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ほろよい読書 おかわり の商品レビュー

3.9

83件のお客様レビュー

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2024/05/16

300ページ 690円 5月15日〜5月16日 人気作家たちの短編集だけあって、おもしろかった。読み終わえた後、スッキリとした気持ちになっており、お酒が飲めない私でも、お酒を飲んでみたくなる話ばかりだった。

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2024/05/14

「きのこルクテル」青山美智子 きのこの描写が偏執的で、だけれど確かにと納得してしまう。 「オイスター・ウォーズ」朱野帰子 銀河系意識高い系頂上決戦。強固な殻をかぶる彼らのうちに宿る脆い精神。食べられることを待ちながら、食い破ることを望んでいる牡蠣のよう(書いててなんのことやら分...

「きのこルクテル」青山美智子 きのこの描写が偏執的で、だけれど確かにと納得してしまう。 「オイスター・ウォーズ」朱野帰子 銀河系意識高い系頂上決戦。強固な殻をかぶる彼らのうちに宿る脆い精神。食べられることを待ちながら、食い破ることを望んでいる牡蠣のよう(書いててなんのことやら分からんが、でも非常に納得はした) 生牡蠣が食べたくなる。牡蠣フライもすき。「『牡蠣は牡蠣好きの人と食べなきゃだめです。たとえ相手が嫌いな人だったとしても』」 結婚祝いに山陰で食べさせてもらった岩牡蠣「夏輝」も絶品だったな… 「ホンサイホンベー」一穂ミチ うつくして、すこし怖い。ベトナム料理のお店で、浴びるように飲んだネップモイは香りがなくて、するすると喉を焼いた。 「きみはアガベ」奥田亜希子 こどもの純真と、まっさらでなくなったおとなが飲むテキーラの熱さと。メキシコという国や死者の日の色彩が眩い。 「タイムスリップ」西條奈加 落としどころが上手いのと、お酒や食べ物の描写がとても美味い。こういう“赤ちょうちん”に一人でも躊躇なく入れることは、おそらくおとなになってよかった事の一つ。

Posted byブクログ

2024/05/09

「言葉は武器である、とは父の口癖だった。ただし、使い方によっては一撃で他者を殺し得るからどのように使うかよくよく考えなくてはいけない、とも。」 「僕が今、朝香さんと心地よい時間を過ごせているのは、互いに年齢や経験を重ねて、感情のやり繰りを覚えたからだ。例えば、恋人がデートよりも親...

「言葉は武器である、とは父の口癖だった。ただし、使い方によっては一撃で他者を殺し得るからどのように使うかよくよく考えなくてはいけない、とも。」 「僕が今、朝香さんと心地よい時間を過ごせているのは、互いに年齢や経験を重ねて、感情のやり繰りを覚えたからだ。例えば、恋人がデートよりも親戚の子どもを優先させることを、二十代前半の自分が許せたとは思えない。」 「恋愛は、自分を曲げてまですることじゃない。」 「自分の気持ちほど、説明が難しいものはない。だって、自分でもよくわからないから。」 短編集。 『きみはアガベ』 「恋愛は、自分を曲げてまですることじゃない。」 正解はないし、いろんな人の意見を聞いた上で、やっぱり最終的には自分の意思で決めるのがいい。恋愛観も、大切にしたいものも、許せないことも、決意も、変わっていくものだし、それでいい。変わっていく自分に対しても、柔軟でいたいな、と思った。

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2024/05/07

贅沢な人気作家さんの作品てんこ盛りで、極上のほろよい読書でした。 作風も違うし、でも軽快で、こういう楽しみ方もよいですね。 ゴールデンウィークのすきま読書にもぴったりでした。 あぁ、牡蠣が食べたい…

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2024/05/04

どれも読みやすい作品 その言葉を使わずに表現する 私もそんな表現ができるようになりたい 絶対誰とも付き合わない そんな想う日があった 人生に断定はできない 最近観たドラマで言ってたセリフ思い出した

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2024/04/21

素敵な話、ほっこりする話、そしてちょっと怖い話も。美味しそうな食べ物とお酒。飲みたくなる事間違いなし。

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2024/04/20

前作の「ほろよい読書」よりもこちらの方が私好みの話が多かった どのストーリーも主人公の心情に私の心情が乗っかる感じで共感できるところが多かったからかもしれない 5作目のストーリーに出てくるお店があったら私も常連になりたいなーと思う 美味しいご飯とお酒 居心地のいいお店 私にとって...

前作の「ほろよい読書」よりもこちらの方が私好みの話が多かった どのストーリーも主人公の心情に私の心情が乗っかる感じで共感できるところが多かったからかもしれない 5作目のストーリーに出てくるお店があったら私も常連になりたいなーと思う 美味しいご飯とお酒 居心地のいいお店 私にとってのそんなお店を見つけたいなーと思う

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2024/04/17

ほろよい読書にはおかわりもあった! が、第1弾ほどの感動はなかった。大好きな青山先生や朱野先生が書いていらっしゃるのに・・ ゆるい感じの話の中に、ときどきピリリとダイバーシティ(前のもあったな)。タイムスリップの話はよかった。少し前にタイムスリップの話を読んでいたから、本当にあ...

ほろよい読書にはおかわりもあった! が、第1弾ほどの感動はなかった。大好きな青山先生や朱野先生が書いていらっしゃるのに・・ ゆるい感じの話の中に、ときどきピリリとダイバーシティ(前のもあったな)。タイムスリップの話はよかった。少し前にタイムスリップの話を読んでいたから、本当にあったかと思ったが・・ちゃんと現実で安心した。

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2024/04/15

美味しいお酒をゆっくり飲みたくなる。 オイスターバーにも行きたいし、荒川線沿いの料亭のような提灯居酒屋にも行きたいな〜 オイスター•ウォーズに描かれていた社会はリアルに近いのかな。20代の若者たちは、気づかないうちに、仕事への向き合い方とか、会社に対する考え方とか、自分のあり方と...

美味しいお酒をゆっくり飲みたくなる。 オイスターバーにも行きたいし、荒川線沿いの料亭のような提灯居酒屋にも行きたいな〜 オイスター•ウォーズに描かれていた社会はリアルに近いのかな。20代の若者たちは、気づかないうちに、仕事への向き合い方とか、会社に対する考え方とか、自分のあり方とか、理想像やら、 とにかくあまりにも私の思っているリアルとは違くて、浦島太郎のような気分になってきて、ところどころ理解仕切れないまま読み進めた感覚が残ってる。道ですれ違う若者たちは、こんな今を生きているのか!?わたしはほぼ化石に近付いているのか!?と思って、ちょっと焦る。

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2024/04/11

第1弾が好きだったのでおかわり! 同じ「お酒」がテーマでも、それぞれ色んな物語があって楽しい。 牡蠣好きな男女が登場する、朱野帰子さんの「オイスター・ウォーズ」では私の牡蠣狂いの友を連想してしまい、色んな意味で楽しめた。 「俺は生牡蠣に当たって救急車で運ばれたことがある」「二回...

第1弾が好きだったのでおかわり! 同じ「お酒」がテーマでも、それぞれ色んな物語があって楽しい。 牡蠣好きな男女が登場する、朱野帰子さんの「オイスター・ウォーズ」では私の牡蠣狂いの友を連想してしまい、色んな意味で楽しめた。 「俺は生牡蠣に当たって救急車で運ばれたことがある」「二回、入院した。そこから戻ってくるやつだけが真の牡蠣好きなんだ」の台詞にはめちゃくちゃ笑ってしまった。 西條奈加さんの短編に出てきたしゅわしゅわが楽しめる日本酒、「かるくいっぱい」が飲みたい。お取り寄せできるのか、そうかそうか…(ポチ)

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