9割が間違っている「たんぱく質」の摂り方 の商品レビュー
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妻からのおすすめで一読。タンパク質の取り方について示した本で、日本人はタンパク質の摂取量が少ない。1食150gの肉の摂取が理想。しかしながら、それだけ取るとお腹が緩む。理由は腸の消化機能が追いついていないから。腸の働きを良くする為にはリーキーガットにならないことが必要。リーキーガットとは漏れている腸と訳され、栄養素が漏れてしまい、病に侵されたり体調不良の要因となるもの。改善のためには〇〇を食べるではなく、〇〇を食べないことがたいせつ。何かというと、小麦粉に含まれるグルテンである。よって、カレーパスタうどん粉もん等の小麦粉を取らないのと果物は酔わないアルコールと呼ばれ、制御されないまま脳に快楽物質を運ぶ。まずは小麦を2週間断ち、体調が良い状態を体験しようというもの。 この本を読んで、まずはモノの試しに2週間小麦粉を経とうと思えるほど、読み応えがあった。
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2024.8.30読了 今まで長年良いとされていたものが突然悪いものとされることがあるが、そもそもきちんとした根拠がなかったり、何か勘違いされたまま広まった情報だったりするのだなと考えさせられる場面がいくつかあった。 わたしたちは食べたものでできている。 自分の体の声を聞き...
2024.8.30読了 今まで長年良いとされていたものが突然悪いものとされることがあるが、そもそもきちんとした根拠がなかったり、何か勘違いされたまま広まった情報だったりするのだなと考えさせられる場面がいくつかあった。 わたしたちは食べたものでできている。 自分の体の声を聞きながら、少しずつでも体に良い食べ物を適切な量食べ、心身ともに健康でありたい。
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ひとことで言うと、リーキーガット(腸粘膜に炎症がある状態)を改善するために、グルテンを含む小麦と、カゼインを含む乳製品は口にするな、という糖質制限の本でした。 ただ、最新のエビデンス、というわけではなく管理栄養士の経験値や、一意見的な発言が多かったから微妙だな、と思うところが多々ありました。 私は体重もそんなに減らしたくないし、エネルギーとして炭水化物は取り入れたいので、米は今後も食べ続けるつもりです。(糖質制限否定派) そもそも本書に従っていたら食べてはいけないものが多すぎて、実践するのは難しそうですし・・・ でも、カロリー計算は無意味です、と断言しているところは共感したし、血液検査の総蛋白のベスト数値は7.2~7.5。これも覚えておこうと思います。
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長年にわたる過敏性腸症候群に悩まされていて、リーキーガット症候群のことを知り、そこから意を決して徹底したグルテンフリーの生活をまずは3週間試した。この本に書かれてある通り、小麦粉を断つのは、始めた当初本当に辛かった。ベーカリーの前を通ると香ばしい匂い、デパ地下のスイーツ売り場、...
長年にわたる過敏性腸症候群に悩まされていて、リーキーガット症候群のことを知り、そこから意を決して徹底したグルテンフリーの生活をまずは3週間試した。この本に書かれてある通り、小麦粉を断つのは、始めた当初本当に辛かった。ベーカリーの前を通ると香ばしい匂い、デパ地下のスイーツ売り場、実際当事者になってみると、こんなにも小麦粉製品が溢れているということわかっているつもりでも目にしない日はなかった。でも不思議にその欲求が次第に薄れていくのも自覚できた。そして下痢の方が改善されたのが何より嬉しかった。もちろん、これだけで改善されたとは言い切れないが、体感として大きかった。 そうすると、次に思うことは、体重を増やそうかということ、体質のせいもあるだろうが、食べられる量がもともと少量のため、食べても現状維持が精一杯。そしてこの本を手に取った。 グルテンフリーについては実体験から納得。現在厳格なグルテンフリーはしていないが、米粉で代用がかなりきくので続いている。ただ、糖質制限については、概ね間違いはないと思うが少しどうかなと疑問が残るところも。 でも、どの栄養素についてもやはりそれを摂取して体の中に取り込むには、ただそれを含む食材を単純に口にするだけではダメで、それを分解、代謝するための、必要な酵素を作り出すことも必要であり、その中で、やはりタンパク質が一番重要な役割を担っているのかなぁと思った。
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リーキーガット=直訳すると漏れている腸。プロテインを飲んでも、消化できず負担になる。 尿素窒素(BUN)がプロテインのせいで上昇している人がいる。 タンパク質不足はむくみの原因。血中たんぱく濃度を補うため水分を外に出す=浮腫。 ナトリウムを出すためにカリウムを摂る、では改善しない。 総タンパクの値は7.2~7.5。多すぎても少なすぎてもいけない。多い場合は、水分を外に出している可能性がある。 リーキーガットは、グルテンとカゼインで起きやすい。 小麦、乳製品。中毒になりやすい。 胃ではタンパク質が真っ先に消化される。 糖反射=胃のMMCという扇動運動が糖質をたくさんとることで行われなくなる現象。 逆流性食道炎は、糖質制限を行うと改善する。 果糖はアルコールと同じ。100%ジュースは益がなく欠点ばかり。果物はたまに食べる嗜好品と考える。 必須脂肪酸のオメガ6は過剰気味。アラキドン酸は炎症を起こしている可能性がある。 オメガ3脂肪酸=アマニ油、えごま油。 加熱には、ラード、バター、牛脂、ココナッツオイル。無臭のものもある。 小麦製品と乳製品をしっかり押さえる。 コールドプレスのアマニ油、えごま油をサラダや納豆にかける。 甘いものがほしいときは、紅茶やほうじ茶にココナッツオイルを入れる。ゆで卵、焼き鳥を食べる。チョコレートを食べる。 おせんべい、クッキー、ドーナッツ、ジュースには手を出さない。 まずは2週間、小麦と乳製品を辞めてみる。体調がよくなる。
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思った以上に極端な内容。すべきポイントはタンパク質を気持ちよくお腹いっぱいになるまで食べる。油の種類に気をつける。するなポイントは極端すぎて現実的でないので書かない。
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たんぱく質の吸収をよくするには、小腸を健康な状態にしましょう!という本。 小腸を悪化させる食べ物、小腸が不健康=炎症を起こしていると身体に起きる不具合が載っている... そんなかんじです。 追記// 散々「パン作り」の本を読み漁って勉強していたけれど... 小麦のグルテンと...
たんぱく質の吸収をよくするには、小腸を健康な状態にしましょう!という本。 小腸を悪化させる食べ物、小腸が不健康=炎症を起こしていると身体に起きる不具合が載っている... そんなかんじです。 追記// 散々「パン作り」の本を読み漁って勉強していたけれど... 小麦のグルテンと牛乳のカゼインが良くないらしい... ドボンです。
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著者がこの本に書いているやり方で人生が変わったことはよくわかった。 しかし、そのやり方がベリーハードである。グルテンフリーに加えて牛乳もダメ(バター除く)。さらに推奨するたんぱく質や油の摂取方法も、簡単に言えば値段が高くつく。もう少し簡単な方法はないか。 また、小麦や牛乳の何...
著者がこの本に書いているやり方で人生が変わったことはよくわかった。 しかし、そのやり方がベリーハードである。グルテンフリーに加えて牛乳もダメ(バター除く)。さらに推奨するたんぱく質や油の摂取方法も、簡単に言えば値段が高くつく。もう少し簡単な方法はないか。 また、小麦や牛乳の何がいけないか栄養学的な説明もあるのでここは参考になった。
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栄養学系の本を読む一環で手に取った本。 炭水化物はダメとか牛乳はダメとか、 かなり過激な文言が並んでいるので、 好き嫌いが大きく分かれそうな本です。 内容としては、ジョコビッチの食事本に 近いイメージでしょうか(ただし、同じではない)。 ※ジョコビッチの生まれ変わる食事 htt...
栄養学系の本を読む一環で手に取った本。 炭水化物はダメとか牛乳はダメとか、 かなり過激な文言が並んでいるので、 好き嫌いが大きく分かれそうな本です。 内容としては、ジョコビッチの食事本に 近いイメージでしょうか(ただし、同じではない)。 ※ジョコビッチの生まれ変わる食事 https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4594079679#comment 自分は正直、この本に書かれた内容が正しいのかどうか、 判断する知識を持ち合わせていません。 人によっては、エビデンスがない(貧弱)と言う人もいるようです。 なので、よく分からない、というのが正直なところですが、 過激な食生活は合う人と合わない人に 結構分かれてしまうのではないか、というのが、 現時点での自分の仮説です。 その辺りは、長友選手の食事本にも言及があります。 ※長友佑都のファットアダプト食事法 カラダを劇的に変える、28日間プログラム https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4344034775#comment 他にも、 ・PFCバランスは大昔の日本人の 食事バランスなだけであって、 PFCバランスが栄養素の理想的なバランスな訳ではない ・カロリー計算も意味がない ・果物をスムージーにして飲むと、栄養が失われるので、意味がない のように自分たちの常識をガンガンぶち壊してくれます。 (著者の主張が正しいのかどうかは、 自分は良く分かりません。。) 何を信じて、何を信じないかは、人それぞれですが、 食事ってそんなに単純・簡単なものではないってことが 良く分かります。 何が正しいのか、何が正しくないのかは、 まだ多くの研究者が探求している途中でしょうし、 そのやり方・理論が自分の体に合っているかどうかは、 また別問題なのでしょう。 それを考えると、自分の体の小さな変化と対話しながら、 自分で探求していくしかないってことですかね。 栄養学は、難しいけど、面白い分野です。
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タンパク質を摂取するのが大切。 吸収するため腸内環境を整える必要あり。 ちょっと偏りがみられる部分がある。科学的根拠に疑問を感じる点もある。しかし、自分の体は自分で調整しないといけないのだなぁと思わせられた。
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