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コロナ漂流録 の商品レビュー

3.4

22件のお客様レビュー

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2024/09/18

コロナ三部作完結編 巻末の参考文献を見て、 大阪ワクチン失敗、75億の損失が事実だと知った。 どこまでがフィクションで、どこが事実を踏まえているのか、わからないまま読み進めた。 官僚体質、政治と金の癒着、利権、マスコミ情報操作 話題になってもいつのまにか、うやむやに...

コロナ三部作完結編 巻末の参考文献を見て、 大阪ワクチン失敗、75億の損失が事実だと知った。 どこまでがフィクションで、どこが事実を踏まえているのか、わからないまま読み進めた。 官僚体質、政治と金の癒着、利権、マスコミ情報操作 話題になってもいつのまにか、うやむやになっていることが、いかに多かったのか気づかされた。 もっと、知ろうとしないといけないなぁ 田口、白鳥のいつものコンビや、別宮、天馬、彦根、加納電脳捜査官に加えて、 村雨、梁山泊のメンバーと、白鳥の麻雀仲間の四天王 新たなメンバーも登場。

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2024/09/06

<目次> 1章衝撃の提案2022/6/3 ー 終章天災と人災2023/1/15 2/23/5/5第1刷発行 書き下ろし 元首相の暗殺~国葬~ 万博~ワクチン開発~機能性食品~統一教会

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2024/08/18

恒例のシリーズ 安定で面白いけど、現実社会への理解が足りないなあと思う 政治に無関心ではいられないなあとも 登場人物がしっかり歳をとってるのが感慨深いし、桜宮にいない人たちのイマも読みたいなあと思った

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2024/07/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

コロナ禍の現代を描く3部作完結編。 前作まではコロナへの医療従事者の苦闘、政治における功罪を描いていたが、本作は2022年の元首相暗殺から2023年の初頭までの話で、メインは元首相の負の遺産や現首相の手腕のなさと政官民のズブズブを一刀両断にて書き捨てています。 時に驚いたのは「機能性表示食品」に対する攻撃で、金儲け主義の制度と断罪して、機能性や安全性へのリスクを警告しているのが現在の紅麹菌の問題の予言的になっていることです。 他にも五輪汚職と万博汚職の相似形や、宗教団体の献金問題と与党第一党との癒着の問題など、元首相がいなくなったために表ざたになり、その根の深さに現在も日本中が右往左往している予兆も書かれています。 とはいっても、元首相暗殺犯に対してはしっかり裁判を経る必要性も説いていて、バランスはとっているように感じました。 自分も、元首相の暗殺がなければこんなに早く政治の膿は出せなかったと思うものの、膿を出すのに時間がかかったかもしれないが、暗殺がなかったほうがよかったとも思います。 この桜宮サーガに連なる現在進行小説は形を変えて1~2年ごとに発行されそうな気がしますが、ちょっと時間をおいてから呼んだほうがよいかもしれないと思いました。

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2024/05/12

(あらすじ) 2022年7月――コロナ新規感染者は一日10万人を超えていた。 第7波、第8波と、波状攻撃で新型コロナウイルスは日本社会に襲いかかる。 医療現場は医療崩壊の状況を超え、今や「医療麻痺」に陥っていた。 その頃、ホスピス病棟とコロナ病棟の責任者を兼務している田口公平は、...

(あらすじ) 2022年7月――コロナ新規感染者は一日10万人を超えていた。 第7波、第8波と、波状攻撃で新型コロナウイルスは日本社会に襲いかかる。 医療現場は医療崩壊の状況を超え、今や「医療麻痺」に陥っていた。 その頃、ホスピス病棟とコロナ病棟の責任者を兼務している田口公平は、新任の中堅医師・洲崎に手を焼いており、この問題を解決するため、禁断の一手、厚生労働省の白鳥圭輔を東城大に召喚するが……。 前作の2冊を読んでいるので 忘れないうちに…と思い図書館で借りました もう、1年も前に発行されたんですね もう少し早く読んでいれば 感想もまた違ったかもしれませんが あぁ…そんな事もあったなぁという感じでしょうか… バチスタシリーズを読んでいれば もっと楽しめたのかなぁ…? ちょっと政治色が強くて 読んでてだんだんしんどくなってきました コロナ の影響で とても潤った人、そうでない人、格差は一段と広がったのではないかな?と思っています

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2024/01/18

面白かった(^^)面白かったけれど、いくらフィクションでもここまで書いて良いの?(゜゜;)とドキドキしちゃう(--;)これでコロナシリーズは完結だけれど、続けようと思えばズルズルと続けられそうな…(^^;)

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2023/12/07

このシリーズは読んだことがなかった。作者の追及の姿勢に圧倒された。こうしてみると、ここ数年に渡ってのコロナ禍には、怒涛のように色々な出来事が押し寄せてきたのだな。コロナウイルスは身体を蝕むものであると同時に社会の膿をも出すのかもしれない。長期安倍政権下での「中抜き」や「不正補助金...

このシリーズは読んだことがなかった。作者の追及の姿勢に圧倒された。こうしてみると、ここ数年に渡ってのコロナ禍には、怒涛のように色々な出来事が押し寄せてきたのだな。コロナウイルスは身体を蝕むものであると同時に社会の膿をも出すのかもしれない。長期安倍政権下での「中抜き」や「不正補助金」にすっかり慣れきってしまった私たち。驚きも憤りさえもしない不感症の日本国民、それがウイルスよりも恐ろしい。新型コロナウイルスに特効薬が見つからないのは、社会の不正につける薬がないのと同じだ。

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2023/10/08

"コロナ黙示録"、"コロナ狂騒録"に続く第三段。 コロナ対応に加え、狙撃された安保元首相の国葬儀を英国女王の国葬と比べて偽国葬だ揶揄したり、狙撃犯の奉一教会とのかかわり、宗教法人の解散をめぐる問題などが描かれ、どういう形で終わるのかと、途...

"コロナ黙示録"、"コロナ狂騒録"に続く第三段。 コロナ対応に加え、狙撃された安保元首相の国葬儀を英国女王の国葬と比べて偽国葬だ揶揄したり、狙撃犯の奉一教会とのかかわり、宗教法人の解散をめぐる問題などが描かれ、どういう形で終わるのかと、途中まではワクワクしながら読み進めた。 現実世界でも(?)、まだ結論の出ていない状態ということもあるのか、二作目までほどのスッキリ感はなく、少しモヤモヤが残る終わり方だったが、それでもこれだけのことを書き込んだ作品、著者はスゴい!

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2023/09/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

コロナ禍の出来事をに桜宮サーガ 落としこんで今までの登場人物が 出てくるところは読んでてすごく 面白かった。ただ、医療制度を訴える 海堂さんの作品は好きだが、ここまで 政治批判が前に出されると、 政治と医療の関係もわかるけどちょっと もうおなかいっぱいだった。わたしが読むか 読まないかは別としてそこまで書くなら ドキュメンタリー小説として出して、 田口・白鳥シリーズはもう少しライトな 作品が読みたいです。 冒頭はこれまでのコロナを振り返った 内容だったので専門用語や長ったらしい 肩書などなかなか読むピッチが 上がらなかったんですが、不思議と白鳥が 出てきたあたりからテンポアップ 相変わらずな感じでよかった。 コロナやそれにまつわる政治の関係で その後の桜宮サーガが読めたけど、 もし次があるなら政治批判は薄めがいいかな。

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2023/09/03

 このシリーズ、楽しみにしてました!前の2作でハマって、この作品は最終作だって…どんな風な落としどころになっていくのか…だって、今でもってコロナが収束したとは決して言えないし…。とか、考えちゃう方が混乱のもとなのかな…なんだろ、残念なことに期待通りの読了感を私は得られませんでした...

 このシリーズ、楽しみにしてました!前の2作でハマって、この作品は最終作だって…どんな風な落としどころになっていくのか…だって、今でもってコロナが収束したとは決して言えないし…。とか、考えちゃう方が混乱のもとなのかな…なんだろ、残念なことに期待通りの読了感を私は得られませんでした。前2作と読んでから、この作品を手にするまで間が長くなっちゃったからかな…。  ストーリーは2022年7月から2023年1月の期間が描かれています。東城大学医学部付属病院で、コロナ病棟とホスピス病棟の責任者を兼務している田口公平は、新たに赴任してきた洲崎の対応に困惑し、厚生労働省技官の白鳥に声をかけるのだが…。  元首相の襲撃事件、国葬儀、特定保健用食品、オリンピックや万博、ワクチンやコロナ治療薬…フィクションなので個人名も言い回しも変えているけれど、いっぱいいっぱい詰め込まれた感じで…私には読みにくくそして理解もしにくかったので残念でした。田口医師と洲崎医師(暴走ラッコ)、白鳥技官のやり取りは面白かったです。

Posted byブクログ