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あえてよかった の商品レビュー

3.6

19件のお客様レビュー

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2023/09/15

タイトルに惹かれて手に取ったものの…良かった! 学童が舞台なのですが、子どもたちと触れ合う職に就いていたこともあり、悩ましいことも嬉しいことも、もどかしいことも楽しいことも、かなり感情移入して読んでしまいました

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2023/08/28

生きる意味を見出せなくなった主人公の、再生と成長を描いた感動小説。 子供たちとの交流を通じて、心の傷を癒し、自己肯定感を取り戻す姿に勇気をもらいました ! 昭和と令和の子供の違いや、教育現場の大変さも描かれており、読者を深く考えさせる一作。

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2023/07/30

小学校の放課後クラブに昭和のおじさんが働くっていうコンセプトはいいんだけど、死んだ奥さんがでてくる設定いる?っていう感じで入り込めなかった。大地さんが信頼勝ち取っていって成長する話のほうがよかったな。

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2023/07/05

最愛の妻を失い、生き甲斐を失った男性が子供たちとの出会いをきっかけに生きる意味を見つける物語。 児童文学の巨匠とも言える村上しいこさんの作品。 読んでいくにつれて心が温まっていく不思議な感覚が味わえた。 是非、読んで欲しい。

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2023/06/29

妻の美月が亡くなり、生きる希望を失ってしまった58歳の大地。 夜になると美月と会話するのが日課となり、そこで「子どもを育ててみて欲しい」と言われる。 そこで学童保育で働き始めるのだけど、ここに来ている子達が、現代の問題をよく表している。 発達障害、不登校、離婚、愛着障害など、様々...

妻の美月が亡くなり、生きる希望を失ってしまった58歳の大地。 夜になると美月と会話するのが日課となり、そこで「子どもを育ててみて欲しい」と言われる。 そこで学童保育で働き始めるのだけど、ここに来ている子達が、現代の問題をよく表している。 発達障害、不登校、離婚、愛着障害など、様々な状況の子が登場し、ただ子どもを預かるというわけにはいかない難しさを感じた。 ただ、大地の年齢が58歳っていうのが最後までしっくりこなかった。 還暦前の男性ってこんな感じ?

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2023/06/24

小学生の相手は大変そうだなあと 読みながらしみじみ思った。 高校生も楽ではないが、 大変さの種類がまた違う。 学童の先生がいろいろなタイプに 描かれているのが良い。 実際、子供はいろいろなタイプの大人に 接して育ったほうがいいと思う。

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2023/06/11

有名な児童文学作家、村上しいこさんの一般向け作品ということで、読む前から楽しみにしてました。 主人公が58歳の大地、奥さんが美月、という名前であれれ?結構イマドキの名前じゃないかなと。 大地の言動にもちょっと違うよーと思うところ多々ありましたが、さすが村上しいこさん、最後はキ...

有名な児童文学作家、村上しいこさんの一般向け作品ということで、読む前から楽しみにしてました。 主人公が58歳の大地、奥さんが美月、という名前であれれ?結構イマドキの名前じゃないかなと。 大地の言動にもちょっと違うよーと思うところ多々ありましたが、さすが村上しいこさん、最後はキレイにまとまったてました。 学校が舞台の小説はよくありますが、学童保育が物語の舞台なのは新鮮でした。 しいこさんの作品は、やっぱり児童文学の方が好きです。

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2023/06/04

子どもは可能性に満ち溢れている。 その可能性に、どうやって大人が気付いて導いてあげるか、子どもの声を聞き取っていくか、改めて考えさせられました。 そして、可能性があるのは子どもだけじゃない。 大人になってなお、自分自身で気付かずにいることがある。 大切に思われていたり、思いもし...

子どもは可能性に満ち溢れている。 その可能性に、どうやって大人が気付いて導いてあげるか、子どもの声を聞き取っていくか、改めて考えさせられました。 そして、可能性があるのは子どもだけじゃない。 大人になってなお、自分自身で気付かずにいることがある。 大切に思われていたり、思いもしていないほどに周囲の支えになっていたり。 きっと誰もがひとりじゃない。

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2023/05/25

『死にたい、ですか』を読んで以来、約5年ぶりに手にした村上しいこさんの最新長編。 主人公は、妻に先立たれ、自暴自棄になった58歳の小野大地。 三日月の夜に現れる妻・美月と会話する事だけを愉しみに生きている。 亡き妻の願いで「子どもを育てる」の実践を頼まれてしまった大地は、学童...

『死にたい、ですか』を読んで以来、約5年ぶりに手にした村上しいこさんの最新長編。 主人公は、妻に先立たれ、自暴自棄になった58歳の小野大地。 三日月の夜に現れる妻・美月と会話する事だけを愉しみに生きている。 亡き妻の願いで「子どもを育てる」の実践を頼まれてしまった大地は、学童保育所で働く事を決意。 しぶしぶ始めたバイトだったが、様々な特性を持つ子や、親、先輩指導員と触れあう中で、自身の生きる意味を見出していく。 絶賛レビューが多いが、58歳の男性らしからぬ言動に違和感を覚え、予定調和的な結末にも物足りなさを感じた。

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