思考停止という病理 の商品レビュー
audible 2026 2/6(木) 『思考停止という病理』 櫻本博明 考えることを人に任せて、長いものに巻かれて、「疑問」ということをやめてしまう。 世界に対抗していくには、疑問に思うこと、「疑問」を言葉にして伝えていくことが大事なのではないかと思った。 「批判される...
audible 2026 2/6(木) 『思考停止という病理』 櫻本博明 考えることを人に任せて、長いものに巻かれて、「疑問」ということをやめてしまう。 世界に対抗していくには、疑問に思うこと、「疑問」を言葉にして伝えていくことが大事なのではないかと思った。 「批判されるのが怖い」 「肯定されない」 「頭ごなしに“だからお前はダメなんだ”と言われる」 考えを口にする。 否定され続けると、自分を改造しようと思い、思考を停止させる。 それが本当に正しいのかと教えてくれた本。 最近、自分の中の疑問や「?」なこと、「なんで」と思うことが多い。 誰に投げたら答えが返ってくるのか。 答えの返ってこない言葉に淋しさを覚え、思考停止する。 相手の言うことに違和感を感じても、多くの人がその意見に賛成なら、私も賛成する。 自分じゃなくなってしまう。 相手の言いなりな私ができあがる。 それが思考停止の罠なんだと思った
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私の好きな本です。どうして本を読むのか、思考停止させずに物事を考えるには何をしたら良いのかが、分かりやすく示されていると思います。自分の言葉で伝えられるよう、内容しっかり理解したいと思います。
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第一章は筆者による違和感総まとめになっていたので気になるトピックスだけ読んで、「分かるわ~」で軽く読めた。 二章以降からは思考停止に陥る理由となる日本人特有の思いやりや忖度文化についての解説がある。そして時代が進み技術の進歩によって変化する教育現場の課題が深く、読書をして思考力や...
第一章は筆者による違和感総まとめになっていたので気になるトピックスだけ読んで、「分かるわ~」で軽く読めた。 二章以降からは思考停止に陥る理由となる日本人特有の思いやりや忖度文化についての解説がある。そして時代が進み技術の進歩によって変化する教育現場の課題が深く、読書をして思考力や読解力を鍛えないとあっという間に資本主義社会に飲まれてしまうぞという警鐘があった。疑うことをしない人が多いなっていうのは自分もよく感じることで、毎日生きてるだけで自動的に情報が入ってくるけど、鵜呑みにしてる人ばっかりで心配になる。まさに今選挙期間中で、排外主義のデマを宣う政党とその様子を垂れ流すテレビとか。印象操作で騙せちゃう人が多い国民性にはあまりにも危険なのでは?とヒヤヒヤする。 批判的に物事を捉えるように教育されてないってことに日本人は気が付いているのだろうか…そこにたどり着く為にもやはり読書、これに尽きる。
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・相手の意見に配慮して行動するのが日本人の基本原則 →悪くいうと思考停止に繋がる 例 会議で空気を読んで決定するもあとで異論を言う ただ一方で相手の心の内を読むというのは共感面での思考としては良かったが、昨今は発信重視になっており、人の心を読まないけど、大人数の場では空気を読むみ...
・相手の意見に配慮して行動するのが日本人の基本原則 →悪くいうと思考停止に繋がる 例 会議で空気を読んで決定するもあとで異論を言う ただ一方で相手の心の内を読むというのは共感面での思考としては良かったが、昨今は発信重視になっており、人の心を読まないけど、大人数の場では空気を読むみたいな悪い側面だけ残っている。 ・SNSの気遣いが自由に考える時間を減らしている ・見ればわかる図解が増える→思考停止に繋がる ・実用性重視教育の流れ →こうすれば上手くいくノウハウだけが出回る →公式だけを使い、なぜその公式を使うのかはわからない状態 ・知識重視教育を批判するが、知識特に語彙がないと思考は深められない ・○分でわかる系コンテンツなどでわかったつもり ・暇が無くなったことで考えなくなった
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今まで物事を理解したり、考えたりする時には「わかりやすさ」を重視していたが、必ずしもそれが良いとは限らないことに気付かされた。具体例などを用いてとてもわかりやすく説明されていたため、理解が深まったし、これからの自分自身の学びに大きな影響を与えた本だった。
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納得と反感と 読んでいると反感ばかり感じる。 1章は 一方的に批判ばかりしているが、 商品の誰もやまないだろう注意喚起はさておき、 電車等の万一の事態が取り返しのつかないなら、 しつこくても注意喚起はすべきと思う その他 外人と日本人と 性悪説・性善説に基づいた教育によ...
納得と反感と 読んでいると反感ばかり感じる。 1章は 一方的に批判ばかりしているが、 商品の誰もやまないだろう注意喚起はさておき、 電車等の万一の事態が取り返しのつかないなら、 しつこくても注意喚起はすべきと思う その他 外人と日本人と 性悪説・性善説に基づいた教育による 問題点も、どちらかというと反感。 説が極端であり、極端に当方も考えるなら、 そこまで完成に昇華した人間ばかりが日本にいるなら鎖国は正しい。 批判的思考を持とうと煽っているのはわかるのだが。 特別はっとしたのは 英語教育についての内容。 英会話は実用性重視であり、本来の考えるという機会を逃しているとのコメント。 読めても、会話できないコンプレックスもあってか、共感した。 だが、実用部分はいるんじゃないの? 語学なんて、継続が重要だしと思う。
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疑問を持たず、素直に従い、人を信じて疑わず、何でも「お任せ」にする習慣を私たちは身につけてきた。だが、グローバル化で人を疑うことを基本とする価値観が流入し、これまでのモラルを裏切るような犯罪も多発している。自らものごとを考え、判断し、行動しなければ、知らぬ間に都合よく利用される恐...
疑問を持たず、素直に従い、人を信じて疑わず、何でも「お任せ」にする習慣を私たちは身につけてきた。だが、グローバル化で人を疑うことを基本とする価値観が流入し、これまでのモラルを裏切るような犯罪も多発している。自らものごとを考え、判断し、行動しなければ、知らぬ間に都合よく利用される恐れもある⁉️教育から政治・社会問題に至るまで考察を深め、思考停止に陥る日本人に警鐘を鳴らす。《目次》はじめに 第1章 考えることを忘れた社会 第2章 思考停止に陥りやすい日本人の心理 第3章 その根底に流れる教育のあり方 第4章 権力者による愚民政策の一環か 第5章 考える力を奪う教育からの脱却を あとがき
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
成人年齢の引き下げは成熟が遅くなり、寿命が延びているのになぜ行われたか。 兼業副業容認の意図は人件費削減ではないか。 簡保保険の不祥事は、分化の違いを踏まえずに成果主義を取り入れたことに問題がある。 日本は信頼社会、お任せ文化。 おせっかいな注意書き。天気予報でおすすめの洋服まで。駅のアナウンスが過剰。ものを考えさせない雰囲気。 本を読まないから、語彙が乏しい。 ネット社会は、幻想的万能感を持ちやすい。匿名性が保立てる。即時反応が可能=考える間がなく感情をむき出しにする。 生まれた社会の文化にふさわしい人間になる=社会化。 日本では自己主張を慎み謙虚でいる方がうまく生活できる。 アメリカでは説得力を磨き堂々と主張する。 日本の教科書では温かい人間関係、最後には誠意が通じる物語が多い(ニャーゴ、きつねのおきゃくさまなど)。性善説。 中国では逆(尻尾を振る狼、農夫と蛇など) 何のために勉強するか。アメリカでは自分の知識が増える、日本ではお母さんが喜ぶ、だれかのために。罪悪感に基づく達成への義務感=モラルマゾヒズム。 絶えず相手の期待を意識して裏切らないように行動する。 制空権がない中で大和が沖縄まで到達することはできない、と分かっていた。空気で突撃が決まった。 採否は空気で決まる。 日本ではお任せする方式になじんでいる。 寛容な態度で良好な雰囲気で相手の譲歩を引き出すことが日本流。 コロナで罰金ではなく自粛要請で大丈夫だった。 自粛でうまくいくことの功罪=本屋の営業を続けるか、自主警察が出現する。 県外ナンバーの車に張り紙がされる。県内在住者です、のステッカーまで出現した。 英会話は頭を鍛える勉強ではない。英語が学びなおしの一位。 小学校低学年から英語を始めることは効果的ではない。母語をしっかりしてからのほうが効果がある。言語は思考の道具でもある。 英会話は幼児期にできることを教えるだけ。文章を読むことは言語能力も鍛えられる。日本語への翻訳は国語力と英語力が必要。英語ができる子は勉強ができる子である理由。 実用性を重視して英会話を教えると英語力は低下する。 見ればわかる教材の功罪。スライドの功罪。ノートを取らない=スライドを配るから。 現代文は、論理国語と文学国語に分かれる。 知識は思考の邪魔をしない。知識と思考は双方向の関係にある。 ネットで得られる情報は答えではなく考える素材。 日本では認知的複雑性の高さに価値がある。多方面から見る習慣。反論しにくくなる。 欧米人は、自己主張しなければ生き残れない社会。薄っぺらな意見でも堂々と自己主張する。 日本人の礼儀正しさ、思慮深く不平不満を口にしない。お上にお任せ、謝罪すれば水に流す。 欧米ではうっかり謝ると責任がかかる。「アイムソーリー法」=患者が死亡したとき医師がアイムソーリーといっても、医療過誤の証拠にしないという法律。自己正当化が必要な社会。 日本では、非を認めているのに責めるのは弱い者いじめ、みっともない、粋ではない。世間体を気にする感受性がある。 日本組織は空気で動いている。コンプラ重視は運用面で属人志向が入り込む。 2016年の大統領選では、イギリスのコンサルティング会社が、Facebookの個人情報を不正利用してトランプ当選の後押しをしたといわれる。 マニュアル主義の功罪。 脱知識偏重教育の弊害は知識がなくて視点をもてないこと。指示待ち人間や承認欲求に振り回される。思考停止に向かっている。 知識を高めることと思考は矛盾しない。知識の吸収は思考力を高めることに必要。 本を読むと情報収集だけでなく素材が活性化せれる効果がある。 グループワークよりも知識の吸収が必要。 考えることの苦痛=昔は外に出ると考える以外にできることはなかった。 考えることは魅力的な娯楽。
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タイトルですべてを語っている本。そしてデータというよりは、著者の主張がひたすら続くんだけど、まあそうだよね〜と共感する点は多かった。日本は性善説、海外は性悪説っていうので、どなたかが調べた小学校の国語の教科書のお話のテーマの話はほんとかいな、と思いつつ気にはなるエピソード。 思...
タイトルですべてを語っている本。そしてデータというよりは、著者の主張がひたすら続くんだけど、まあそうだよね〜と共感する点は多かった。日本は性善説、海外は性悪説っていうので、どなたかが調べた小学校の国語の教科書のお話のテーマの話はほんとかいな、と思いつつ気にはなるエピソード。 思考停止はマズいけど、かといって陰謀論もヤバいしなあ。まあ陰謀論もある種の思考停止なわけだが。
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▪️情報にお任せする姿勢 洗濯、公共交通機関の遅れ、傘を持つなど、天気予報+αの情報は確かにこの10年くらいで当たり前になってきたかもしれない。自分で情報を統合して判断する心の習慣に影響があると著者は述べている。 「自分の身を守るべく自己中心的に動く国の人たちは、決して飲食店で...
▪️情報にお任せする姿勢 洗濯、公共交通機関の遅れ、傘を持つなど、天気予報+αの情報は確かにこの10年くらいで当たり前になってきたかもしれない。自分で情報を統合して判断する心の習慣に影響があると著者は述べている。 「自分の身を守るべく自己中心的に動く国の人たちは、決して飲食店で「お任せ」にすることはない。いくらぼったくられるか分かったものではないから」という趣旨の記述を見て、「お任せ」文化は当たり前のことではないのだなと改めて考える契機になった。これもひとつの日本特有の性善説の帰結なのだろう。 ▪️昨今の教育環境の課題点 「すぐにわかる」「見ればわかる」というのが良いことのように受け止められがちだが、それは「じっくり考えずにわかったつもりになる」傾向を助長しているのではないか(p.154) 自分の現状に「このままではダメだ」と思い、もがし苦しみながら自分の道を見つけ、軌道修正する。しばらくすると、また「このままではいけない」という心の声が聴こえてきて、再度もがき苦しみながら自分の道を見つけ、軌道修正する。そうしたことの繰り返しが「自分の人生」を歩むということではないでしょうか。(p.209) →子どもの教育の場でのコスパはあまり良いことはない気がしている。むしろじっくり無駄に悩む時間こそが学生時代には貴重なものになるのではないか。とはいえ、全国の同級生の様子が昔よりも可視化されている時代なので、その中でそのスタンスで生きることは難しいだろうなとは思う。 ▪️読書をすること 本を読むことの意味は、けっして情報収集のためだけではない。本を読んでいると、自分の記憶のなかに眠っているさまざまな素材が活性化され、ふだん意識していなかった記憶の断片が浮かび上がり、それをきっかけにいろいろなことが連想によって引き出されてくる。(p.200) →これは自分の感覚的にもその通りだと思う。連想するにも引き出しが多くあったほうがいいと思う。ほんの断片だけでも構わないので、多すぎて損することはない。
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