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レッツゴー怪奇組(4) の商品レビュー

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2024/05/26

怪奇組組長・メチャ子を狙う勢力が次から次に押し寄せる4巻。 恋慕の情を拗らせたドッペルゲンガー(ロリコン)に節操無しの品性無しのゆきんこ、ナイスバディを取り戻したシュラ子。 それ以外にも怪奇が盛りだくさん。尿意に取り込まれし悪霊、手に尿をひっかけしハムスターの霊、ノルマに追われ...

怪奇組組長・メチャ子を狙う勢力が次から次に押し寄せる4巻。 恋慕の情を拗らせたドッペルゲンガー(ロリコン)に節操無しの品性無しのゆきんこ、ナイスバディを取り戻したシュラ子。 それ以外にも怪奇が盛りだくさん。尿意に取り込まれし悪霊、手に尿をひっかけしハムスターの霊、ノルマに追われし死神、自意識をこじらせしやかん。などなど。 私が一番好きな話は《第41話 アイ・ミミズ・ユー》。人を見た目で判断してはなりませぬ。というかメチャ子は押し入れの中でしらたきをどうしようとしていたのか。 面白かったんだけど、既刊と比べるとちょっと大人しかった気がしたかな。けど《七不思議》シリーズの謎の少女が気になる。オカルト研究会の子は取り込まれた後はどうなったのか。 人気投票がカオス。4位サインポール、8位カッパ巻き、14位中空軽量プロペラシャフト。 1刷 2024.5.26

Posted byブクログ

2023/05/10
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※このレビューにはネタバレを含みます

 第一回人気投票が発表された4巻である。  めでたく彼が首位を取るも、2位のメチャ子とは僅差。第二回も彼が首位を守り続けるかは神のみぞ知る。  シュラ子幼女(3位)やオカルト研究会代表(5位)、4巻登場のゆきんこ(6位)といった人気が理解できる女性キャラが上位にランクイン。  一方、サインポール(4位)、カッパ巻き(8位)、カニチャーハン(10位)といった面々が上位なのは、さすが怪奇組だろう。  っていうかシュラ子本体、ゆきんこどころかサインポールにも負けてて、読者は草を生やすポイントである。(7位)  さて、今回も楽しく読ませて頂いた。  描き下ろしでさらなる(人気が出そうな)キャラが顔を見せているが、「何色が好き?」(34話)のように有名な怪談(都市伝説?)なども収録されている。  幽霊見たり枯れ尾花の「悪霊くん」(33話)、あるいは怪談風味のオチが味わい深い「友よ、さらば」(35話)など、相変わらず良い味の怪談が勢ぞろいだ。  ホラーテイストが色濃い「遠まわり」(38話)、やかんを巡る優れた掌編の「何者」(37話)と、幅も広い。  その一方、少しインパクト面ではやや弱さも感じてしまった。  今少し胸に迫るような人情エピや、あるいは恐怖を催す本格派エピが一つ欲しかった印象がある。  誤解のないよう付け加えるが、全体を通して面白かったのは間違いない。  ただ、「このエピが白眉だった」と言いづらい、ある種の安定感があった巻だと思う。  というわけで、今回は星四つ半相当と評価したい。  シュラ子が色っぽいので(※ドッペルゲンガー含む)、そこで星半個足すか悩んだが、ここは素直に評点しておいた。  ただ、冒頭の31話表紙のシュラ子は本当に色っぽくて素敵なので、個人的にお勧めしたい。

Posted byブクログ