歴史のダイヤグラム(2号車) の商品レビュー
旅行旅に限らず、通勤だったり出張だったりふとした時に考える思考の世界。テツ兼歴史学者から見た視点が何とも楽しいエッセイ。 近年の鉄道紀行では右に出るもののない筆写の作品。皇室だったり日本史に連想が傾くのはご愛嬌だろう。好きに乗って好きに連想するのも鉄道旅の魅力の1つだろう。
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新聞連載の短いコラムの書籍化。歴史雑学を鉄道に絡めて論じているので、鉄道に興味がなくとも楽しめる。ただし、著者の個人的な事柄も結構あるので「この国のドラマ」というのはちょっと大袈裟。
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土曜版の連載は読んでるんやけど、けっこう忘れてんのよね。昭和天皇が伊勢神宮に戦勝祈願したのを反省する話、昭和天皇崩御の時の侍従の話、辻政信逃走、終戦直後の共産党の話とかは覚えてた。 今回読んでおもしろかったのが、只見線復旧の話の中で「台湾では幅広い層が鉄道に関心を持っている」って...
土曜版の連載は読んでるんやけど、けっこう忘れてんのよね。昭和天皇が伊勢神宮に戦勝祈願したのを反省する話、昭和天皇崩御の時の侍従の話、辻政信逃走、終戦直後の共産党の話とかは覚えてた。 今回読んでおもしろかったのが、只見線復旧の話の中で「台湾では幅広い層が鉄道に関心を持っている」って書かれてたこと。宮脇俊三が台湾の鉄道に乗りに行った時に「時刻表なんて何で持ってるんだ?」って鉄道員に物珍しそうに聞かれたって書いてたけど、時代が変わったのかな…
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<目次> 第1章 天皇の祈りの旅 第2章 都会を離れて 第3章 文豪の夜行列車 第4章 事件は鉄路で 第5章 夢の駅弁 <内容> 朝日新聞土曜日の別刊Be連載の記事をまとめた第2弾。ワンコーナーなので、長くなくなかなかうまくまとている。必ず鉄道情報が入る(当時の列車の...
<目次> 第1章 天皇の祈りの旅 第2章 都会を離れて 第3章 文豪の夜行列車 第4章 事件は鉄路で 第5章 夢の駅弁 <内容> 朝日新聞土曜日の別刊Be連載の記事をまとめた第2弾。ワンコーナーなので、長くなくなかなかうまくまとている。必ず鉄道情報が入る(当時の列車の時刻や駅など)。そこは詳しいのだが、それはあとがきで記すように、この著者は『鉄ちゃん』で、多くの時刻表を持つようだ。それを見ながら確認をしているらしい。本人は否定するが、立派な鉄ちゃんである。
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