楽園ノイズ(6) の商品レビュー
5月に発売されたラノベを9月に読み終えるって、自分どんだけ忙しかったんだよ。ともあれ2年生編開幕。満たされているが故にスランプに陥った主人公。ダブルブッキング問題をきっかけに、たった一人のボヤージュに出ることを決意する、というはなし。挿話として花園先生退院&コンサート荒らし編。作...
5月に発売されたラノベを9月に読み終えるって、自分どんだけ忙しかったんだよ。ともあれ2年生編開幕。満たされているが故にスランプに陥った主人公。ダブルブッキング問題をきっかけに、たった一人のボヤージュに出ることを決意する、というはなし。挿話として花園先生退院&コンサート荒らし編。作中の季節は7月くらいか。フラグも出ていたし、次回は夏休み、夏合宿編かしらね。春夏冬先生の水着主人公たちに期待に胸が膨らみます。あと、コンサートのピアノ演奏とラストライブの描写はなかなかにすごいなぁ、音楽をよく知っていないと書けないよなぁということに舌を巻きました。
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失うために戻る 自分が今何をできて 何ができないのか 何をどうなって生きたいのか この先に できないことがある できることもある できることばかりだけでなく、 できないことがあって 何を見える 形にならないから 形にしていく 順位をつけて欲しくなる時 自分でつける 権威ある大会につけてもらう もっとも望む相手につけてもらう 大切だからではなく 形にする ただその一歩を踏み出す 音楽で示すものと 音楽でしか示せないものと その先と 毎回先が気になります
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2年に進級した真琴たちを描く、3作の連作短編集。 軽音楽部のプロデュース、ピアノコンクールでの対決に、ダブルブッキング事件。どの話も1巻分に引き延ばして描けそうな話で、それぞれ内容を詰め込んで描き切っているのが凄い!後、相変わらずセリフが所々カッコいい。帯にもあるけど、「失うため...
2年に進級した真琴たちを描く、3作の連作短編集。 軽音楽部のプロデュース、ピアノコンクールでの対決に、ダブルブッキング事件。どの話も1巻分に引き延ばして描けそうな話で、それぞれ内容を詰め込んで描き切っているのが凄い!後、相変わらずセリフが所々カッコいい。帯にもあるけど、「失うために、戻ってきたのだ」って凄いよ。 本巻通してのテーマは、真琴のスランプかな。スクラップ&ビルドを繰り返すことで、スランプを乗り越えていくあたり、作り手らしさを感じるシナリオ運びに感じました。
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アリーナの舞台で90分も1人で演奏って、よく考えたらとんでもないな。よく重圧に押しつぶされないなと思う。 玉村社長は1巻の頃からやらかしていたけど、ここまで酷いとは思わなかった。いつか裁かれてほしい。
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一言でいうならサイコー! これこそ杉井光だ。 言いたい事はいっぱいある。 冒頭の新学期が始まって伽耶が加わった女性陣からの怒涛のボケ会話の楽しい事楽しい事。 ニヤニヤが止まらない。 中盤、華園先生と凛子さんのピアノ対決の息を呑む緊張感とドキドキ感。 2人の演奏を紡ぐ言葉の数々...
一言でいうならサイコー! これこそ杉井光だ。 言いたい事はいっぱいある。 冒頭の新学期が始まって伽耶が加わった女性陣からの怒涛のボケ会話の楽しい事楽しい事。 ニヤニヤが止まらない。 中盤、華園先生と凛子さんのピアノ対決の息を呑む緊張感とドキドキ感。 2人の演奏を紡ぐ言葉の数々、溢れ出すイメージの煌めきに心臓の鼓動が熱くなる。 対決曲に仕込んだ作者の仕掛けも流石だ。 そしていつもながら真琴は自己評価が低くてうだうだと悩んでそのうえ果てしなく鈍感で、それなのに音楽に関してはどこまでも正直で真摯でだからこそ時に残酷で伽耶が言った通り人でなしで、けれどだからこそみんな彼が好きなのだ。 暗闇の中で最後に灯る小さな光に今回もグッときた。 そしてあらためてやっぱりこの物語の真のヒロインは美沙緒先生なんだなあと、ラストを読んで思う。 ちょっとこれ最終回っぽいなと思ったけどまだ続くようで何より。もっともっと読んでいたい。
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二年生に進級した真琴たちの姿を描く今回もまた、連作短編集的な展開。とはいえ、中央に据えられるのは作曲に関してスランプに陥った真琴の懊悩と、復帰した華園先生と凛子のピアノコンクールでの対決。相変わらず真琴とヒロインたちのやり取りは面白いですね。さて、スランプの真琴が足掻いて辿り着い...
二年生に進級した真琴たちの姿を描く今回もまた、連作短編集的な展開。とはいえ、中央に据えられるのは作曲に関してスランプに陥った真琴の懊悩と、復帰した華園先生と凛子のピアノコンクールでの対決。相変わらず真琴とヒロインたちのやり取りは面白いですね。さて、スランプの真琴が足掻いて辿り着いたのは、自分で作った楽園をいつか自分が壊して孤独にどこまでも歩いて行くという真理。その日が来るのはもう少し先にして、今はまだ楽園で音と戯れる皆の姿を見ていたいものです。続きを楽しみにしています。
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依頼された曲がぬるい、とだめだしされたことから始まるスランプにもがく真琴。 軽音部のプロデュース。 華園先生復活の狼煙となるコンクールに凛子の参戦(ピアニストはウォーモンガー)。 玉村社長の暴走によるPNOの分割、真琴のソロ。 文字なのに、文章なのに、演奏中の緊張や疾走感、息が詰まってしまう。 読み終わると、水中から出てきたときのように空気を求めてしまう。
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美沙緒が戻ってきて、伽耶も高校に入学、凛子達は真琴と同じクラス。バンドにはマネージャーも付いたし、拠点となる活動場所も確固たるものが手に入った 真琴にとって何もかも順調と言える状況。…だからこそ彼がヘタってしまうというのは面白い話 思えば真琴って逆境を好むと云うか、自分で状況を...
美沙緒が戻ってきて、伽耶も高校に入学、凛子達は真琴と同じクラス。バンドにはマネージャーも付いたし、拠点となる活動場所も確固たるものが手に入った 真琴にとって何もかも順調と言える状況。…だからこそ彼がヘタってしまうというのは面白い話 思えば真琴って逆境を好むと云うか、自分で状況を複雑怪奇且つ難題だらけの局面に持ち込むのが好きなような気がする。勿論本人としてはギリギリの状況を楽しんでいるなんて事はないのだろうけど、彼の本領が最も発揮される時がそういう局面である点を考えると、彼は安寧を手に入れてしまったが故に緩んでしまったのかも知れない 窪井拓斗からの依頼曲、邦本からの依頼曲。どちらもプロとしての依頼であるにはベストな楽曲を提供しなければならない。けれどそんなタイミングで緩みが生じてしまえば、そりゃ最良の楽曲なんて手掛けられるわけがなくて 状況打開の最初の一歩がちょっと驚きの方向性だったね。軽音部のプロデュースだなんて バンドの楽曲でもなければ仕事の楽曲でもない。なら趣味曲といえばそうでもない。一度依頼されたとはいえ断った素人の案件、加えて他人事なのに無理して関わったからには良いものを作り上げなければならない。 その意味では自分を追い詰める遣り方。今の真琴が取るべき姿勢 そうして作り上げられただろう楽曲は是非とも聞いてみたいもの。作中で疑問視されたように安易に作ったらアイドル気取りっぽくなってしまう。でもバンドマンがバンドの楽曲としてハモるからこそ形になる 楽曲アレンジの完成度、そしてバンドのプロデュース方針。それらが合わさるから真琴が手掛けた軽音部への助力は形になるわけだ それを踏まえると3・4話のエピソードは更に別方面のエンジンとなったのかな 普通に生きる事すらまだ難しい美沙緒、ピアノコンクールの世界を捨てた凛子。本気の世界と既に無縁になっていた筈の二人。それが美沙緒の決意のコンクール出場によって戦いの場が生まれるのか ただ、二人が胸に抱えた悲願は全くの逆だったのかな?美沙緒はこれからも生きていく為に真琴から離れる決断をした。凛子はこれからを真琴と生きていく為に美沙緒と戦った だから二人の戦いの勝敗はコンクールの順位ではなく、真琴が決める必要がある 超絶技巧と言える二人の楽曲を聞きながら真琴が下した判断基準はスキルではなく、再び聞きたい曲という基準 それは正しく美沙緒と凛子を分かつ順位付けになるね。真琴は知らずしてこれまで何度もこだわってきた美沙緒よりも凛子を選んだという事になる その決断はこれからを音楽に関わって生きていく真琴にとってもエンジンとなる だから5・6話はそれらの前置きによって得られたエンジンを真琴自身が点火する物語 失う物や立ち止まる事を恐れていたら何も手に入らないし進めない。今の真琴にはエンジンは有っても点けるべき火が見当たらない。まさかそれがあんなものだとは思わなかったけど 無茶苦茶で違法スレスレなダブルブッキング、落ち度なんてPNO側には一切ない。本来なら真琴が負うべき苦労もない この構図は軽音部の時と似ているね。わざわざ関わるべきではない局面。でも関わったらとんでも無いプレッシャーが舞い込む でも、真琴はそれだけでなく、不必要にも程が有る荒業にも出てるね 真琴達にとってPNOとは自分の音楽を奏で守れる楽園。安寧を得続けるにはそこに居座り続けなければ良い。けれど、その道を選んでしまえば音楽家村瀬真琴は進めない もう一つの楽園、もしくは楽園の外側。PNOなのに真琴一人で立ったステージ。以前のムサオならあのような歓声は得られなかったしそもそもステージに立つ事すら出来なかっただろう規模 それでも真琴は一人でステージに立ててしまったし、成功もしてしまった。それは間違いなく旅立ちの証明 真琴側から見れば楽園を壊してしまったようなもの。でも伽耶達は帰ってきた彼を熱烈に迎え入れた。楽園は失われていなかった それは真琴がこれからを進んでいくには充分過ぎる原動力で充分過ぎる温もりだね。そしてPNOという楽園とは別に出航した『村瀬真琴』という新しくて古い船。音楽に生きる彼の業を新たに見た気分になったラストだったよ
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真琴の葛藤がすごく上手く描写されていて、読んでる私も苦しくなった。 不思議と時間があったり、余裕があるときの方がうまくいかない事が私も多くあるので真琴の苦悩が理解出来てすごく共感の多い巻だった。 相変わらずの音楽に関する描写はすごくて、新歓で披露する曲に関して特に聞き直したくらい...
真琴の葛藤がすごく上手く描写されていて、読んでる私も苦しくなった。 不思議と時間があったり、余裕があるときの方がうまくいかない事が私も多くあるので真琴の苦悩が理解出来てすごく共感の多い巻だった。 相変わらずの音楽に関する描写はすごくて、新歓で披露する曲に関して特に聞き直したくらい笑 やっぱりあのバンドはすごいな〜
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