1,800円以上の注文で送料無料

詩と散策 の商品レビュー

4.6

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2025/12/24

雪の日に買ってきたエッセイ。最後のページまで捲ってしまうのがもったいなくて、途中まで読んだところで歩みを遅くしていたがそれでも読み切った。いつまでもずっと手元に置いておきたい特別な一冊。付箋を貼ってお気に入りの文章を限定してしまうことさえ憚られるほど、心に残しておきたいものばかり...

雪の日に買ってきたエッセイ。最後のページまで捲ってしまうのがもったいなくて、途中まで読んだところで歩みを遅くしていたがそれでも読み切った。いつまでもずっと手元に置いておきたい特別な一冊。付箋を貼ってお気に入りの文章を限定してしまうことさえ憚られるほど、心に残しておきたいものばかり。この先も空気の澄んだ冬の日には、もしかしたら冬を待たずしても心が擦り減ってしまったり感じる力が弱くなったりした時には、この本を持って散歩に出かけよう。

Posted byブクログ

2025/11/14

タイトルに惹かれて本やで立ち読みしてみたが、数ページ読んで欲していた感じではなく、購入するのをやめた。しばらくして夫が購入していたので、再度挑戦してみた。 前半は素敵な表現があり、「寒い季節の始まりを信じてみよう」と「散策が詩になるとき」は好きな雰囲気だった。 後半はなかなか入...

タイトルに惹かれて本やで立ち読みしてみたが、数ページ読んで欲していた感じではなく、購入するのをやめた。しばらくして夫が購入していたので、再度挑戦してみた。 前半は素敵な表現があり、「寒い季節の始まりを信じてみよう」と「散策が詩になるとき」は好きな雰囲気だった。 後半はなかなか入り込めなかったが、寒い静かな夜に読み返そうと思う。エッセイはなんとなく冬に読むのが好きだ。

Posted byブクログ

2025/08/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

彼女は独身でいたいから独身で生きた。外の世界にでてみたけれど、これといって心惹かれるものがなかったから隠遁した。白い服を着たときの自分がいちばん素敵だと思ったから、白い服ばかり着た、と。それだけのことだ。             …………p84 エミリー・ディキンソンのこと 散歩人の詩人の目線は優しかった

Posted byブクログ

2025/06/02

雪の降った翌朝、透明度が増した空気の中を 静かに歩いているような印象を受けた。 装丁も綺麗。 「老いるのは、心の限りをつくしてきた結果」 あーなんて、美しい捉え方なんだろう。 言葉と言葉の間に広がっていく世界。 いつまでも浸っていたいような心地よさだった。 「人は日々、今日を失...

雪の降った翌朝、透明度が増した空気の中を 静かに歩いているような印象を受けた。 装丁も綺麗。 「老いるのは、心の限りをつくしてきた結果」 あーなんて、美しい捉え方なんだろう。 言葉と言葉の間に広がっていく世界。 いつまでも浸っていたいような心地よさだった。 「人は日々、今日を失う一方で、永遠は得られない。 その損失感を、自分だけの詩語が慰めてくれるだろう」

Posted byブクログ

2025/04/17

冬に、夏に、逍遥しながら思索する。透明な水のように美しい言葉で心に染み込む詩人のエッセイ。 ------------------- 誰が紹介してくれたのか忘れたのだけど、ちょっと気になっていた本。読んでみて驚いた。 著名な世界中の詩人の作品を引用しつつ綴られる思索の言葉たちが、と...

冬に、夏に、逍遥しながら思索する。透明な水のように美しい言葉で心に染み込む詩人のエッセイ。 ------------------- 誰が紹介してくれたのか忘れたのだけど、ちょっと気になっていた本。読んでみて驚いた。 著名な世界中の詩人の作品を引用しつつ綴られる思索の言葉たちが、とても透明度が高くて、美しくて、暑い日に飲む冷たい湧き水のように心に染み込んでくる。読んでいて泣いてしまいそうになる。自分の心が煤けてカサカサになっていたんだな、と気付かされてしまう。「心が洗われる文章」というのが本当にあるんだな、と思った。どの章も心地よかったけど、ハンセン氏病の隔離施設でボランティアをした時の話が印象的だった。 これは疲れた時に気が向いた一章だけ読んだりして、一生手元においておきたい本だと思った。

Posted byブクログ

2025/04/04

真夜中に舞う雪の結晶が朝の幻想の光を受けてきらめくように、凛と清らかで静謐でふわりと優しい。散歩を愛し、詩を愛し、季節の訪れや移り変わりをつぶさに綴る。私の感性に呼応し寄り添う言葉たち。大切に大切に読みました。愛する本。 惹き寄せられるように出会った『詩と散策』は冒頭から美しく、...

真夜中に舞う雪の結晶が朝の幻想の光を受けてきらめくように、凛と清らかで静謐でふわりと優しい。散歩を愛し、詩を愛し、季節の訪れや移り変わりをつぶさに綴る。私の感性に呼応し寄り添う言葉たち。大切に大切に読みました。愛する本。 惹き寄せられるように出会った『詩と散策』は冒頭から美しく、紡がれる情景や季節の移り変わり、出会った人々、散りばめられる詩たちがとても心地よく私の人生の大切な1冊に。 フェルナンド・ペソア、シモーヌ・ヴェイユ、エミリー・ディキンソン、シルヴィア・プラス、ボルヘスの詩が印象的でした。 〈くだらないと思う人もいるかもしれないが、私は生きていくうえで幻想は必要だと思っている。真実に目を背けず向き合うためにも、自分だけの想像を秘めておいたほうがいい。想像は逃避ではなく、信じる心をより強く持つことだから。〉―幻想を愛し信じ心の拠り所にしている私により深く響く言葉。(2023年3月12日読了)

Posted byブクログ

2025/02/12

「散歩」と「詩」を愛する著者によるエッセイ集。言葉が美しくて、思わず書き留めてしまう表現が次々と登場する。 『いくつかの丘と、一点の雲』では著者の散歩に対する考え方が良く表れていて、こんな気持ちで散歩できるといいなと思う。

Posted byブクログ

2025/02/01

詩や雪や散歩はもともと好きだが、この本でさらに好きになった。効率や生産性という概念から解き放たれる時間は愛おしい。図書館で借りてカフェで読んだが、これは手元に置いて一人でそっと読んでおきたい一冊だった。何気ない日常をこんな風に文字で表現できるなんて。最初から最後まで静かな本だけど...

詩や雪や散歩はもともと好きだが、この本でさらに好きになった。効率や生産性という概念から解き放たれる時間は愛おしい。図書館で借りてカフェで読んだが、これは手元に置いて一人でそっと読んでおきたい一冊だった。何気ない日常をこんな風に文字で表現できるなんて。最初から最後まで静かな本だけど、そっとあたたかい勇気をもらえた気がする。少し心が荒んでしまった時に、もう一度手にしたい。自分自身も含めて大切な人に贈りたい一冊だった。

Posted byブクログ

2025/01/02

ミニマリストなので、本を一冊も家に残しておかないのだけど、この本は今のわたしに最もフィットしていてると確信して、購入しました。図書館で借りて読んだ本を、わざわざ書い直したなんてはじめて。 家事・育児に一生懸命で読書に目の向かない毎日だけれど、この一冊をいつもそばに置いて、ちょっと...

ミニマリストなので、本を一冊も家に残しておかないのだけど、この本は今のわたしに最もフィットしていてると確信して、購入しました。図書館で借りて読んだ本を、わざわざ書い直したなんてはじめて。 家事・育児に一生懸命で読書に目の向かない毎日だけれど、この一冊をいつもそばに置いて、ちょっと時間ができた時に読むことにしようと思います。もう、この1年はこの1冊でいいやって思えた。それも初めての経験です。

Posted byブクログ

2024/11/18

静かで美しくほの悲しい その悲しさは誠実で優しい 私も自然の一部になりながら生きたい そんな気持ちになった。 いつも同じエネルギーでなくていい その場所、その時、その状況に 風のように雪のように雲のように 何かに決めつけられるのはやめよう 自分を決めつけるのもやめよう 心は流れに...

静かで美しくほの悲しい その悲しさは誠実で優しい 私も自然の一部になりながら生きたい そんな気持ちになった。 いつも同じエネルギーでなくていい その場所、その時、その状況に 風のように雪のように雲のように 何かに決めつけられるのはやめよう 自分を決めつけるのもやめよう 心は流れに任せよう 心が透明に近づいた一冊でした。

Posted byブクログ