奔れ、空也 の商品レビュー
佐伯さんの本の登録は287冊目。付録によれば、この本は時代小説293冊目と言うことでサスペンスものなども読んでいるので、どこかで登録を漏らしているようだ。 これだけ読んでいるので、81才の佐伯さんの作品にどうしても老いを感じてしまう。最後の戦いも相手は何巻にも渡って登場していたの...
佐伯さんの本の登録は287冊目。付録によれば、この本は時代小説293冊目と言うことでサスペンスものなども読んでいるので、どこかで登録を漏らしているようだ。 これだけ読んでいるので、81才の佐伯さんの作品にどうしても老いを感じてしまう。最後の戦いも相手は何巻にも渡って登場していたのに一瞬で勝負が付いてしまう。壮年の頃はもっと切り結んでいたように思う。また今回も修行はあちこちで行い、中々最終地点に辿り着かない。辿り着いたと思うと又々空也が思い惑う状況。スッキリとした終わりにならない。 このシリーズはこれが最終回だが、やはり多作な作家のため、磐音と小籐次の新シリーズ化を考えているそうだし、全くの新シリーズも4冊出すことが決まったそう。まだまだこの作家との付き合いが続くようだ。
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【空也の武者修行、約束の地で待ち受けるのは―― 】京の老舗袋物問屋の隠居と知り合った空也は大和柳生へと同道する。新たな修行の場を得たと感じるが……。そして、最後の勝負が迫る!
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