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母が嫌いだったわたしが母になった の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2024/07/30

青木さやかさんの言葉 「自分で人生が選択できるなら、私は親になることを選択したい。」 自分もそう思う。 なら、現状の子育ての悩みをどう乗り越えようか?と思った時のヒントが青木さんの感性で言葉で書かれている。 このままでは娘に嫌われるかもしれないなという一抹の不安がちょっと軽くなっ...

青木さやかさんの言葉 「自分で人生が選択できるなら、私は親になることを選択したい。」 自分もそう思う。 なら、現状の子育ての悩みをどう乗り越えようか?と思った時のヒントが青木さんの感性で言葉で書かれている。 このままでは娘に嫌われるかもしれないなという一抹の不安がちょっと軽くなった本。

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2024/03/03

「母」であることがもつ意味を考える。その意味は世間から押し付けられるものもあれば、我が子に求められるものもあるし…何より自分の母から刷り込まれる部分が大きいのかもしれない。 作者青木さんも自身を「自己肯定感が低い」と評しているように、控えめな性格がわかる文体で、たまに娘さんとの...

「母」であることがもつ意味を考える。その意味は世間から押し付けられるものもあれば、我が子に求められるものもあるし…何より自分の母から刷り込まれる部分が大きいのかもしれない。 作者青木さんも自身を「自己肯定感が低い」と評しているように、控えめな性格がわかる文体で、たまに娘さんとのリアルな会話を織り交ぜながら「母」について語った一冊。おもしろかった。こういう会話私も親としたことあるなぁとか。 私はまだ母になったことはないけれど、自分の親を見て、あの時もしかしてこんな風に思ってたのかなとか色々想像した

Posted byブクログ

2023/08/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

"あなただけは、 大丈夫なにがあっても大丈夫 と言ってれる相手じゃないのか。 親って、そうじゃないのか。" "わたしは、だから、ひとりぼっちなんだ、だから、こんなオトナになったんだ、と母を恨んだ。" "事実は消えませんが、忘れたい過去ではなく、思い出しても平気な過去になったこと。これは大きな収穫でした。" 母が苦手ながら母になり、大変そうな毎日だけどユーモアたっぷりに伝えてくれている。親との関係も子との関係も、我慢したり、妥協したり、ぶつかり合ったり、歩み寄ったり、努力が必要なんだなと改めて思った。 親孝行は道理。私も肩の力を抜いて頑張ってみようと思う。

Posted byブクログ

2023/03/18

母への想いや母との関係がなんとなく自分と重なるところがあり、共感しながらそしてそう考えれたらいいんだな、と思いながら読みました。青木さやかさんの本もっと読んでみたくなりました。

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2023/03/13

青木さやかさんの文章が大好きで、新刊を楽しみにしていた。文章のリズムがよく(特に会話文)、内容も面白く、サクサク読み進めては、「もったいない」と、あえて読むスピードを落としてみたりした。 母親との確執、我が子との向き合い方…書かれていることは親子関係に限らす、すべての人間関係に通...

青木さやかさんの文章が大好きで、新刊を楽しみにしていた。文章のリズムがよく(特に会話文)、内容も面白く、サクサク読み進めては、「もったいない」と、あえて読むスピードを落としてみたりした。 母親との確執、我が子との向き合い方…書かれていることは親子関係に限らす、すべての人間関係に通じるなぁと感じた。 また「子育ての正解は分からない」と言いつつ、我が子を一人の人間として誠実に向かい合っている姿が伝わってきた。

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2023/03/02

タイトルからお母さんとの重い話?と思っていたが、読んでみると娘さんと青木さんとのエピソードが占めており、クスッとしたり、ジーンと心に来たりする。 なんかこの感じ、どこかであった?と思い出してみると、さくらももこさんのエッセイ本を読んだ心情と似ている。シングルマザーで、パニック障害...

タイトルからお母さんとの重い話?と思っていたが、読んでみると娘さんと青木さんとのエピソードが占めており、クスッとしたり、ジーンと心に来たりする。 なんかこの感じ、どこかであった?と思い出してみると、さくらももこさんのエッセイ本を読んだ心情と似ている。シングルマザーで、パニック障害、お母さんとの関係性も悪く、青木さんが苦労されたことは想像つくが、大変だった!の苦労話ではなく、そこから気付かされた、や、娘さんへの想いの変化など読み取れて、けっこう深い。 娘さんを育てていくことにより、お母さんへの感情も変わっていったのもよかった。

Posted byブクログ