてみるといいと思います。
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