特別支援教育が教えてくれた発達が気になる子の育て方 の商品レビュー
さすが特別支援学校の先生!文章がシンプルで分かりやすい。 ・人生には「できなくてもなんとかなる」ことはたくさんある。大切なのはできないことを助けてもらう力。 ・学習などをまたやりたい、に繋げるには、「うれしい気持ち>コスト」になっていること。大人は課題設定や声かけ等で、コストを...
さすが特別支援学校の先生!文章がシンプルで分かりやすい。 ・人生には「できなくてもなんとかなる」ことはたくさんある。大切なのはできないことを助けてもらう力。 ・学習などをまたやりたい、に繋げるには、「うれしい気持ち>コスト」になっていること。大人は課題設定や声かけ等で、コストを減らす工夫、うれしい気持ちを増やす工夫をしていく。 ・困った行動を0にすることにこだわらない。「減ってきているか?」を見取り、適切な行動には前向きな声かけを。そのためには、普段どのくらいできているか把握することが大切。 ・行動のまえ(きっかけ)、うしろ(結果)に注目。何をすればいいか分からないから、できないと思う。そのせいでやる気にならない→何をすればいいか分かりやすくし、できると思えて、またやりたくなる。になるように考える。 ・ルールを先に伝えておく。ただし、わかっていることは何度も伝えない。できたの質をあげていくのが理想。 ・ちゃんと、もっと、あとで、もうすぐ、ちょっと、〜しないで…を使わず、具体的に指示を出す。 ・褒めるの目的…①嬉しい気持ちになってもらうこと②行動の強化 褒めることは、相手をよく見ること。 ・失敗できない環境を整え、正しい行動を定着させること。(説明してからハサミを配る、など。説明の前に配ると触ってしまう。) ・褒めると叱るのバランス…いいところを褒めて伸ばし、正しい行動を増やすことで間違った行動の割合を減らすイメージで。 ・叱る時は大声を出さず、具体的に、改善策まで。子供たちが怖い人の言うことだけ聞く大人にならないように、大人が恐怖でコントロールすることをやめよう。 ・技術を注意しない。できたところまで褒める。 ・不安でいっぱいになった時の対処法をもっておく…10分休憩など。 ・怒りを爆発させないために、負ける練習をする。すぐに決着がつくゲームを何度も行う。(トランプの数字で勝負、くじびきなど)慣れたら10勝したら勝ち…など、スモールステップでストレス耐性を伸ばす。 ・何度注意しても同じことをやるなら…本当の目的は何か考える(注目を浴びたい?) ・課題が大きすぎる場合、崩してご褒美をこまめに。(30問の宿題→5問ごとに10分動画見ていい、など) ・抽象的な困りごとを「どうやったら少しでもできるかな」と考え、具体的なアイデアを出す。 ・偏食に対して…①駆け引きを行う(ひと口食べたら〇〇できるよ)②スモールステップで条件を弱める 出来たらたくさん祝う ・集中できない時は、ついたてなど物理的に目線を制限するのも手。 ・❌宿題しないとYouTube見れないよ→⭕️宿題したらYouTube見れるよ!という言い方に。 ・言葉で説明するのが上手くなるゲーム ①今いる場所から、違う教室までを言葉だけで説明する ②3ヒントクイズ
Posted by
困りごとを因数分解し、抽象的な悩みを具体的に置き換えてくれるとてもわかりやすい本。全人類読んだほうがいいよ
Posted by
苦手なことはできなくても人に頼んだりしてできれば良い。できたほうがいいけど、できなくてもなんとかなる。自分自身のベストがわかれば良い。
Posted by
Xでフォローしている平熱さんの本。 専門用語や難しい表現は一切なくて、かんたんな言葉で書かれているので読みやすいしわかりやすいです。抽象的な悩みを分解して、具体にして解決策を導いてくれます。特別支援教育の総本山は「この子どんな子?」
Posted by
そうだよなー。 たしかに! なるほど! が順番に湧き上がり、手を止めさせない文書。 楽しく学べる必読本。
Posted by
作者さんの優しさが伝わってきて、勉強になるのはもちろん、そのやさしさにほれぼれしました とても素敵な本でした
Posted by
特別支援教育は全人類に有効って噂を聞いたので入門書として読了。 コミカルなタッチで進む本書は自分の発想を広げてくれる素敵な作品でした~ 専門家、学生が読むと基礎的な内容なのかなと思いましたが、門外漢の自身は知らないことだらけで楽しんで学べました
Posted by
「全人類に有効な特別支援教育」まさにその通りだと感じました。 子どもとの関わりだけでなく、自分自身の生き方についても考えさせられました。
Posted by
教員にも、子育てをする親にもおすすめな本。特に後半の事例集のようなところは、教員として、「あ〜こういうこと相談されるな」とか、「こういう子、いるいる」となるものばかり。 頭でわかっていても、なかなかその子を理解した上で接することってむつかしい。でも、そうでなきゃ、いけないよね。と...
教員にも、子育てをする親にもおすすめな本。特に後半の事例集のようなところは、教員として、「あ〜こういうこと相談されるな」とか、「こういう子、いるいる」となるものばかり。 頭でわかっていても、なかなかその子を理解した上で接することってむつかしい。でも、そうでなきゃ、いけないよね。と思わせてくれる本。
Posted by
発達が気になる子を育てる親にとてもおすすめの本。支援初心者のかたにもオススメできます。 むつかしい話が嫌いなだけあって、とても分かりやすく書かれています。 「子どもをよく見る」というフレーズが出てきます。これ、重要だと思います。
Posted by
- 1
- 2