現代日中関係史(第2部) の商品レビュー
日本と中国の関係やそれぞれの思惑を発行された切手や郵便物で紐解いていく書籍の下巻です。日中国交正常化から2022年の北京での冬季オリンピックまでの両国の関係が分かり易く著されていて、中曽根康弘元総理から物心のついた自分にとっては、最近の事でも知らないことや忘れていたこともあり、再...
日本と中国の関係やそれぞれの思惑を発行された切手や郵便物で紐解いていく書籍の下巻です。日中国交正常化から2022年の北京での冬季オリンピックまでの両国の関係が分かり易く著されていて、中曽根康弘元総理から物心のついた自分にとっては、最近の事でも知らないことや忘れていたこともあり、再確認の上で有益でした。特に、尖閣諸島問題が露わになって中国が所有権を主張したが、尖閣諸島が我が国の領土であることを確認するための郵便物を使った実験(?(ふさわしい言葉が見つかりませんでした))は、興味深いものがありました。菅(かん)元総理が訪日していたオバマ元大統領をAPECに出席するために置き去りにしたことは、知りませんでした。若い人には、現在の日中関係を知る意味でも是非読んでもらいたい一冊です。
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