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法廷遊戯 の商品レビュー

3.9

235件のお客様レビュー

  1. 5つ

    56

  2. 4つ

    109

  3. 3つ

    55

  4. 2つ

    7

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2024/02/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

世の中の理不尽と自己保身、責任の取り方について色々と考えさせられた。 謎や気になる点が色んなところへ散りばめられてそれが徐々に明かされて行き話の終着点が見えたと思ったところでもうひと展開あったのが面白かった。 ラストの一文を読んでからの余韻も心地よかった。 ただセイギと実鈴の施設時代の関係の深さがあればもっと話に入り込めたような気もする。

Posted byブクログ

2024/01/29

テンポがよく、続きが気になるし、何が明らかになっていくかハラハラした。 エンターテイメント感が満載で、最初から最後まで入り込めたし、漫画化や映画化になるのがよくわかった。

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2024/01/27

知識がないから何回も読み返したので、相当時間が掛かった 後半につれて予想をどんどん上回る展開に 楽しめたけど、ハードルが高かったかな

Posted byブクログ

2024/01/27

3.7 4月からロースクールに進学予定なので読んでみた。 著者が弁護士さんなので、訴訟当事者の雰囲気を掴めたり、刑事裁判の手続きなどについても信頼して読める。 んー、全員が報われないというか… ラストは二転三転して最後まで楽しめました。

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2024/01/24

法律を知ることの面白さを知りたいと感じた小説。 先に不可逆少年を読んでいたので、ヒット作の法廷遊戯楽しみにしていました。 現在、弁護士さんとしてお勤めされている作者さんだからこその描写に、私も主人公たちと一緒に緊張やワクワクを味わうことができました。

Posted byブクログ

2024/01/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

かおるの「頭がいい」描写が丁寧だったので、某天才科学者シリーズのように(ネタバレなので題名は伏せます)自作自演だろうなとは思ったけれど、真犯人は一枚上手だった。あの状況でカメラに映っていない死角で殺すとは。 確かに父親の無実を証明するために自殺はやり過ぎたなと思っていたので物語的にはスッキリしたけれど、かおる含め家族が悲惨すぎないだろうか。 主人公とみれいは過去のことを踏まえても痴漢冤罪も、かおるを殺したことも許せず、最後まで感情移入できなかった。けれど(痴漢冤罪に関しては)2人とも罪と向き合えたことは良かったと思う。 しかし、底辺ロースクールで無辜ゲームなんてしたらあんなに盛り上がらない気がする。誰かがブチ切れて終わりだよね。

Posted byブクログ

2024/01/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

非常に面白かった。裁判を題材にした小説は初めて読んだが、著者が弁護士ということもあり、丁寧な説明が随所にあった。 終盤の裁判と並行して明らかになっていく事実、畳み掛けるような展開に一気に読み進めた。 罪を犯したものは「罪と向き合うか」、「制裁を受けて救済されるか」、道外報復は正しいのか。考えさせられる話だった。 ただ個人的には美鈴と清義、サクの3人で幸せに生きてほしかった。。。 作中通してクールな印象で描かれる美鈴が唯一感情を曝け出す最後。頑なに「キヨヨシ」と「セイギ」を呼び分ける。この辺りを考えると辛いなあ…

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2024/01/23

最後に明かされる真実。そこに至るまでの法律を駆使したロジカルなストーリー。お互いを想い、罪を受け入れ罰を受ける事を選んだ者と、罰を拒み罪を背負う事を選んだ者。論理的でありながら、感情的。久々に良書と思います。映画観てみたいが、上演館少ないのが残念。

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2024/01/23

ストーリーはとても面白かったが、法律用語が難しくてついていけない所があった。 映画も面白いらしいので、映画と原作の違いも見てみようと思う。

Posted byブクログ

2024/01/22

【2024年12冊目】 法律家を目指すべくロースクールに通う久我清義。そこでは時折「無辜ゲー厶」と呼ばれる模擬裁判が行われている。そこで審判者を務める結城馨は既に司法試験に合格している超優等生で、彼を軸にゲームは進む。月日は流れ、結城から「久々に無辜ゲームをしよう」との誘いがあり...

【2024年12冊目】 法律家を目指すべくロースクールに通う久我清義。そこでは時折「無辜ゲー厶」と呼ばれる模擬裁判が行われている。そこで審判者を務める結城馨は既に司法試験に合格している超優等生で、彼を軸にゲームは進む。月日は流れ、結城から「久々に無辜ゲームをしよう」との誘いがあり、ロースクールの模擬法廷に訪れた清義だったが、そこには思わぬ光景が待ち受けていた…。 なるほどね〜!どういう結末になるのかと思いながら読み進め、「なるほどね〜」の言葉が口をついて出ました、なるほどね〜。 時々、ストーリー展開に唐突感を感じるところがありましたが、一体どんな真相が隠されているのか全くわからず、ドキドキしました。ちゃんと納得できる動機づけがされていて、読者を納得させる建付になってたのも良かった。 映画化されることを承知しながら読んでて、「これは確かに映画向きかもしれん」とも思いました。 法律関連の話はやっぱり難しくてところどころ、宇宙猫の顔しながら読みましたが、なんとか理解できました。

Posted byブクログ