幽霊ホテルからの手紙 の商品レビュー
つまらん。 もー時間の無駄だった。 面白くないから斜め読みで、余計につまらなくなってしまったけど、まどろっこしい。 ラストもは?って感じだった
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ハロウィンを意識しての選書。中国ミステリーは初めてだったが、とても読みやすかった。 ある作家が、バスの中で出会った女性から託された木匣を届けるために、幽霊客桟という幽霊ホテルに向かう。これだけでも、何のために?どんなホテル?と興味がそそられる。ホテルに着いた作家は、誰に木匣を...
ハロウィンを意識しての選書。中国ミステリーは初めてだったが、とても読みやすかった。 ある作家が、バスの中で出会った女性から託された木匣を届けるために、幽霊客桟という幽霊ホテルに向かう。これだけでも、何のために?どんなホテル?と興味がそそられる。ホテルに着いた作家は、誰に木匣を渡すべきか不明なことから、そのホテルにしばらく宿泊することを決め、そして、タイトル通り、友人にそこでの出来事を記した手紙を送るのだ。 内容的にはホラー要素強めで、ハロウィンにぴったりだった。続編が二作あるようなので、翻訳を待ちたい。
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著者は<中国のスティーヴン・キング>と呼ばれるベストセラー作家らしい。 バスで隣り合わせた女性から預かった謎の箱を幽霊客桟に届けに行った作家、周旋から毎日届く長文の手紙。そこに描かれる幽霊客桟は不気味な雰囲気に満ちており、宿泊客も謎めいていた。手紙は日に日に現実離れした話になって...
著者は<中国のスティーヴン・キング>と呼ばれるベストセラー作家らしい。 バスで隣り合わせた女性から預かった謎の箱を幽霊客桟に届けに行った作家、周旋から毎日届く長文の手紙。そこに描かれる幽霊客桟は不気味な雰囲気に満ちており、宿泊客も謎めいていた。手紙は日に日に現実離れした話になっていき、ついに… 本筋とは関係ないが、そんな辺鄙なホテルに行くときに周旋が持って行った本が森村誠一の『野生の証明』なのがちょっと笑った。 全体として少々冗長な気もするが、ゴシックホラーめいた幽霊客桟の雰囲気がよかった。ホラーとミステリの融合もなかなかいい感じ。 続編もあるようで、引き続き翻訳を期待したい。
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ブク友様のレビューから手に取った1冊! 面白かった〜! 長編だったけどページをめくる手が止まらない。 登場人物の名前が日本人じゃないからそこがちょっと苦戦した笑
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読みものとして充分面白い。 よく練り込まれた物語にグイグイと引き込まれ、展開も早くレイアウト上下段で300頁(原稿にすると600枚くらいか)も苦もなく読める。 また実際のところはわからないが、沸き上がる事象との距離感にお国がらが上手く表出されている様に感じられた。 亡き人達へ...
読みものとして充分面白い。 よく練り込まれた物語にグイグイと引き込まれ、展開も早くレイアウト上下段で300頁(原稿にすると600枚くらいか)も苦もなく読める。 また実際のところはわからないが、沸き上がる事象との距離感にお国がらが上手く表出されている様に感じられた。 亡き人達への畏怖、畏敬の念が日本人の様に渇いていない。 ただ、 個人的には『怖さ』は足りていなかった。 とは言え、週末にホラー映画を見漁るような変人の意見なので、そうでない方々には酷暑を涼むにちょうど良い加減だと思います。 良作!
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浙江省東部の海岸に建つ三階建ての客桟。それが幽霊客桟だった。亡くなった女優の田園から託された木匣を幽霊客桟に持っていくことになった小説家の周旋は浙江省K市西冷鎮行の長距離バスに乗った。田園からの電話は途中で途切れて「幽霊客桟に持って行ってほしいの。場所は…。」だけで、場所も住所も...
浙江省東部の海岸に建つ三階建ての客桟。それが幽霊客桟だった。亡くなった女優の田園から託された木匣を幽霊客桟に持っていくことになった小説家の周旋は浙江省K市西冷鎮行の長距離バスに乗った。田園からの電話は途中で途切れて「幽霊客桟に持って行ってほしいの。場所は…。」だけで、場所も住所も分からなかったが、周旋は古い友達の警察官の葉䔥にその場所を探してくれるように頼んだ。そして今は幽霊客桟のある西冷鎮行のバスに座っている。これからどんなことが待っているか分からないのに…。幽霊客桟についた周旋は毎日友達の葉䔥に手紙を書いた。その中にこの悲劇が綴られていた。
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愛情と狂気の深淵に飲み込まれる。親友が訪れた幽霊客桟から手紙が届くのだが… #幽霊ホテルからの手紙 ■あらすじ 警察官の葉䔥(イエシャオ)に自宅に、かつての親友である周旋(ジョウシュエン)が訪ねてくる。彼は美しい女性と出会った逸話を話しだす。その彼女から木箱を預かり、木箱を幽霊...
愛情と狂気の深淵に飲み込まれる。親友が訪れた幽霊客桟から手紙が届くのだが… #幽霊ホテルからの手紙 ■あらすじ 警察官の葉䔥(イエシャオ)に自宅に、かつての親友である周旋(ジョウシュエン)が訪ねてくる。彼は美しい女性と出会った逸話を話しだす。その彼女から木箱を預かり、木箱を幽霊客桟に届けてほしいとお願いされたのだ。 幽霊旅館がどこにあるか不明だったが、葉䔥が調べあげることに成功。周旋は木箱を届けるために、幽霊客桟に旅立ったのだが… ■きっと読みたくなるレビュー めっちゃ濃厚! プロットもストーリーも人間関係もねばっこく、じっくりと味わえる良作です。 世界観としてはド真ん中ホラーで、つねに生死の間を漂っているかのようで不気味。それでいて愛に対しては純粋すぎて、その背景にある人間の業があまりにも怖い。 美しい描写が多く、また文中に様々な文学作品の引用やエピソードがちりばめられていて、ストーリーにも厚みが増す。日本の作品からの引用は、文学への恵愛と尊敬に溢れていて、同じ本を愛する者として、大変優しい気持ちになりました。 本書のメインは「第二章 幽霊客桟からの手紙」ですが、これはちょっとスゴイ。まさに周旋から葉䔥に宛てた手紙を読んでいくことになるのですが、幽霊客桟やその土地の歴史や謎、利用客の面々の描写がめっちゃ力強いです。 特に上手なのは小道具の使い方。木箱、蓄音機、写真、お墓、彫像など… 過去の人間の歴史を暗示する仕掛けが不安さを煽る。現実なのか幻なのか、本当なのか嘘なのか、生きているのか死んでるのかすらよくわからない。不気味さのなかにある混乱が、より読者を怖がらせ、でも熱中して読み続けてしまうんです。 そして謎解きとしても、おそらくよくミステリーを読んでいる人こそ唸らせる内容。そういうことだったんだ~と言う、からりとしたトリックではありません。作者のねばっこい、たくらみといった仕掛けで、ただ読み終わった後は胸にじんわりとくるものになっています。 海外ミステリーを読むたびに、いつも世界は広いなぁと感じますが、本作も例外ではありません。あきらかに本や文学、物語を愛している作家先生と分かる作品で、読んでいて嬉しくなりましたね。中国文学や文化を知るきっかけにもなるし、読んでよかったと思える作品でした。 ■ぜっさん推しポイント 第二章後半の手紙。こんなに純粋な愛情表現は、久しぶりに読んだ気がします。情愛と狂気、そして憎しみや業が入り交じり、人間の底知れぬ部分が丸裸になっていく。 私はここまで情熱をもって生きたことがあっただろうか… 年を取ると安定やバランスばかり求めてしまいますが、力強く生きることの大切さは忘れずにいたいですね。
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中国の三津田信三と言われて読んだら、たしかに中国の三津田信三だった。初期の刀城言耶シリーズ好きな方におすすめ
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作者は中国サスペンス小説の第一人者との事。 過去、現在、終章の3つに分かれている。全体的に聊斎志異を彷彿する怪奇的な展開だが第3章でびっくりが続出。満足度の高い作品だった。最近は華文ミステリも沢山翻訳されているので楽しみな作家さんにまた出会えたと嬉しい。
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【〈中国のスティーヴン・キング〉が放つホラーミステリー!】血だらけの美女から託された木匣を届けに幽霊客桟を訪れた作家が見たものとは。 十二通の手紙が物語る惨劇と驚愕のどんでん返し!
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