私が先生を殺した の商品レビュー
奥澤先生ぇぇ…泣 ハラハラ展開だったのに急に悲しくなるじゃん… 各人物の視点から色々な事実がわかっていく、よくある手法。文章も読みやすく、かなりスッと入ってくる。悪く言えばライトすぎてちょっと印象が薄いかも… とはいえ、奥澤先生の曲げない意思には心打たれました。 受験が控えてる3...
奥澤先生ぇぇ…泣 ハラハラ展開だったのに急に悲しくなるじゃん… 各人物の視点から色々な事実がわかっていく、よくある手法。文章も読みやすく、かなりスッと入ってくる。悪く言えばライトすぎてちょっと印象が薄いかも… とはいえ、奥澤先生の曲げない意思には心打たれました。 受験が控えてる3年生は確かに何かとピリつくし大変だったなあと。。 誠実に生きる事が大事ですね。
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切ないラスト。黒板にかかれたメッセージはそういうことだったのか!ってなったけれど、やっぱりやるせない気持ちになってしまう。私も同じ教師として、子供たちの受験には一緒に悩んで泣いて笑ってきたけれど、本当に受験という時期は、教師も大人も子供もみんながいろんな思いを抱えている。最後の教...
切ないラスト。黒板にかかれたメッセージはそういうことだったのか!ってなったけれど、やっぱりやるせない気持ちになってしまう。私も同じ教師として、子供たちの受験には一緒に悩んで泣いて笑ってきたけれど、本当に受験という時期は、教師も大人も子供もみんながいろんな思いを抱えている。最後の教頭の言葉がとても刺さった。いつまでも、せめて子供たちに対しては誠実でありたいと思う。
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結末は意外。。 後半の終わり頃にまた意外な方向に行ったりして。。 完全に読み終えてやっとタイトルの意味に辿り着いた
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一気読み!! はじめは身勝手な生徒たちと、はっきりしない先生にやきもき悶々として、終盤、みんなの事情や考え、気持ちがわかってくると、切ないようなやるせないのと、他になんかあるでしょう、っと、もやもやした。 湊かなえ好きな子におすすめしようっと。
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ショッキングなプロローグで一気に物語に惹き込まれた。 避難訓練当日、グラウンドに集合した全生徒の目前で学校一の人気教師・奥澤が屋上から飛び降りた。 教室の黒板には「私が先生を殺した」とメッセージが。 死の真相とメッセージの意味を知りたい一心で頁を捲り続けた。 各章ごとに語り...
ショッキングなプロローグで一気に物語に惹き込まれた。 避難訓練当日、グラウンドに集合した全生徒の目前で学校一の人気教師・奥澤が屋上から飛び降りた。 教室の黒板には「私が先生を殺した」とメッセージが。 死の真相とメッセージの意味を知りたい一心で頁を捲り続けた。 各章ごとに語り手が変わり彼を追い詰めていったものの正体が浮き彫りになっていくと、人の悪意や社会の理不尽に怒りが込み上げ、やるせない思いで胸が締め付けられた。 正義を否定され彼が受けた絶望感を想像するだけで苦しい。 『間違いを踏み留まる勇気』忘れずにいたいと思う。
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読みやすくて、面白かった。 それぞれの視点から進む物語、割と好きです。 途中までどうなるのかワクワクした。 次の章はその人の話に少しだけ絡んだ人に フォーカスがあたるこの描かれ方。 同じ時間軸で見たことや感じたことが ちょっとずつ広がってくるにつれて だんだん見えてくる世界。 ...
読みやすくて、面白かった。 それぞれの視点から進む物語、割と好きです。 途中までどうなるのかワクワクした。 次の章はその人の話に少しだけ絡んだ人に フォーカスがあたるこの描かれ方。 同じ時間軸で見たことや感じたことが ちょっとずつ広がってくるにつれて だんだん見えてくる世界。 ただミステリーとしては、 もう少しラストに盛り上がりがほしかった。 ラストの人の視点で全てが繋がるところは 面白かったけども! ミステリーなのでネタバレができないぶん あまり内容は書けないのだけど リアルな高校生の世界線ってところも 読みやすさの一つだと思った。 中学生でも読めそうだったので 早速生徒に貸しました。 最近よく選書してます。 選書してあげるの好きなんです。 今年も本好きな子が増えてくれるといいなぁ。
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とある教師が学校の屋上から飛び降り自殺した。 その後教師が受け持っていたクラスの黒板にはを私が先生を殺した」と謎のメッセージが書かれていた。 なぜ先生は自殺したのか、そのメッセージは誰が書いたのか。その謎を追う物語。 非常に面白かった、まさしくページターナーな小説。 霧島部活やめるってよ。が好きな人は絶対ハマると思う。
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永束(ながつか)先生 奥澤潤先生 snsで注目されたい砥部律 指定校推薦取り消しの黒田花音 じゅんじゅんのファンの百瀬奈緒 推薦をもらった小湊悠斗 指定校推薦の成績改ざんにまつわる話。 You Tubeの紹介動画でプロローグ(全校集会での先生の自殺)を見て興味を持ち、読んだ。 自分からみた先生はいつまでも先生なのであった。 自分の歩んできた道と、自分の成そうとする正義のジレンマのシーンが面白かった。 最後に題名の伏線回収がされており、なるほどと思わされたが、どこかで読んだことがあるようなミステリーという印象。 紹介者が激推しと言っていたこともあり、期待したほどわざわざ読む本ではなかった。
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とある私立高校の男性教諭が、避難訓練のときに飛び降り自殺をした。生徒たちが教室に戻ると黒板に『私が先生を殺した』とかかれていて……という内容のお話。 学園ミステリーといえば湊かなえさんの『告白』なんかが代表的だけど、本作も『学校の闇』という意味では似たようなタイプの小説なのかな...
とある私立高校の男性教諭が、避難訓練のときに飛び降り自殺をした。生徒たちが教室に戻ると黒板に『私が先生を殺した』とかかれていて……という内容のお話。 学園ミステリーといえば湊かなえさんの『告白』なんかが代表的だけど、本作も『学校の闇』という意味では似たようなタイプの小説なのかなと思った。 よかった点としてはふたつあって、まずタイトル。 ラストで『私が先生を殺した』にはさまざまな意味が込められていることがわかり、読みながら「なるほどなあ」と感心させられた。 次によかったのはお話の構成。 先生が飛び降りるシーンまでを、さまざまな登場人物たちの視点で繰り返していくという構成はけっこういいなとおもった。 Aさんの視点で語られる事実が、実はBさんの視点でみると違った解釈ができる、的な構成は小さなどんでん返しが何回も楽しめて◎。そういえば最近『怪物』という映画をみたけど、その映画でも本作のように登場人物たちの視点を切り替えるという手法が取られていた。映画でも小説でもつかえる、なかなかいい演出だとおもう。 いまいちだった点としては、せっかくさまざまな視点で物語が進むのだから、登場人物たち同士をもっとぶつけてほしかった。 登場人物が物語を進めるための舞台装置になってしまっていて、なんというか、リアリティーがないかなと思った。また事件後の生徒たちの「その後」があっさりしてたのも残念だった。 というわけで☆3つ。
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ある高校で、全校生徒が校庭に集まる中、1人の先生が自殺した。この事件に至るまでの過程を、複数人の視点から紐解いていくお話。 途中で話のオチがわかってしまった… あと、この話はあまりにも私たち読者の存在を意識しすぎていると思った…実際に生徒の立場だったら、事件後すぐに答えはわかっ...
ある高校で、全校生徒が校庭に集まる中、1人の先生が自殺した。この事件に至るまでの過程を、複数人の視点から紐解いていくお話。 途中で話のオチがわかってしまった… あと、この話はあまりにも私たち読者の存在を意識しすぎていると思った…実際に生徒の立場だったら、事件後すぐに答えはわかったはず…
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