ルポ 歌舞伎町 の商品レビュー
評判が良かったので読んでみたが、ほとんどが風俗嬢とホストの話。読んでいて気分の悪くなるエピソードも多かったが、普段関わることない世界を知ることができて良かった。 ストーカー退治のチャーリーの話は面白かった。
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歌舞伎町関連の本の中では1番好きかな。 どんな人でも受け入れてくれる歌舞伎町の懐の深さを感じた。 続編、楽しみにしてます。
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自分には絶対にできないからこそ読む価値のある一冊。読書の価値の一つとして自分はしない経験ができることがあると考えています。本書はその最たるものだと思いました。あなたは、危ないと言われているところに、興味を持って住めますか?これやったら犯罪だなというところまで入り込めますか? わた...
自分には絶対にできないからこそ読む価値のある一冊。読書の価値の一つとして自分はしない経験ができることがあると考えています。本書はその最たるものだと思いました。あなたは、危ないと言われているところに、興味を持って住めますか?これやったら犯罪だなというところまで入り込めますか? わたしは、本書がおもしろかったのでキンドルで別のシリーズをダウンロードするくらいのめり込みました。ルポなので、最後ハッピーエンドになるわけではありません。もちろん「それって自分で選んだんだよね?」といったらおしまいな場面もありますが、そういう世界でしか生きていけない人がいるということを知れました。 本書をとおして流れてくる言葉は「欲と金」という単語でした。 ■ホス狂い 初めてみた単語でした。ホストが悪いとか女が悪いとかそういう次元じゃなくて、なんでそうなるの?という感じなのですが、それが現実に起こっているのは事実。 ■犯罪と紙一重の生活 ここに書けないような話ばかりです。本書を読むと警察のTV番組って警察目線なのもありますが、安全だなと思わされます。また、このまちに意外と通勤列車に乗っているような人が来て愉しんで、トラブルに巻き込まれるところまでも日常の1つなんだなと改めて思い知らされました。 ■続きも読みたい 自分は手を下していないのになんか申し訳ない気持ちもあるのですが、後半の写真家や著者のあとがきにあったとおりこの町がどう変わっていくのか見ていきたいと思わされました。著者には安全に気をつけてもらって、引き続き作品を出していってほしいなと思います。 ■この手のノンフィクションがお好きな方は アンダーグラウンド/村上春樹 はおすすめです。 ある有名な宗教団体の信者とのインタビュー本です。 わたしの感想:https://booklog.jp/users/rocobooks/archives/1/4062639971
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YouTubeで知った國友公司さん。 歌舞伎町のあれこれ取材のためにヤクザマンションに入居してしまうとは…。 その辺のありがちな特番よりもずっと身に迫るものがありました。何てったって住人ですから。 ルポってジメジメ悲観的な印象を受けてしまうのであまり得意ではないのですが、國友さん...
YouTubeで知った國友公司さん。 歌舞伎町のあれこれ取材のためにヤクザマンションに入居してしまうとは…。 その辺のありがちな特番よりもずっと身に迫るものがありました。何てったって住人ですから。 ルポってジメジメ悲観的な印象を受けてしまうのであまり得意ではないのですが、國友さんの文章はさら〜としていてとても読みやすいのでルポ苦手な人にはお勧めしやすいかなって思いました。
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歌舞伎町の裏側を書いた本。。 ヤクザマンションに著者が実際に住んで、 取材を行っています。 ホスト、風俗嬢、ヤクザ、マフィア、 色々な話が書いてあります。 中でも、風俗嬢とホストの 関係が非常に印象的でした。 ホストにハマっている人(ホス狂い)は 風俗嬢が9割だそうです。...
歌舞伎町の裏側を書いた本。。 ヤクザマンションに著者が実際に住んで、 取材を行っています。 ホスト、風俗嬢、ヤクザ、マフィア、 色々な話が書いてあります。 中でも、風俗嬢とホストの 関係が非常に印象的でした。 ホストにハマっている人(ホス狂い)は 風俗嬢が9割だそうです。 ホストを支えているのは風俗嬢、、 弱者男性からお金を搾取して、 ホストに貢ぐ。。 世の中のお金って、 そうやって循環してるんでしょうね。。 まぁ読んで損はない作品だと思います
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以前、歌舞伎のホス狂いに特化して取材された本を読んだが、この手の本はストリートビュー片手に読むと面白さが倍増する。本に出てくる道や建物の名前をストリートビューで見ると、画面上ではさほど危険がある様には見えないのだが、それは昼なの顔なのだろう。 行こうと思えば誰でも行ける場所に、エ...
以前、歌舞伎のホス狂いに特化して取材された本を読んだが、この手の本はストリートビュー片手に読むと面白さが倍増する。本に出てくる道や建物の名前をストリートビューで見ると、画面上ではさほど危険がある様には見えないのだが、それは昼なの顔なのだろう。 行こうと思えば誰でも行ける場所に、エロだけでなく薬物や暴力、貧困など別世界の様にも思える顔がある。フィクションじゃなく全て事実。凄まじいエネルギーだと思った。 あと、人気シリーズの某ゲームはかなり歌舞伎の歴史を調べた上で作られていたんだな〜なんて思ったりした。
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大胆にも暴力団の事務所が複数入居している通称「ヤクザマンション」に居を構え、仮初の愛とカネが交差する欲望の街、『歌舞伎町』の実情を見つめて書かれた一冊。 昭和の面影を残す抜け道に関するエピソードや、歌舞伎町と言えば勿論欠かせないであろうホストや風俗嬢(ホス狂い)の話も書かれている...
大胆にも暴力団の事務所が複数入居している通称「ヤクザマンション」に居を構え、仮初の愛とカネが交差する欲望の街、『歌舞伎町』の実情を見つめて書かれた一冊。 昭和の面影を残す抜け道に関するエピソードや、歌舞伎町と言えば勿論欠かせないであろうホストや風俗嬢(ホス狂い)の話も書かれている。 だが、個人的にはコンカフェ嬢や風俗嬢に熱心に入れ込んだ結果ストーカー化してしまった悪質な客を退治するチャーリー氏の章は非常に興味深かった。彼曰く、こういったケースでストーカーとなる人物は大体の場合に思い込みが激しく、女の子によるマメな営業活動を勝手に好意に変換してしまうのだという。 (わたしも随分前の話にはなるが、所謂メイド喫茶でアルバイトをしていたことがあり、その際は顧客との関係性や適切な距離の築き方に思い悩んだことがあるのを思い出し、少々懐かしく感じた。メイド喫茶やコンカフェに通う男性客は、異性とのコミュニケーションに不得手な人が多い。故に、優しく接しすぎるとそこから必要以上の好意的な感情を見出し、店として提供できるサービス外の要求をされることがある。しかし、逆に冷たくすると落ち込んで姿を見せなくなってしまうので、なんともちょうど良い塩梅を見出すのが難しい。思い返せば、安定した売上を出しているメイドの先輩はそうした多少厄介な節のある顧客を上手く宥めたり、時に諌めたりしながら店へ繋ぎ止めていた。対人コミュニケーションが上手すぎると思う。) 悪質なストーカーによる殺傷事件が絶えない中、チャーリー氏は依頼人である女性からは一切金銭を受け取らない他、自宅の場所を押さえられてしまった場合は、ストーカーの魔の手から逃れるための一時的なシェルター(仮住まいとなるアパート)までもを提供している。 コンカフェ店舗の近くに車を停め、"推し"の出待ちを図るストーカー客。本人はあくまで純粋に彼女を好いており、忠実な騎士の如く無事に家に帰り着く姿を見守っているという思考でいるらしい。故に、自分が悪質であることに無自覚なのが厄介だ。そして「見守る」という行動は残念ながら、直接的な危害を加えたとは見なされない。なので、警察は動かない。どんなに薄気味悪い行動を取っていても、彼らが明らかな他害行為に走らなければ、動けないのだ。 ならば、その何かが起きてしまう前に自分が動くと言うチャーリー氏。最悪の場合は捕らえたストーカーから一銭も取れないケースもあるようだが、自身の手元に何も残らなくても女の子を救えたことが嬉しいと語る彼からは、著者同様にわたしも人情味を感じた。章内で書かれているストーカーを捕らえて懲らしめるチャーリー氏の行為は、勿論「やってはいけないこと」のカテゴリーに入るのだが、それを一概に責めることはできない。なぜならこうした彼の(黒に近い)グレーな制裁行為により、厄介なストーカーおじさんが悔い改めることで犯罪者の発生を抑止している他、今日も何人もの女の子が救われていると思うからだ。 ストーカーはダメ、絶対。
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あの時代の歌舞伎町、テレクラの宣伝音が通りという通りに大音量で鳴り響き、街角にはルーズソックスの女性、大久保公園の周りには東南アジア系や中南米系とおぼしき女性が立ち、風林会館と明治通りの間は今よりずっと暗くて怖かった。 街の喧騒に疲れた時、ハイジア2階にあったL.L.Beanに入...
あの時代の歌舞伎町、テレクラの宣伝音が通りという通りに大音量で鳴り響き、街角にはルーズソックスの女性、大久保公園の周りには東南アジア系や中南米系とおぼしき女性が立ち、風林会館と明治通りの間は今よりずっと暗くて怖かった。 街の喧騒に疲れた時、ハイジア2階にあったL.L.Beanに入ると癒されたなー。 グリーンプラザは終電逃した時に居心地良くて便利で良かった。カプセルもあって新宿のどのサウナよりも安全な気がしたな。 バッティングセンター、今も残ってて良かった。 歌舞伎町がホストの街と化した分、秋葉原や新橋が風俗の街と化して来たのかな。 脈絡のない感想ですが、当時の歌舞伎町にはたくさん思い出があるので、色々興味深い本でした。
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自分の知りえない世界の話にとても興味を覚えるし、話もおもしろいのだが、想像を超えるかというとそうでもなかった。
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歌舞伎町にあるヤクザマンションに住み、歌舞伎町に潜り込み、現在の歌舞伎町を描き出すルポ。 元怒羅権のウェイ、スカウトの正木、歌舞伎町の黒人イブラヒム、キャバ嬢兼風俗嬢のアユ、買春中毒のギャラクシー、ゲイのラブホテル清掃員のゴーグルマン氏、拉致監禁のプロ・チャーリー、歌舞伎町伝説...
歌舞伎町にあるヤクザマンションに住み、歌舞伎町に潜り込み、現在の歌舞伎町を描き出すルポ。 元怒羅権のウェイ、スカウトの正木、歌舞伎町の黒人イブラヒム、キャバ嬢兼風俗嬢のアユ、買春中毒のギャラクシー、ゲイのラブホテル清掃員のゴーグルマン氏、拉致監禁のプロ・チャーリー、歌舞伎町伝説のカメラマン篝一光氏。 この取材先の面子の羅列だけで面白そう、と興味を引かれた。 場所柄もあるかもしれないが、著者の取材力なのか、非常に濃いルポタージュ。 正直自分とは全く関係のない話としか思えないが、今もこんな世界が繰り広げられているのかと興味深かった。 一生をささげてしまったり、のめり込んでしまう人達がいるのも納得の、唯一無二の街なのだろう。 歌舞伎町に魅せられてしまった著者にはぜひこれからも歌舞伎町を追い続けて、20年後の歌舞伎町も同じようにルポを見たい。
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