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透明な夜の香り の商品レビュー

4.2

578件のお客様レビュー

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    226

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2026/04/14

暗く透き通った静謐な雰囲気が漂う物語。すごく好き。借りて読んで、自分の本棚に置いておきたくて買った。香りのノイズのない静かな場所で読むのがピッタリ。

Posted byブクログ

2026/04/14

文章から香りを感じるという初めての体験をした。 終始美しく繊細な文体で、その場の香りや景色だけではなく、登場人物の人間性や人生までもを鮮やかに思い浮かばせる手腕に、いつの間にかのめり込むように読み進めていた。 こんなに素晴らしい作品に出会えて良かった。

Posted byブクログ

2026/04/14

美しい描写から香りだけでなく五感すべてを感じとれるような文章、きれいなものだけでなく、人間の影の部分や生々しさもしっかり読み取れる。体調だけでなく感情や嘘も嗅ぎとってしまう、すごい才能の天才だけどなんて生きづらいことだろう。幸いなのは周りの人たちが良き理解者であること。 彼等はこ...

美しい描写から香りだけでなく五感すべてを感じとれるような文章、きれいなものだけでなく、人間の影の部分や生々しさもしっかり読み取れる。体調だけでなく感情や嘘も嗅ぎとってしまう、すごい才能の天才だけどなんて生きづらいことだろう。幸いなのは周りの人たちが良き理解者であること。 彼等はこれからどうなっていくのだろうか続編があるのなら読んでみたい。

Posted byブクログ

2026/04/12

香りの纏う、空気、色が丁寧に表現されている 朔にとって香りは感情であり、言葉でもある 紺色の声、嘘の香り、緑あふれる菜園

Posted byブクログ

2026/04/07

執着と愛着。  執着はもう自分しか見えなくなっている状態。 なるほどと思う。 愛着が執着になって、厭わしく思われることを恐れて変化を止めた気持ちはとても理解できる。その上であなたがいなくなってから紅茶の味が違う、香りは変わらないのに。と表現された気持ちの動きが、とても美しい、繊細...

執着と愛着。  執着はもう自分しか見えなくなっている状態。 なるほどと思う。 愛着が執着になって、厭わしく思われることを恐れて変化を止めた気持ちはとても理解できる。その上であなたがいなくなってから紅茶の味が違う、香りは変わらないのに。と表現された気持ちの動きが、とても美しい、繊細な、生々しく表現されてて、締め付けられる思いだった。

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2026/04/05

文章全体にしっとりとした色気があって美しくて、仄暗さのなかにも温かみがある。独特の世界観に引き込まれた。構成も読みやすかった。 匂いを文章で表現するのも、出てくる料理や飲み物も全部がおしゃれで、それが良い意味で現実感がなく、ディズニー映画を観ているような感覚にもなった。 いつのま...

文章全体にしっとりとした色気があって美しくて、仄暗さのなかにも温かみがある。独特の世界観に引き込まれた。構成も読みやすかった。 匂いを文章で表現するのも、出てくる料理や飲み物も全部がおしゃれで、それが良い意味で現実感がなく、ディズニー映画を観ているような感覚にもなった。 いつのまにか惹かれあってた2人が離れてしまった展開には切なくて胸が苦しくなったけど、再会エンドでよかった…!このあとどんな言葉をかわしてどういう関係性を築きあげていくのかとても気になる。

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2026/04/05

しっとりした、夜や雨の日に読みたくなる1冊。 香りをテーマに色んな事を知り、感じる事が出来て素敵な話だった。

Posted byブクログ

2026/04/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「赤い月の香り」から読んでこちらに。 感情さえも匂いとして感じ取る調香師の朔と彼の相棒の新城、庭を手入れする源さん。森の奥の洋館で暮らす彼らのもとに雇われた一香は通う。 唯一無二の香りをもとめてやってくる依頼者たちが求める香りはどれもこれも個性的で。 文章に現れる言葉から香りを感じるような不思議な世界観。

Posted byブクログ

2026/04/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

文庫には小川洋子の解説がついたんだ。 図書館で借りて読んで所有したくて買った。続編が文庫になるのを待ってたら三作目も出るという。 どのページのどこを切り取っても退屈なところのない作品、というかこの作者の作品は大体そう。 安心してどっぷりと浸れる。 ハーブやスパイス、植物が好きだからなおさら好ましかった。 洋館っていうだけでもう好み、金持ちの身分を隠した庭師がいるなんて、あー素敵。

Posted byブクログ

2026/04/02

調香師のお話ということで綺麗なお話になることを想像しましたが、残酷な性質だと思わされました。でも全体を通して匂いを想像しながら読み進めるという新感覚な体験や、主人公たちの人間関係の変化、各章に出てくる謎が解けていく様に最後まで楽しんで読めました。人によっては想像するのがキツイ部分...

調香師のお話ということで綺麗なお話になることを想像しましたが、残酷な性質だと思わされました。でも全体を通して匂いを想像しながら読み進めるという新感覚な体験や、主人公たちの人間関係の変化、各章に出てくる謎が解けていく様に最後まで楽しんで読めました。人によっては想像するのがキツイ部分もありますが、あまりない題材なのでこの評価にしました!

Posted byブクログ