答えを急がない勇気 の商品レビュー
すぐには答えが出ないことってたくさんあって、でもどうしても時間がかかること、はっきりしないことは避けられがち。そこにネガティブ・ケイパビリティという言葉、スキルというラベルがつけられることによってコスパ、タイパを意識せざるを得ない今の時代に釘を刺してくれているような、そんな考え方...
すぐには答えが出ないことってたくさんあって、でもどうしても時間がかかること、はっきりしないことは避けられがち。そこにネガティブ・ケイパビリティという言葉、スキルというラベルがつけられることによってコスパ、タイパを意識せざるを得ない今の時代に釘を刺してくれているような、そんな考え方だなと思う。
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素早く問題を処理することが求められ、賞賛される現代において、あえて「不確実な状態に耐え、素早く問題を処理しない」必要性を説く本。 個人的には、とても学びの多い本だった。 冒頭の説明だけだと時代に逆行した内容のように思われるが、著者は素早く解くべき問題とそうでない問題を峻別し、前...
素早く問題を処理することが求められ、賞賛される現代において、あえて「不確実な状態に耐え、素早く問題を処理しない」必要性を説く本。 個人的には、とても学びの多い本だった。 冒頭の説明だけだと時代に逆行した内容のように思われるが、著者は素早く解くべき問題とそうでない問題を峻別し、前者に対しては問題解決力(=ポジティブ・ケイパビリティ)、後者に対しては不確実性に耐える能力(=ネガティブ・ケイパビリティ)を発揮すべきと主張する。 不確実な状態に置かれると強い不安に襲われ、逃げてしまう自分にとっては、色々と学びの多い内容だった。 正直、ネガティブ・ケイパビリティをどのように鍛える具体的な方法については、本書を読んでも「これだ」というものを見つけられてはいない。 それでも、ネガティブ・ケイパビリティという概念を知れたことだけでもかなりの収穫があった。
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日立出張帰りに偶然出会った本。 ・無知の技法に、キーワードとしてあったような、、、というきっかけで気になっていたので購入。 ・あんまり論理的ではなく、納得感が薄い。
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